福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

「休日」

2011年02月09日 | 過去のBLOG記事

久々に、休日らしい休日を送りました。

月~土曜まで、フル回転に娘を
3つの保育所を渡り歩かせているわけなのですが、
さすがに日曜は入れないので、
今回は両親とも割り切って休みにしました。

娘と3人で出かけました。

午前中から動いたのですが、場所に着いたらもうお昼。

ファミレスでご飯。

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実は、子どもができるまで
あまり利用した事がなかったのですが、
子ども連れにとっては本当に便利ですね!

確実に、子ども椅子、子ども食器、
子どもメニューがありますもんね。

娘は食欲にムラがあり、
食べないときは本当に一口も食べてくれず(涙)、
かなり困るのですが、
この日は食欲旺盛でちゃんと完食してくれました。


さてさて、今回の目的は開催期間終了間近だった、
東京都現代美術館にて
「トランスフォーメーション」展を見てきました。

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美術館では、ベビーカーの貸し出しがあります。

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長時間抱っこは辛いので、本当に助かります。

展示品を触らないよう防御する効果もあります(笑)。

今回は映像作品が多く、
子連れでは、なかなかすべてを堪能するのは難しかったのですが
楽しい時間がすごせました。

個人的には、ヤン・ファーブルの作品がよかったです。

マシュー・バーニー作品もゆっくり見たかったのですが、
そこのお部屋だけ凄い人で、
ぐるっと回って終わりにしてしまいました。
映像、見たかった・・・。

娘は、ネコ映像作品
(トゥンガという作家の猫の毛をひげ剃りでそるもの)に
反応して喜んでいました。

快適な東京都現代美術館を後にして、
続いては、六本木ヒルズへ。

ちょっと小休止。

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気づいたら、自分で乗って座っていました。
娘もヒルズを堪能。

こちらでもベビーカーの貸し出しありです。

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マクラーレン&オーボールつきです。

森美術館の小谷元彦展です。

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とっても、よかったです。

小谷さんは、彫刻家とはいうものの、
いろいろな方法で表現されていて見応えがあります。

しかも、近年の作品に木彫作品があり、
やっぱりちゃんと彫れる方(←あたりまえ)で、
どれも徹底した美意識があって美しかったです。

ここでは、娘は入り口付近にあるバンビの剥製に「キャー!」と
歓声をあげて、みんなの注目を集めてしまいました。

彫刻作品なので、拘束力のあるベビーカーは必須ですが、
展望台の(おそらくバレンタインまで開催している)
プラネタリウムのために、
チケット売り場からカップルの大混雑。

動かないベビーカーと人の波に、すでにグズリ始める娘・・・。

こちらの展覧会場では、おおよそ10kgの娘を
抱えて観る事になりました。

抱っこされているとご機嫌なので、
そろそろ・・・、とベビーカーに乗せてみると、
「ふわっ~」と泣き始めるので、また抱っこ。

こんな時は、私でないとダメなのです。

以前の私は、10kgなものを抱えながら
展覧会会場を回るなんて考えられなかったのですが、
子どもがいるとできちゃうんですねー。

おー、こわっ!(笑)

ここぞとばかりに甘えんぼタイムな娘でした。

小谷さんの展示はまだまだ開催中、
お時間のある方はぜひどうぞ。


こちらは、お出かけ前。

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午前中のお昼寝タイムに入ったので、
一気に支度が進みました(笑)。

そして、いつもこうして上掛けの上から、
グラムが娘にくっついて寝るため
娘もなんか圧迫を感じて寝苦しそうなんです。

寄り添うだけならいいのですが、時々乗ってるしね。

この毛布もオーガニックコットンで肌障りがよく、
赤ちゃんの体温が暖かいという事も熟知しているので、
もっとも気持ち良くて、暖かい場所を貪欲に求めるグラムです。

右手前にあるゴミみたいなものは、へちまの破片です。

ヘチマボールをグラムにあげたら、
大喜びでひきちぎりまくったので、至る所に散乱しています。

特にこういう快適な場所で、
思う存分噛むのが至福の楽しみのようです。


娘の楽しみ。

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スタコラサッサ・・・。
最近は本当に袋が好きで、こうして腕にかけるのが流行っています。


そんな娘dayでした。

さてさて、今年ももう少しで宝生流「和の会」が開催されます。

演目に先立って、今年はこんなワークショップがあるそうです。
おもしろそうですねー。

今年の演目「鉄輪」は、あの貴船神社の丑の刻参りで有名な、
藁人形を般若がカーンカーンと釘を打つシーンでおなじみのお話なので、
ご存知の方も多いはず。

なかなか能装束を間近で見れる機会もありません。
ご興味のある方は是非~。



和の会ホームページから
http://www.hosho-wanokai.com/news/

◆鉄輪ワークショップ
「女が鬼になるまで~男子禁制の世界~」

第四回和の会公演「体感する能 KANAWA-鉄輪-」
開催に先立ち、恒例のワークショップを実施いたします。

自分を捨てた夫を呪い、鬼と化す女の物語「鉄輪」。

能楽師が、型や能装束の着付けをお見せし、
この物語を解説いたします。

また、ご参加の皆様にも、型を体験していただく予定です。
能の世界に初めて触れる方も、そうでない方も。

能楽の面白さ、そして「鉄輪」の世界を体感いただける、
またとないワークショップです。

女性同士で(もちろん男性も歓迎)お気軽にご参加ください。

日時:2011年3月12日(土)
時間:(1)14時開始 (2)18時開始
    ※各回30分前から受付開始、約2時間の実施予定
場所:目白庭園 赤鳥庵(JR目白駅徒歩5分)
定員:各回30名様程度
講師:シテ方宝生流能楽師 高橋憲正、澤田宏司ほか(予定)