10月18日(火)のつぶやき

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10月17日(月)のつぶやき(読んだ本、『S倉迷妄通信』 再読)

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9月に読んだ本

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:6528ページ
ナイス数:185ナイス

悪魔の見習い修道士 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)悪魔の見習い修道士 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)
読了日:9月30日 著者:エリスピーターズ
妖精が舞い下りる夜 (角川文庫)妖精が舞い下りる夜 (角川文庫)の感想
懐かしく再読。本整理中の寄り道。金井美恵子の短篇を遡って読むようになったり、魚住陽子の作品と出会うきっかけになったエッセイ集だった…と思い出した。小川さんご自身の初期の作品についての文章も多いし、まだ若かりし頃(途中で、“とうとう三十歳になってしまった”…と。おお)の“書きたい”という思いが直に伝わってくる。
読了日:9月29日 著者:小川洋子
虚構の男 (ドーキー・アーカイヴ)虚構の男 (ドーキー・アーカイヴ)
読了日:9月28日 著者:L.P.デイヴィス
紅茶と薔薇の日々: 森茉莉コレクション1食のエッセイ (ちくま文庫)紅茶と薔薇の日々: 森茉莉コレクション1食のエッセイ (ちくま文庫)
読了日:9月25日 著者:森茉莉
宝石の国(6) (アフタヌーンKC)宝石の国(6) (アフタヌーンKC)
読了日:9月25日 著者:市川春子
ミスZ―オウムさがしの旅ミスZ―オウムさがしの旅
読了日:9月24日 著者:アンジェラカーター
最後の九月最後の九月
読了日:9月23日 著者:エリザベス・ボウエン
水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1)水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1)の感想
再読。
読了日:9月22日 著者:フーケー
ムントゥリャサ通りでムントゥリャサ通りでの感想
再読。やはり大好きだ。なるたけ構えず素直に読んでいたら、初読時とはまたちょっと違う味わい。迷宮に眩暈しつつも。ファルマ氏の見事な語りっぷりに対して、なぜ核心から逸れるのか、肝心なことを避けて迂回をしてばかりだ…と決めつける、それは聴き手側の勝手な都合、思惑よ。お話は、想いの広がるまま自由に枝葉を伸ばし、こんもり繁らせるように語られていくのが活き活きとして楽しくて本来なのだ、と。そして、登場人物たちの魅力的なことよ(オアナ、すごい女ね!)。どこにも中心はなく謎は謎のままだからこそ、いつまでもねぶねぶ反芻する
読了日:9月20日 著者:ミルチャエリアーデ
死都ブリュージュ (岩波文庫)死都ブリュージュ (岩波文庫)の感想
再読。うむ10年ぶりに読んでしみじみよかった。偏愛本。
読了日:9月19日 著者:G.ローデンバック
アイルランド幻想 (光文社文庫)アイルランド幻想 (光文社文庫)の感想
再読。素晴らしい。死を予告するバン・シイの哀しい泣き声は、やがてアイルランドの慟哭へと繋がっていく。小昏い幻視の世界に打ち震え、古の呪いに息を吹き込まれた怖ろしくも美しい情景に心魅かれてやまない、民話や伝説から着想を得たアイリッシュホラー短篇集。そしてまた、アイルランド史上に甚大な影響を及ぼし、トラウマティックな事象として時に忌避されてきたという大飢饉についてなど、あらためて重く辛く受け止めながら読んだ。身の毛もよだつ読み心地と、暗く沈んだ色彩がしみじみと好みだった。金色と小豆色とくすんだ緑の秋、
読了日:9月17日 著者:ピータートレメイン
二百回忌二百回忌の感想
再読。
読了日:9月15日 著者:笙野頼子
宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)の感想
すこぶる面白かった! うおん! 白髪白鬚(手入れのよいヤギひげ)細身の老紳士マグナスは、著名な数学者にしてトラブルシューター。その超絶した思考といい、えげつない復讐心といい、こりゃ堪らんわい…とぐんぐん読む。登場人物(?)の多くがほぼ魑魅魍魎だったり、その異星人たちの習性や文化があまりにも独創的に狂ってる(…わけではない)のがツボだった。ことにお気に入りは、「ココドの戦士」や「禁断のマッキンチ」「盗人の王」「馨しき保養地」「とどめの一撃」「ユダのサーディン」。
読了日:9月15日 著者:ジャックヴァンス
消えた修道士〈下〉 (創元推理文庫)消えた修道士〈下〉 (創元推理文庫)
読了日:9月13日 著者:ピーター・トレメイン
消えた修道士〈上〉 (創元推理文庫)消えた修道士〈上〉 (創元推理文庫)
読了日:9月13日 著者:ピーター・トレメイン
スキュデリー嬢 (岩波文庫 赤 414-5)スキュデリー嬢 (岩波文庫 赤 414-5)の感想
再読。
読了日:9月12日 著者:エルンスト・テオドールA.ホフマン
眠る石 (ハルキ文庫)眠る石 (ハルキ文庫)の感想
うとり、再読。古の王国、須臾の如く滅んだ人の世の儚い物語をほんの少し…。一夜ずつのうたかた、眠る石たちが見せてくれる夢幻の奇譚集。冷たく突き放しつつ、静かに死を掬い取る透徹した筆致が素晴らしい。九世紀のジャワの王朝、石に変じた王女の話(第一夜)、パスパ文字の謂れ(第二夜)、大唐への帰路を急ぐ玄奘法師の前に現れた楼蘭の廃墟(第三夜)…などなど。ホルバインの「大使たち」と、そこに描き込まれた異形の物体に絡んだ話(第七・八夜)、カルヴィーノやユルスナールの引用がある(『平行植物』参照も!)第十四夜も忘れがたい。
読了日:9月11日 著者:中野美代子
キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科
読了日:9月10日 著者:T.S.エリオット
ロルドの恐怖劇場 (ちくま文庫)ロルドの恐怖劇場 (ちくま文庫)
読了日:9月9日 著者:アンドレ・ド・ロルド
愛の生活・森のメリュジーヌ (講談社文芸文庫)愛の生活・森のメリュジーヌ (講談社文芸文庫)の感想
再読。「兎」には縁があって幾度も読み返しているが、他の作品は久しぶし。アリスにいざなわれる短篇集。“わたしの耳の小さな、神経の細い糸で吊されているピアノは、沈黙の音楽をしか響かせることがない。”(「愛の生活」) “お前の十本の指が燃えつきるまでに、恋人をさがさなければいけない。”(「森のメリュジーヌ」)
読了日:9月8日 著者:金井美恵子
佐々木丸美コレクション8 罪灯佐々木丸美コレクション8 罪灯
読了日:9月7日 著者:佐々木丸美
イン・アメリカイン・アメリカ
読了日:9月6日 著者:スーザンソンタグ
ささやく真実 (創元推理文庫)ささやく真実 (創元推理文庫)
読了日:9月4日 著者:ヘレン・マクロイ
風の十二方位 (ハヤカワ文庫 SF ル 1-2) (ハヤカワ文庫 SF 399)風の十二方位 (ハヤカワ文庫 SF ル 1-2) (ハヤカワ文庫 SF 399)の感想
素晴らしい読み応え。以前読んだ『世界の誕生日』が大好きだったので手に取った次第、こちらもとてもよかった。大満足な短篇集。幾つかの話は、他の長篇で描かれている世界にも繋がっていく。『ロカノンの世界』や『闇の左手』を読み返したくなった。ことにお気に入りは、「セムリの首飾り」や「四月は巴里」「名前の掟」「冬の王」「九つのいのち」「帝国よりも大きくゆるやかに」…。短くまとまった「相対性」と「オメラスから歩み去る人々」は、全く趣きの違う2篇でありつつどちらもラストに打たれて震えた。
読了日:9月2日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン

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10月15日(土)のつぶやき

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10月13日(木)のつぶやき

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10月12日(水)のつぶやき

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10月11日(火)のつぶやき

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10月10日(月)のつぶやき

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10月9日(日)のつぶやき

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10月8日(土)のつぶやき

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