バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

みかんパウダー成分の抗アレルギー性を解明

2006年09月30日 | NEWSクリッピング
 日東富士製粉(本社:東京都中央区)は、静岡産の温州みかんを粉末化した食品素材「温州みかんパウダーⅤ」を生産販売しているが、最近アレルギーに対する有益な作用を解明するとともに、用途を拡大している。食品化学新聞>2006年09月28日号

タンパク質立体構造予測データベースを全世界に公開

2006年09月29日 | NEWSクリッピング
- 創薬研究の活性化や新規機能性生体物質の創製に向けて -
・遺伝子情報から予測した約600万種類のタンパク質立体構造をウェブサイトで公開
・タンパク3000の成果の効率的な応用拡大
・タンパク質の立体構造予測を創薬研究などに応用可能
  理化学研究所 プレスリリース2006-09-28

バイオ塾情報創庫DB 更新情報 2006-09-29

2006年09月29日 | 医薬工学 製剤 DDS
◇ロート製薬、大豆から新素材・皮膚細胞を活性化◇【主張】食品照射 利点を前向きに捉えたい(産経新聞 主張)  
◇醸造副産物からの機能性素材の製造方法およびそれにより得られる機能性素材
◇安定化されたSAM(s-Adenosyl Methionine)を含有する乾燥微生物又は微生物抽出物、及びその製造方法
◇大豆タンパク分解物を原料とする発酵アルコール飲料及びその製造方法
◇乳酸菌機能茶、乳酸菌機能茶抽出物、乳酸菌機能茶葉乾燥物
◇クロロゲン酸類、カフェ酸、フェルラ酸などに大脳疲労回復効果
◇食物繊維およびポリフェノール化合物を含有する糖尿病予防、改善または治療用組成物
◇マクドナルドなどのチキンから発がん物質U.S.A.

ネズミの脳解析図を公表 ~アレン氏、医療分野へ貢献か

2006年09月29日 | NEWSクリッピング
 マイクロソフトの創始者ポール・アレン氏はこのほど、4100万ドルを投じて開発したネズミの脳を構成する2万個の遺伝子に関するコンピュータ解析図を公表した。個人資金で遺伝子解析図が公表されるのは今回が初めて。
ネズミと人の脳は約90%が同じ遺伝子で構成されている。U.S.FrontLine 2006-09-28

腸内フローラのメタゲノム、菌種ではなく遺伝子セットとしての機能に着目すべき

2006年09月29日 | 菌類 細菌
2006-09-26
東大服部教授ら、
腸内フローラのメタゲノム、菌種ではなく遺伝子セットとしての機能に着目すべき
 北里大学北里生命科学研究所教授から2006年7月に東京大学大学院新領域創成科学研究科・情報生命科学専攻生命システム観測分野の教授に就任した服部正平教授らは、腸内フローラの菌種よりも、フローラ全体の遺伝子セットの機能に着目することが大切という結果を得た。 日経BP>FoodScience2006-09-26
Biotechnology Journal 2006年9月 特集メタゲノム

液体及び固体培養条件下で生育したアスペルギルス・オリゼーの菌体外タンパク質のプロテオーム解析

2006年09月29日 | 菌類 細菌
K. Oda, D. Kakizono, O. Yamada, H. Iefuji, O. Akita, and K. Iwashita
Appl. Environ. Microbiol., 72, 3448-3457 (2006)
 糸状菌は同種、異種両方のタンパク質生産に広く使用されている。近年、Aspergillus oryzaeでは、固体培養による異種タンパク生産に興味が持たれるようになってきた。我々は、固体培養でのタンパク質生産の全体像を明らかとするために、固体培養、液体培養間での菌体外に生産されるタンパク質の比較プロテオーム解析を行った。>>full text

ザクロ(Punica granatum)の花の抽出物の機能性

2006年09月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-38556 出願日 : 2005年2月16日
公開番号 : 特許公開2006-225286 公開日 : 2006年8月31日
出願人 : 御木本製薬株式会社 発明者 : 足立 佳津良 外4名

発明の名称 : DPPHラジカル補足剤、SOD活性様作用剤、美白剤、L-DOPA自動酸化抑制剤、コラゲナーゼ活性阻害剤

【課題】 本発明の目的は、各種の効果(特に皮膚に有用な)を発揮する物質を種々の安全性の高い植物より見出すことにある。
【解決手段】 前記課題を達成するため、本発明者らは鋭意検討した結果、ザクロ(Punica granatum)の花の抽出物に、抗老化、DPPHラジカル補足、SOD活性様作用、美白、L-DOPA自動酸化抑制、コラゲナーゼ活性阻害の各作用が非常に強いことがわかり、これらを用途とした各種の皮膚外用剤が得られることがわかった。

代替医療としての「ビタミン・ミネラル」

2006年09月29日 | 医療 医薬 健康
糸川 嘉則(福井県立大学)
日本補完代替医療学会誌 Vol. 1 (2004) , No. 1 pp.41-52

本総説はビタミン・ミネラルなど微量栄養素の代替医療における役割について述べたものである.ビタミンやミネラルが代替医療に利用できる条件としては次の二つがある.1. 大多数の日本人が通常の食事で必要量に達しないビタミンや必須ミネラルである.平成13年度の国民栄養調査の結果からビタミンB 1,B6,C,E,カルシウム,マグネシウム,鉄,亜鉛,銅がこれに含まれる.2. ビタミンやミネラルがその栄養素としての機能の他に特異的な薬理学的な機能を有する場合.これにはビタミンA,D,E,K,B 1,B12,C,マグネシウム,鉄,亜鉛,銅,リチウム,バナジウムが含まれる. >> JOI JST.JSTAGE/jcam/1.41



レチノイドによる自己免疫疾患の治療

2006年09月29日 | 医療 医薬 健康
深澤 弘志,影近 弘之,首藤 紘一
日本臨床免疫学会会誌 Vol. 29 (2006) , No. 3 pp.114-126

レチノイドとは,核内ホルモン受容体スーパーファミリーに属するレチノイン酸受容体(RARα, β, およびγとRXRα, β, およびγ)に結合し,これらを活性化する化合物の総称である. JOI JST.JSTAGE/jsci/29.114