特許4146146号
出願番号 : 特許出願2002-83316 出願日 : 2002年3月25日
公開番号 : 特許公開2003-277203 公開日 : 2003年10月2日
出願人 : 熊本県 外1名 発明者 : 長山 公紀 外4名
【課題】 新規な抗菌剤を提供する。
【解決手段】 フロロタンニン類を主成分とする抗菌剤。さらに詳細には、当該フロロタンニン類が、フロログルシノール(phloroglucinol)、エコール(eckol)、フロロフコフロエコールA(phlorofucofuroeckol A)、ダイエコール(dieckol)、8,8'-バイエコール(bieckol)から選択される1つまたは2つ以上の組み合わせである抗菌剤。

【フロロタンニン抽出】褐藻類のクロメ(Ecklonia kurome)は乾燥して粉砕した。クロメの粉末(水分約10%、800g)はメタノール(2,400mL)とともに5℃で48時間振とう(90revmin-1)して抽出した。抽出物は減圧下で濃縮し、メタノール(240mL)、クロロホルム(480mL)、水(180mL)を加え、上層と下層に分かれさせて、上層を酢酸エチル(300mL)で2回抽出した。酢酸エチル層を減圧下で濃縮したものを粗フロロタンニンとした。クロメ粉末からの粗フロロタンニンの収量は約3%である。
出願番号 : 特許出願2002-83316 出願日 : 2002年3月25日
公開番号 : 特許公開2003-277203 公開日 : 2003年10月2日
出願人 : 熊本県 外1名 発明者 : 長山 公紀 外4名
【課題】 新規な抗菌剤を提供する。
【解決手段】 フロロタンニン類を主成分とする抗菌剤。さらに詳細には、当該フロロタンニン類が、フロログルシノール(phloroglucinol)、エコール(eckol)、フロロフコフロエコールA(phlorofucofuroeckol A)、ダイエコール(dieckol)、8,8'-バイエコール(bieckol)から選択される1つまたは2つ以上の組み合わせである抗菌剤。

【フロロタンニン抽出】褐藻類のクロメ(Ecklonia kurome)は乾燥して粉砕した。クロメの粉末(水分約10%、800g)はメタノール(2,400mL)とともに5℃で48時間振とう(90revmin-1)して抽出した。抽出物は減圧下で濃縮し、メタノール(240mL)、クロロホルム(480mL)、水(180mL)を加え、上層と下層に分かれさせて、上層を酢酸エチル(300mL)で2回抽出した。酢酸エチル層を減圧下で濃縮したものを粗フロロタンニンとした。クロメ粉末からの粗フロロタンニンの収量は約3%である。