バイオの故里から

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メナード化粧品、ビタミンCの一種「APM」に美白機能を発見

2006年03月28日 | NEWSクリッピング
 【名古屋】日本メナード化粧品(名古屋市中区、野々川純一社長、052・531・6263)は、ビタミンCの一種であるアスコルビン酸リン酸マグネシウム(APM)に新しい美白機能があることを発見した。APMを肌に与えると、シミの基となるメラニンが肌に蓄積しにくくなり、シミの発生を抑えるという。28日から仙台市で開かれる日本薬学会で発表する。

 肌のシミは紫外線により色素細胞でメラニンが過剰につくられ、そのメラニンが色素細胞周囲の角化細胞に受け渡されて蓄積すると生じる。

 同社の研究によると、APMを肌に与えると色素細胞と角化細胞を接着させる物質「E―カドヘリン」の発生が3割抑制される。これによりメラニンが角化細胞に移動しにくくなり、シミの発生が抑制されるという。日刊工業新聞2006-03-28

<参考資料>

出願番号 : 特許出願2004-326437 出願日 : 2004年11月10日
公開番号 : 特許公開2006-63060 公開日 : 2006年3月9日
出願人 : 昭和電工株式会社 発明者 : 米田 正 外2名

発明の名称 : L-アスコルビン酸-2-リン酸エステルマグネシウムナトリウム塩、その製造方法および該塩を含有する化粧料

【課題】 化粧料に配合して長期間保存した場合でも、沈殿の析出、変色、変臭などが生じにくい化粧料配合用のL-アスコルビン酸-2-リン酸エステル塩、その製造方法、および該塩を含有する化粧料を提供すること。
【解決手段】 本発明の化粧料配合用L-アスコルビン酸-2-リン酸エステル塩は、下記式(1)で示されるL-アスコルビン酸-2-リン酸エステルマグネシウムナトリウム塩である。

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