バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ゲノム編集「ヒト誕生」の研究 見合わせるべき 科学者ら提言

2019年03月18日 | からだと遺伝子

遺伝情報を書き換えるゲノム編集と呼ばれる技術が、去年、中国で、安全性が確保されていない中、ヒトの受精卵に用いられ双子が産まれた問題を受けて、ドイツやアメリカなど各国の科学者らが「実際に子どもを誕生させる研究は世界的に見合わせるべきだ」とする提言をまとめました。 NHK NEWS web.,2019年3月14日

歯周病が慢性閉塞性肺疾患(COPD)の引き金に

2019年03月18日 | 医療 医薬 健康
~歯周病が重度な人はCOPDを発症するリスクが約4倍~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.03.15
九州大学 日本医療研究開発機構

九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野の二宮利治教授が主任を務める久山町研究の一環として、同大学歯学研究院口腔予防医学分野の竹内研時助教(現同大学共同研究員、名古屋大学大学院医学系研究科准教授)と山下喜久教授らの研究グループは、同大学医学研究院呼吸器内科学分野の松元幸一郎准教授らとの共同研究により、歯周病と COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患)発症との関係を明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/78108

分泌型PD-L1バリアントを介した免疫チェックポイント阻害薬耐性機序の発見

2019年03月18日 | 癌 ガン がん 腫瘍
―免疫チェックポイント阻害薬治療耐性の克服を目指す―
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.03.15
がん研究会 日本医療研究開発機構

2018年にノーベル賞を受賞された本庶佑博士らをはじめとする様々な研究者らによって、がんはPD-1並びにそのリガンドであるPD-L1などの「免疫チェックポイント分子」と呼ばれる免疫抑制性因子を巧みに利用して、免疫システムによる排除から逃れて増殖していることが明らかにされてきました。
https://research-er.jp/articles/view/78116

椎間板の成熟を制御するPAX1/9とSOX9によるアグリカン遺伝子の発現制御の仕組みを解明

2019年03月18日 | からだと遺伝子

~修復困難とされる椎間板の再生医療の実現に期待~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.03.15
広島大学 京都大学

広島大学大学院医歯薬保健学研究科の宿南 知佐教授、同理学研究科の山本 卓教授、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の近藤 玄教授らの研究グループは、椎間板の成熟に、PAX1/9 と SOX9 によるアグリカン遺伝子の発現制御が重要であることを解明しました。
https://research-er.jp/articles/view/78120

Rac1発がん性タンパク質の恒常活性化メカニズムの解明と隠された薬剤結合部位の発見

2019年03月18日 | 医療 医薬 健康

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.03.15
東京大学 日本医療研究開発機構

次世代天然物化学技術研究組合及び東京大学大学院薬学系研究科 嶋田一夫教授の研究グループは、タンパク質の構造多型を解析可能な核磁気共鳴(Nuclear magnetic resonance, NMR)法を用いてRac1発がん性タンパク質の恒常活性化が構造多型の変化により生じていることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/78122

タンパク質合成の正確性を保証する品質管理を誘導する特異的なリボソーム構造の発見

2019年03月18日 | 医療 医薬 健康
〜衝突したリボソームが品質管理を誘導する特異的構造を形成する〜

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.03.15
東北大学

東北大学大学院薬学研究科の稲田利文教授と東京都医学総合研究所田中啓二所長、ドイツミュンヘン大学Beckmann博士、米国カリフォルニア大学バークレー校のIngolia博士らのグループは、様々な疾患の原因となる異常タンパク質の合成を抑制する品質管理の分子機構を解明しました。
https://research-er.jp/articles/view/78125

世界初のアルツハイマー型認知症に対する超音波治療の医師主導治験

2019年03月18日 | 医療 医薬 健康
―安全性を確認し本格治験へ―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.03.15
東北大学

東北大学大学院 医学系研究科 循環器内科学分野の下川 宏明(しもかわ ひろあき)教授、進藤 智彦(しんどう ともひこ)助教、江口 久美子(えぐち くみこ)医師、東北大学加齢医学研究所 老年医学分野 荒井啓行(あらい ひろゆき)教授らの研究グループは、低出力パルス波超音波(low-intensity pulsed ultrasound:LIPUS)注 2 がマウスのアルツハイマー型認知症モデルにおいて認知機能低下を抑制する可能性があることを見出し、2018 年 6 月より、世界で初めての医師主導治験を開始しています。
https://research-er.jp/articles/view/78124