バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

遺伝子治療用初代培養脂肪細胞

2018年03月26日 | 細胞と再生医療
出願人: エーザイ株式会社
発明者: 伊藤 昌史, 齋藤 康

出願 JP2003007721 (2003/06/18) 公開 WO2003106663 (2003/12/24)

【要約】本発明は、細胞外に分泌する蛋白質をコードする外来遺伝子を安定に保持する、初代培養の遺伝子治療用脂肪細胞に関する。本発明は、従来エクスビボの遺伝子治療に用いられてきた骨髄細胞や肝臓細胞に代わる、遺伝子治療に適した細胞を提供する。本発明により、採取及び移植が容易で移植後に取り除くことも可能な、エクスビボでの遺伝子治療に適した初代培養脂肪細胞に、外来遺伝子を導入する方法、特にレトロウイルスベクターを用いる方法が確立され、細胞外に分泌する蛋白質をコードする外来遺伝子を安定に保持する、初代培養遺伝子治療用脂肪細胞が確立された。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2003106663/

薬剤感受性試験用バイオチップ

2018年03月26日 | 創薬 生化学 薬理学

出願人: 独立行政法人産業技術総合研究所, 国立大学法人 筑波大学
発明者: 山添 泰宗, 福田 淳二

出願 2010-062025 (2010/03/18) 公開 2011-193758 (2011/10/06)

【要約】【課題】薬剤感受性試験用バイオチップを提供する。【解決手段】(1)第1の液体注入口から流路内に架橋アルブミン溶液を送液し、細胞培養部に設けられた溝部又は孔部以外の表面を細胞非接着性の架橋アルブミンフィルムでコーティングする工程、(2)第2の液体注入口から、標的細胞懸濁液を送液し、細胞非接着性になっていない溝又は孔部のみに細胞を付着させる工程、(3)前記標的癌細胞が3次元的に増殖するまで培養液を送液して培養を行い、溝部又は孔部内に多層状に標的細胞が付着した標的細胞付着領域を形成する工程、(4)前記標的細胞付着領域に接した細胞非接着性領域を細胞接着性に変換する工程、(5)第3の液体注入口から、細胞培養部内に補助細胞懸濁液を送液することで、細胞培養部内の標的細胞付着領域に接した細胞接着性領域のみに補助細胞を付着させ、補助細胞付着領域を形成する工程。を含む細胞培養用マイクロ流路デバイスの製造方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011193758/

ラット胚性幹細胞

2018年03月26日 | 医療 医薬 健康
出願人: 大日本住友製薬株式会社
発明者: 寺谷 工, 落谷 孝広

出願 JP2005003841 (2005/03/01) 公開 WO2005085427 (2005/09/15)

【要約】(a)Oct3/4遺伝子およびNanog遺伝子を発現する、(b)アルカリホスファターゼ活性陽性である、(c)胚様体形成能を有する、(d)SSEA(胎児ステージ特異的抗原)−1およびSSEA−4を発現する、(e)正常ラット細胞と同じ染色体数を有する、(f)未分化状態を維持したまま継代培養が可能である、(g)インビトロで多分化能を有する、(h)三胚葉系列の細胞へと分化する能力を有する、(i)奇形腫形成能を有する、及び(j)キメララット作製能を有する、という性質を有することを特徴とするラット胚性幹細胞、および前記ラット胚性幹細胞の樹立方法等を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2005085427/



ラット胚性幹細胞
出願人: 大日本住友製薬株式会社, 独立行政法人国立がん研究センター
発明者: 寺谷 工, 落谷 孝広

出願 2011-175116 (2011/08/10) 公開 2012-024088 (2012/02/09)

【要約】【課題】ラット胚性幹細胞、および前記ラット胚性幹細胞の樹立方法等を提供する。【解決手段】血清濃度が2%以下である培養液を用いた培養条件下で以下の(A)~(D)の工程を含むプロセスを行い、工程(B)~(D)においてrLIFを含有する培養液を用いることを特徴とする製造方法により得られるラット胚性幹細胞:(A)ラット胚盤胞をrLIFを含有しない培養液を用いて培養することにより形成させた内部細胞塊を、細胞集塊を保持した状態で解離する工程。(B)解離した内部細胞塊を培養することにより出現した初代胚性幹細胞を、継代可能となるまで培養する工程。(C)継代可能となった初代胚性幹細胞を、細胞集塊を保持した状態で解離し、継代・培養する工程。(D)さらに継代・培養を行うことにより胚性幹細胞を樹立する工程。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012024088/