バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生殖細胞からの多能性幹細胞様細胞の誘導

2018年03月25日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人京都大学
発明者: 篠原 隆司, 高島 誠司

出願 JP2012084138 (2012/12/28) 公開 WO2013100140 (2013/07/04)

【要約】生殖幹細胞から効果的に多能性幹細胞を誘導する方法を提供する。Sox2及び/又はOct4が過剰発現された生殖幹細胞を用いることにより、従来の方法に比べて効率よく多能性幹細胞様細胞を誘導しうる。生殖幹細胞について、Dnmt1遺伝子、Dmap1遺伝子Dmrt1遺伝子及びOct1遺伝子から選択される1種又は複数種の遺伝子を抑制するか、Sox2遺伝子及び/又はOct4遺伝子を過剰発現させるか、あるいはSox2及び/又はOct4のタンパク質を直接導入することなどによる。係る方法により、従来の方法に比べて生殖幹細胞から効率よく多能性幹細胞様細胞を誘導しうる。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2013100140/

ES細胞をはじめとする多能性幹細胞の新規増殖方法

2018年03月25日 | 医療 医薬 健康
多能性幹細胞の増殖方法

出願人: 赤池 敏宏, 福田 恵一, アスビオファーマ株式会社
発明者: 赤池 敏宏, 福田 恵一, 長岡 正人, 小清水 右一

出願 JP2005006006 (2005/03/23) 公開 WO2005090557 (2005/09/29)

【要約】ES細胞をはじめとする多能性幹細胞の新規増殖方法を提供する。本発明に係る方法は、多能性幹細胞を未分化性及び分化多能性を保持する条件下で培養することを含む当該多能性幹細胞の増殖方法及び遺伝子導入法であって、液体培地と、当該多能性幹細胞と接着性を有する分子を一定濃度で基材固相表面に固定又はコーティングした培養容器とを用いることにより、当該多能性幹細胞を、フィーダー細胞を使用せずに、その未分化性及び分化多能性を保持したまま分散状態で、増殖させること、又は遺伝子を導入・発現させることを特徴とする。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2005090557/

未分化状態の幹細胞のみを選択的に染色することにより、幹細胞の分化状態を正確に評価する方法

2018年03月25日 | 細胞と再生医療
細胞の分化判定、細胞の分離、並びに誘導性多能性幹細胞及び分化細胞の製造のための方法

出願人: 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 和光純薬工業株式会社
発明者: 舘野 浩章, 平林 淳, 浅島 誠, 伊藤 弓弦, 小沼 泰子, 藁科 雅岐, 福田 雅和

出願 JP2013001160 (2013/02/27) 公開 WO2013128914 (2013/09/06)

【要約】未分化状態の幹細胞のみを選択的に染色することにより、幹細胞の分化状態を正確に評価する方法及び未分化状態の幹細胞のみを確実に単離する方法を提供する。被検細胞に対して、以下の(A)又は(B)のタンパク質からなるプローブを接触させる工程と、前記標識に基づいて前記被検細胞への前記プローブの結合の有無を検出する工程と、を含む細胞分化判定方法を提供する。この細胞分化判定方法では、未分化幹細胞に特異的に反応するプローブを用い、被検細胞への結合の有無を検出することで、被検細胞中の未分化幹細胞の存在又は不存在を検出することができる。(A)配列番号1記載のアミノ酸配列を含み、かつ「Fucα1=2Galβ1=3GlcNAc」及び/又は「Fucα1=2Galβ1=3GalNAc」の糖鎖構造を認識するタンパク質。(B)配列番号1記載のアミノ酸配列に対して80%以上の類似性を示すアミノ酸配列を含み、かつ「Fucα1=2Galβ1=3GlcNAc」及び/又は「Fucα1=2Galβ1=3GalNAc」の糖鎖構造を認識するタンパク質。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2013128914/

多能性幹細胞培養方法

2018年03月25日 | 医療 医薬 健康
出願人: 独立行政法人産業技術総合研究所
発明者: 伊藤 弓弦, 小沼 泰子, 浅島 誠, 今村 亨, 鈴木 理, 浅田 眞弘

出願 2013-220476 (2013/10/23) 公開 2014-100141 (2014/06/05)

【要約】【課題】ヒトES_iPS細胞株の未分化性を維持しながら、その「分化指向性」に多様性を付加し、あわせて、その「分化指向性」を正確に判定するためのバイオマーカーと組み合わせたヒトES_iPS細胞培養法及びそのための培養キットを提供する。【解決手段】ヒトES_iPS細胞を、ヒトFGFCを有効成分として含むヒトES_iPS細胞増殖用培地を用いることで、その未分化性を維持しながら、嗅覚又は味覚受容体への分化指向性を付与する。また、ヒトFGFCを有効成分として含むヒトES_iPS細胞増殖培地と共に、未分化マーカー検出のための蛍光標識rBC2LCNレクチン、及び望みの分化指向性に対応した遺伝子発現を検出可能な抗体又は核酸を組み合わせることで、ヒトES_iPS細胞に対して、未分化性を維持しながら、多様な分化指向性を付与するためのヒトES_iPS細胞培養用キットが提供できた。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014100141/