バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

高病原性鳥インフルウイルス検出 兵庫、カラスの死骸に

2018年03月06日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

 兵庫県は、同県伊丹市の昆陽池(こやいけ)公園で1日に見つかったハシブトガラス5羽の死骸から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたと、6日発表した。環境省の緊急調査チームは7日から、周辺10キロ圏内を中心に死んだ野鳥などを調査する。県は1日の発表では見つかった死骸をハシボソガラスとしていたが、6日、ハシブトガラスに訂正した。朝日新聞(Web版)2018年3月6日

膜たんぱく質が脂質を輸送する過程を1分子単位で超高感度検出

2018年03月06日 | 医療 医薬 健康
平成30年3月6日

科学技術振興機構(JST)
東京大学
日本医療研究開発機構(AMED)

膜たんぱく質が脂質を輸送する過程を1分子単位で超高感度検出
~マイクロチップ技術が実現する「膜たんぱく質機能解析」の新展開~

JST 戦略的創造研究推進事業において、東京大学 大学院工学系研究科の渡邉 力也 講師、大阪大学 免疫学フロンティア研究センターの長田 重一 栄誉教授の研究グループは、膜たんぱく質による脂質輸送の計測感度を従来のリポソーム法注1)と比べて約100倍に向上させる超高感度計測技術を開発し、脂質の輸送過程を1分子単位で定量計測することに成功しました。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20180306/index.html

DNAオリガミの2次元自己集合化に成功

2018年03月06日 | からだと遺伝子

DNAオリガミの2次元自己集合化に成功 -ナノ~マイクロ空間での自在な分子配置も可能に

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2015.08.28
京都大学

遠藤政幸 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)准教授、鈴木勇輝 理学研究科特定研究員、杉山弘 iCeMS・理学研究科教授の研究グループは、DNA オリガミ※1と呼ばれる約 100 nmの DNA 平面構造を人工脂質二重膜表面※2に吸着・濃縮し、2 次元自己集合化させることで,多様な空間パターンの DNA 自己集合体を設計・創出する手法を開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/37984

がん10年生存率は昨年調査よりやや上昇 2000年代初めに診断された人は55%

2018年03月06日 | 癌 ガン がん 腫瘍

がん10年生存率は昨年調査よりやや上昇 2000年代初めに診断された人は55%
Scienceportal 2018/03/06

2001年から04年にがんと診断された人の10年生存率は55.5%だったと国立がん研究センターは2月28日に発表した。昨年の調査より1.3ポイントとやや上昇した。10年生存率は一昨年初めて出され、今回で3回目。発表された数字は2000年代の初めのころにがんと診断された人の生存率。その後新たな抗がん剤や診断法が開発され、がん治療は部位別で差はあるものの全体としても進歩している。同センターは最近診断された人の10年生存率は目立って上昇するとみている。マイナビニュース.,018-03-06

細胞の中に入って働く湾曲ナノグラフェンを開発

2018年03月06日 | 医療 医薬 健康
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.01.31
科学技術振興機構 名古屋大学

名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)および科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業 ERATO伊丹分子ナノカーボンプロジェクトの伊丹 健一郎 教授、瀬川 泰知 特任准教授、佐藤 良勝 特任准教授、リン・シンアン 博士研究員らのグループは、湾曲したナノグラフェン注1)を水溶化する方法を開発し、これがヒト培養細胞の細胞小器官に局在し、光によって細胞死を誘導する機能をもつことを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/67463

ヒトES細胞由来網膜の移植後機能を確認

2018年03月06日 | 医療 医薬 健康
2018年3月2日

理化学研究所
実験動物中央研究所
大日本住友製薬
日本医療研究開発機構


-重度免疫不全末期網膜変性マウスを作製し移植後光反応を検証-
報道発表資料
網膜色素変性は遺伝的原因により、網膜周辺の視細胞が変性・消退していく疾患で、徐々に視覚が失われていきます。光を感じない末期の場合は、現在のところ有効な治療法はありません。

ヒトのES細胞やiPS細胞から網膜細胞が効率よく分化誘導されるようになり、その臨床応用が期待されています。理研の研究チームはこれまでに、①マウスのES細胞/iPS細胞由来の網膜組織を末期のマウス網膜変性モデルに移植し光が分かるまで改善させること、②ヒトES細胞由来の網膜組織をラットやサルの視細胞変性モデルに移植し形態的に成熟させること、に成功しています。しかし臨床応用にあたって、ヒトのES細胞の移植片が光に応答するかどうかの検証が残っていました。
http://www.riken.jp/pr/press/2018/20180302_1/digest/