バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

多能性幹細胞を培養するための新規な方法および培養培地

2016年07月06日 | 細胞と再生医療
出願人: テクニオン リサーチ アンド ディベロップメント ファウンデーション リミテッド
発明者: アミット, ミカル, イツコヴィッツ−エルドー, ヨセフ

出願 2013-527735 (2011/09/07) 公開 2013-536696 (2013/09/26)

【要約】OCT4+/TRA1−60−/TRA1−81−/SSEA1+/SSEA4−の発現シグナチャーを特徴とするヒト多能性幹細胞を少なくとも50%含むヒト多能性幹細胞の単離された集団、およびかかる集団を、懸濁培養で、細胞凝集塊を含まない多能性の未分化状態で作製して維持する新規の方法が提供される。また、細胞を増殖性で多能性の未分化状態で維持しながら懸濁培養または二次元培養システムにおいて、胚性幹細胞および誘導多能性幹細胞などの多能性幹細胞を培養するための新規の培養培地も提供される。この新規の培養培地は、インターロイキン11(IL11)および毛様体神経栄養因子(CNTF);少なくとも50ng/mlのbFGF、およびIL6RIL6キメラ体;または動物由来混入物非含有の血清代替物およびIL6RIL6キメラ体を含む。また、多能性幹細胞および培養培地を含む細胞培養物、並びに多能性幹細胞を未分化状態で拡大して維持するためにかかる細胞培養物を使用する方法、または多能性幹細胞から系譜特異的細胞を作製するためにかかる細胞培養物を使用する方法も提供される。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2013536696/

細胞観察装置及び細胞培養方法

2016年07月06日 | 細胞と再生医療
出願人: 株式会社ニコン
発明者: 清田 泰次郎, 魚住 孝之

出願 JP2011000287 (2011/01/20) 公開 WO2011089908 (2011/07/28)

【要約】培養容器内に存在する細胞への操作をユーザが行う際の手間を軽減する。そのために本発明の細胞観察装置は、細胞の培養容器(30)を支持する観察ステージ(11)と、観察ステージにおける培養容器の広域画像を取得するマクロ撮像光学系(14)と、広域画像内の部分画像を取得するミクロ撮像光学系(18)と、培養容器内の細胞を操作する操作針(22)を制御する制御手段(20)とを備え、ミクロ撮像光学系が観察ステージを挟みマクロ撮像光学系に対向する側に配置される。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2011089908/

少量の末梢血からの人工多能性幹細胞の作製

2016年07月06日 | 医療 医薬 健康
出願人: セルラー ダイナミクス インターナショナル, インコーポレイテッド
発明者: マック, アマンダ

出願 2013-515431 (2011/06/14) 公開 2013-528397 (2013/07/11)

【要約】人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製に関する方法及び組成物を開示する。例えば、エピソーム性再プログラミング及びフィーダーフリー又はゼノフリー条件を用いて、ヒト血液前駆細胞など、末梢血細胞から人工多能性幹細胞を作製し得る。ある実施態様において、本発明は、少数の血液前駆細胞を用いて全体的な再プログラミング効率を向上させるための新規方法を提供する。本発明の態様は、末梢血細胞を再プログラミングする全体的なプロセス効率(iPS系統の産生数に対する血液細胞投入数の変換効率)を向上させ、例えば標準的な血液試料(約8から10mLの体積中)から妥当な数のiPSコロニー(例えば少なくとも5個)を得るために必要とされる投入血液体積を減少させることである。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2013528397/

多能性幹細胞の評価方法

2016年07月06日 | 医療 医薬 健康
出願人: 東京エレクトロン株式会社, 公益財団法人先端医療振興財団
発明者: 五 味 慎 一, 尾▲崎▼成 則, 倉 員 智 瑛, 川真田 伸, 西 下 直 希, 竹 中 ちえみ

出願 2012-162737 (2012/07/23) 公開 2014-018186 (2014/02/03)

【要約】【課題】本発明は、熟練した技術者の判断によらず、簡便に多能性幹細胞の分化状態、すなわち、良否を判断する方法を提供することを目的とする。本発明はまた、分化を開始した多能性幹細胞の自動判別に応用できる方法を提供することを目的とする。【解決手段】多能性幹細胞の核染色パターンの差異に基づいて多能性幹細胞の良否を評価する方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014018186/

精製転写因子タンパク質の直接導入による細胞形質転換技術

2016年07月06日 | 細胞と再生医療
出願人: 独立行政法人産業技術総合研究所
発明者: 中島 芳浩, 上垣 浩一, 萩原 義久

出願 2010-220357 (2010/09/30) 公開 2012-070718 (2012/04/12)

【要約】【課題】精製組換え転写因子タンパク質を添加することによりiPS細胞を誘導する技術を開発する。【解決手段】精製用タグと細胞導入タグを連結し、かつ、ポリエチレンイミンで修飾した転写因子。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012070718/

細胞培養基材、およびそれを用いた細胞培養方法並びに多能性幹細胞の分化誘導方法

2016年07月06日 | 医療 医薬 健康
出願人: ソマール株式会社, 赤池 敏宏
発明者: エムラヌル ハック, 長岡 正人, 赤池 敏宏

出願 2012-232339 (2012/10/19) 公開 2014-082956 (2014/05/12)

【要約】【課題】多能性幹細胞を培養することができ、多能性幹細胞を高い純度で、特定の細胞、特に神経系細胞に分化させることが可能な細胞培養基材およびそれを用いた細胞培養方法並びに多能性幹細胞の分化誘導方法を提供する。【解決手段】表面に、N−カドヘリン、N−カドヘリンの全部または一部の領域を含む融合タンパク質、および、N−カドヘリンと相同性を有するタンパク質の全部または一部の領域を含む融合タンパク質からなる群から選ばれる1種以上を、固定またはコーティングしたことを特徴とする細胞培養基材である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014082956/

ZSCAN4とZSCAN4依存性遺伝子を利用した体細胞の直接的な再プログラム化

2016年07月06日 | 細胞と再生医療
出願人: ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ・アズ・リプリゼンティド・バイ・ザ・セクレタリー・デパートメント・オブ・ヘルス・アンド・ヒューマン・サービシズ
発明者: ミノル エス.エイチ.コー, 平田 哲也

出願 2014-510518 (2012/05/11) 公開 2014-513983 (2014/06/19)

【要約】この明細書には、Zscan4が、細胞の再プログラム化を容易にする初期胚性因子であるという知見が開示されている。特に、Zscan4は、Klf4、Oct4、Sox2とともに発現させるとき、がん遺伝子再プログラム化因子であるc=Mycの代わりに用いて人工多能性幹細胞を作製することができる。それに加え、既知の再プログラム化因子と同時に発現させるときにiPSCの形成を促進するいくつかのZscan4依存性遺伝子が特定された。したがって本発明では、体細胞の再プログラム化によってiPS細胞を作製する生体外の方法が提供される。この方法は、体細胞を、Zscan4またはZscan4依存性遺伝子と、少なくとも1つの再プログラム化因子に接触させることを含んでいる。ここに開示した方法によって作製したiPS細胞と、そのようなiPS細胞から作製した非ヒト動物も提供される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014513983/

ヒト体細胞からの誘導多能性幹細胞の生成効率を向上させる方法

2016年07月06日 | 細胞と再生医療
出願人: ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ
発明者: レイホ ペラ レニー エー., バーン ジェームズ

出願 2012-525674 (2010/08/18) 公開 2013-502220 (2013/01/24)

【要約】誘導多能性幹細胞(iPS細胞)となる向上した潜在能力を有するヒト体細胞の実質的に純粋な集団を提供する。この細胞集団を生成する方法およびこの細胞集団からiPS細胞を生成する方法も提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2013502220/

領域選択的な細胞剥離方法並びにそれを利用した細胞の培養方法および継代方法

2016年07月06日 | 医療 医薬 健康
出願人: 東京エレクトロン株式会社, 公益財団法人先端医療振興財団
発明者: 五 味 慎 一, 尾▲崎▼成 則, 倉 員 智 瑛, 川真田 伸, 西 下 直 希, 竹 中 ちえみ

出願 2012-162683 (2012/07/23) 公開 2014-018185 (2014/02/03)

【要約】【課題】本発明は、培養容器の接着面から領域選択的に、かつ、非接触的な手段で細胞を剥離させる方法と、その方法を利用した細胞の培養方法および継代方法を提供することを目的とする。【解決手段】高周波振動により、接着面から領域選択的に細胞を剥離させる方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014018185/

幹細胞における腫瘍化原因細胞の除去方法

2016年07月06日 | 細胞と再生医療
スコア:3049
出願人: 国立大学法人 鹿児島大学
発明者: 小戝 健一郎, 三井 薫

出願 JP2012058414 (2012/03/29) 公開 WO2012133674 (2012/10/04)

【要約】本発明は、少なくとも1つのウイルスの複製またはアッセンブリに必須の因子をコードする核酸のプロモーターが癌細胞または未分化細胞で特異的に発現する遺伝子のプロモーターで置換されているウイルスベクターを含有してなる、未分化細胞および/または腫瘍化の原因となる細胞の殺傷剤を提供する。本発明はまた、癌細胞または未分化細胞で特異的に発現する遺伝子のプロモーターの制御下にある細胞毒性因子をコードする核酸を含む発現ベクターを含有してなる、未分化細胞および/または腫瘍化の原因となる細胞の殺傷剤も提供する。本発明はさらに、幹細胞から分化誘導された細胞集団に上記薬剤を接触させることにより、該細胞集団内に残存する未分化細胞および/または腫瘍化の原因となる細胞を殺傷することを特徴とする、腫瘍化リスクの低減された分化細胞の製造方法も提供する。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012133674/