バイオの故里から

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幹細胞における腫瘍化原因細胞の除去方法

2016年07月06日 | 細胞と再生医療
スコア:3049
出願人: 国立大学法人 鹿児島大学
発明者: 小戝 健一郎, 三井 薫

出願 JP2012058414 (2012/03/29) 公開 WO2012133674 (2012/10/04)

【要約】本発明は、少なくとも1つのウイルスの複製またはアッセンブリに必須の因子をコードする核酸のプロモーターが癌細胞または未分化細胞で特異的に発現する遺伝子のプロモーターで置換されているウイルスベクターを含有してなる、未分化細胞および/または腫瘍化の原因となる細胞の殺傷剤を提供する。本発明はまた、癌細胞または未分化細胞で特異的に発現する遺伝子のプロモーターの制御下にある細胞毒性因子をコードする核酸を含む発現ベクターを含有してなる、未分化細胞および/または腫瘍化の原因となる細胞の殺傷剤も提供する。本発明はさらに、幹細胞から分化誘導された細胞集団に上記薬剤を接触させることにより、該細胞集団内に残存する未分化細胞および/または腫瘍化の原因となる細胞を殺傷することを特徴とする、腫瘍化リスクの低減された分化細胞の製造方法も提供する。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012133674/

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