バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

イヌ用人工血液を開発 =輸血液の確保に悩む動物医療に新たな光=

2015年10月20日 | 医薬工学 製剤 DDS
中央大学

関連研究者:小松晃之・秋山元英
日本の研究 2015年10月19日の記事 > プレスリリース

 中央大学 理工学部 教授 小松晃之の研究グループは、イヌ用人工血液の開発に成功しました。小松らは、酸素輸送タンパク質であるヘモグロビンを遺伝子組換えイヌ血清アルブミンで包み込んだ構造の(ヘモグロビン-遺伝子組換えイヌ血清アルブミン)クラスター(製剤名:ヘモアクト-C™)を合成し、それがイヌ用人工酸素運搬体(赤血球代替物)として機能することを明らかにしました。動物医療の現場が抱える深刻な“輸血液確保”の問題を一気に解決する革新的発明であり、動物の輸血療法に大きな貢献をもたらすものと期待されます。
https://research-er.jp/articles/view/39497

多能性幹細胞の培養方法

2015年10月20日 | 細胞と再生医療
出願番号 特願2013-545970  出願日 平成24年11月22日(2012.11.22)
国際出願番号 JP2012080364 国際出願日平成24年11月22日(2012.11.22)
国際公開番号 WO2013077423  国際公開日 平成25年5月30日(2013.5.30)

発明者:中辻 憲夫
出願人:国立大学法人京都大学

発明の概要 本発明は、(i) 多能性幹細胞を、細胞塊の平均直径が約200-約300 μmとなるまで浮遊培養する工程、および(ii) 工程(i)により得られた細胞塊を、平均直径が約80-約120 μmである均一な細胞塊に分割する工程を繰り返すことを特徴とする、多能性幹細胞の維持増幅方法を提供する。工程(i)では、浮遊細胞塊の移動および細胞塊同士の接着融合を防止するために、培地に適度な粘性が付与される。また、工程(ii)においては、細胞浮遊液をメッシュに通すことにより、細胞塊はより小さな均一の細胞塊に機械的に分割される。J=Store >>国内特許コード P150012429

プリン体吸収抑制剤及び血中尿酸値低減剤

2015年10月20日 | 医療 医薬 健康
出願人: 森永製菓株式会社
発明者: 織谷 幸太, 柳江 高次, 西村 栄作, 伊藤 良一, 稲垣 宏之, 杉山 和久

出願 2008-266267 (2008/10/15) 公開 2010-095460 (2010/04/30)

【要約】【課題】 天然自然素材を有効成分としたプリン体吸収抑制剤及び血中尿酸値低減剤を提供する。【解決手段】 ユーグレナをプリン体吸収抑制のための有効成分とする。これにより、食事により腸管から吸収されようとしているプリン体の吸収を抑制し、体外へ排出させることができる。また、ユーグレナを血中尿酸値低減のための有効成分とする。これにより、ユーグレナを経口的に摂取することにより、尿酸の血中滞留量を低減し、痛風の原因となる尿酸値を低減することができる。本発明においては、該血中尿酸値低減剤を、飲食用組成物に含有させて利用することが好ましい。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2010095460/

<がん死亡率>青森県が全国最悪 11年連続

2015年10月20日 | 癌 ガン がん 腫瘍

毎日新聞 10月18日(日)21時24分配信

2014年の都道府県別のがん死亡率

 ◇部位別で「大腸」「胆のう・胆道」「膵臓」も全国ワースト

 2014年に人口10万人あたり何人ががんで命を落としたかを示す「がん死亡率」で、青森県が98.0と全国最悪だったことが国立がん研究センター(東京都)のまとめで分かった。青森のがん死亡率ワーストは04年から11年連続。死亡率は改善傾向にあるものの全国平均との差は広がり、県が掲げる「短命県返上」に向けた課題が浮き彫りとなった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151018-00000052-mai-soci


飲酒・喫煙率トップの青森県が平均寿命最下位 がん死亡率も

Newsポスト・セブン 2013.04.03 07:00


 厚生労働省は2月、2010年の都道府県別の平均寿命を発表した。長寿No.1となったのは、男女とも長野で、男性が80.88才、女性87.18才だった。

 一方、今回の調査で平均寿命最下位となった青森(男性77.28才、女性85.34才)。男性は1975年から、女性は2000年からずっとワースト1位だ。1日平均塩分摂取量こそ男性13.0g、女性10.9gと長野と大きな差はないが、1日平均野菜摂取量は80~90gほどの開きがある。加えて青森は飲酒、喫煙率は全国でトップだ。
http://www.news-postseven.com/archives/20130403_179319.html

リポート◎糞便移植で難病の根治を目指す 潰瘍性大腸炎に糞便移植が効果

2015年10月20日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
リポート◎糞便移植で難病の根治を目指す 潰瘍性大腸炎に糞便移植が効果 ドナー選定やプロトコルの確立が成功のカギ

日経メディカルonline.,2015/10/13

武田 京子=医学ライター

 今年7月、難治性疾患である潰瘍性大腸炎への糞便移植療法に関する初のランダム化比較試験(RCT)の結果が海外一流誌に掲載された。「原始的で野蛮な治療」との見方は依然として根強いが、近年腸内細菌と疾患の関連性が次々に明らかとなる中、根治療法の可能性を秘める。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201510/544167.html?n_cid=nbpnmo_mled