バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

精子動かす物質特定、大阪大など 不妊症解明に期待

2015年10月02日 | 医療 医薬 健康

2015/10/02 03:00 【共同通信】
 精子が動き、卵子と受精するのに必要なタンパク質をマウスの実験で特定したと、大阪大や筑波大のチームが1日付の米科学誌サイエンス電子版に発表。
 このタンパク質は「精子カルシニューリン」で、人の精子にもあり、不妊症のメカニズム解明に役立つ成果としている。
共同通信47 News.,2015-10-02


アルツハイマー病の治療のための安全性に優れた鼻腔内投与可能遺伝子ワクチン

2015年10月02日 | 医療 医薬 健康
出願人: ディナベック株式会社, 国立長寿医療センター総長
発明者: 原 英夫, 田平 武, 米満 吉和, 井上 誠, 徳炭 由美子, 長谷川 護

出願 2007-549619 (2006/04/20) 公開 2008-536476 (2008/09/11)

【要約】本発明の目的は、アルツハイマー病に対する安全性および有効性の高いワクチン療法を提供することである。アミロイド遺伝子を保持するマイナス鎖RNAウイルスベクターを構築し、24~25ヶ月齢APPトランスジェニックマウスに鼻腔内投与した。血清抗Aβ42抗体のレベルを測定したところ、コントロールよりも顕著に高かった。組織学的に検討した結果は、前頭葉、頭頂葉、および海馬のいずれにおいても、本発明のベクター投与による老人斑の顕著な減少を示した。脳内のAβレベルは顕著に低下した。さらに、本発明のベクター投与は、中枢神経系におけるリンパ球の浸潤はもたらさなかった。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2005021149/

抗炎症剤及びサイトカイン誘導剤と、サイトカイン誘導を利用したスクリーニング方法。

2015年10月02日 | 医療 医薬 健康
出願人: 株式会社エーシーバイオテクノロジーズ, 国立長寿医療センター総長
発明者: 石塚 保行, 新飯田 俊平

出願 2003-319755 (2003/09/11) 公開 2005-080629 (2005/03/31)

【要約】【課題】 新規な作用機序に基づく、安全性の高い抗炎症剤、及び、サイトカイン誘導剤を提供すること。炎症性サイトカインの発現を誘導・抑制する物質をスクリーニングする方法を提供すること。【解決手段】 γ-GTP(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)が、炎症性サイトカイン(MIP-1、IL-6、IL-1等)を誘導するという新知見に基づく抗炎症剤、サイトカイン誘導剤を提供する。また、前記新知見に基づくスクリーニング方法を提供する。


http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2005080629/

腸の炎症性疾患の治療の有効性を決定する方法

2015年10月02日 | 炎症 抗炎症薬
出願人: ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー, アリメンタリー・ヘルス・リミテッド
発明者: チェン,カー-サン, コリンズ,ジョン ケヴィン, キーリー,バリー ピウス, ルオ,ファンギ, オマハニー,リアム ディアルムイド, フィリップソン,ロス ピーター, シャナハン,ファーガス

出願 2005-518927 (2004/03/31) 公開 2006-521537 (2006/09/21)

【要約】哺乳類における腸の炎症性疾患の治療の有効性を決定する新規方法が提供される。この方法は、腸の炎症性疾患の治療の有効性をスクリーニング及び決定することにおいて使用され、そして所定の療法での腸の炎症性疾患の個人の罹患者の有効性反応を決定するために使用される。この方法を実施するキットも提供される。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2006521537/

サイトカインから見た侵襲に対する生体反応

2015年10月02日 | 炎症 抗炎症薬
―SIRS, CARS, サイトカイン―

村田 厚夫, 山口 芳裕, 山口 均, 井上 哲也, 島崎 修次
蘇生 Vol. 20 (2001) No. 2 P 126-130

侵襲に対する生体反応をサイトカインとそれによってもたらされる血管内皮細胞障害から検討を行った。重症頭部外傷や脳血管障害, 蘇生後脳症などでは血中サイトカイン (IL-6, IL-10) の値は炎症所見がないにも関わらず上昇する症例があった。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjreanimatology1983/20/2/20_2_126/_article/-char/ja/