バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ノロウイルスが変異 免疫持たず大流行のおそれ

2015年08月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
19時39分
ノロウイルスが変異 免疫持たず大流行のおそれ
高齢者や乳幼児を中心に激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスが変異し、ヒトが免疫を持たない新たなウイルスとなって、ことし初めから国内で感染を広げていたことが分かりました。ノロウイルスの本格的な流行は秋以降で、国立感染症研究所は、秋以降も新たなウイルスが主流となった場合には、例年にない大きな流行になるおそれがあるとして、全国の地方衛生研究所にウイルスの分析を徹底するよう求めました。NHK News Web.,2015年8月28日

ウイルスと糖鎖との相互作用の測定方法およびリガンド複合体

2015年08月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: 独立行政法人科学技術振興機構, 国立大学法人 鹿児島大学, 隅田 泰

発明者: 隅田 泰生, 西村 知晃, 岸本 裕子, 山下 早希子, 鶴田 祥子, 若尾 雅広, 奥野 壽臣

出願 2012-260396 (2012/11/28) 公開 2013-040970 (2013/02/28)

【要約】【課題】ウイルスと糖鎖との相互作用を同時に非標識で、網羅的にリアルタイムで測定する方法を提供する。【解決手段】糖鎖固定化金属ナノ粒子を含む溶液と、ウイルスを含む溶液とを混和することによって、糖鎖−生体関連物質相互作用体を生成させる工程を含み、上記糖鎖固定化金属ナノ粒子は、硫黄原子を有するリンカー化合物と糖鎖とが結合した構造を備えるリガンド複合体が、金属ナノ粒子に固定されてなる方法。astamuse特許資料.,2013

生体関連物質のスクリーニング方法、および生体関連物質のパターニング方法

2015年08月28日 | 創薬 生化学 薬理学
生体関連物質と糖鎖との相互作用の測定方法、生体関連物質の糖鎖選択性の評価方法、生体関連物質のスクリーニング方法、および生体関連物質のパターニング方法、並びにこれらの方法を実施するためのキット

出願人: 独立行政法人科学技術振興機構, 国立大学法人 鹿児島大学, 隅田 泰生
発明者: 隅田 泰生, 西村 知晃, 岸本 裕子, 山下 早希子, 鶴田 祥子, 若尾 雅広, 奥野 壽臣

出願 2007-324036 (2007/12/14) 公開 2008-175813 (2008/07/31)

【要約】【課題】微量の生体関連物質を用いて、生体関連物質と、糖鎖との相互作用を同時に非標識で、網羅的にリアルタイムで測定し、糖鎖に対する特異性の観点から生体関連物質をスクリーニングする方法やパターニングをする方法を提供する。【解決手段】生体関連物質と、糖鎖との相互作用の測定方法であって、リガンド担持体に、生体関連物質を含む溶液を接触させる工程を含み、上記リガンド担持体は、硫黄原子を有するリンカー化合物と糖鎖とが結合した構造を備えるリガンド複合体が、1~500種類/cm2となるように、それぞれ独立して支持体の表面に固定されていると共に、上記表面は金属を備えており、上記生体関連物質は、タンパク質、ウィルス、細胞、細菌、リポソーム、およびミセルからなる群より選ばれる1以上の生体関連物質であることを特徴とする方法である。 J-Store.,国内特許コード P110004062


九大など、キノコ「霊芝」から抗インフルエンザ薬の候補化合物を発見

2015年08月28日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

 九州大学大学院農学研究院の清水邦義准教授や朱欽昌特任助教らは、多くの薬効が知られるキノコの一種「霊芝(れいし)」から抗インフルエンザ薬の候補化合物を発見した。脂質性の化合物である「ガノデリン酸」がインフルエンザウイルスの増殖に関わる酵素の働きを妨げることが分かった。近畿大学の大貫宏一郎准教授らとの共同研究。日刊工業新聞.,2015年08月28日

ガン細胞を元の良性細胞に戻すことが可能である研究結果が明らかに

2015年08月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍
ガンは一般的に完治することが難しい疾患として知られていて、手術治療や抗がん剤治療など患者に大きな負担がかかる治療法が適用されるのですが、アメリカにあるMayo Clinic病院の研究グループがガン細胞を元の良性細胞に戻す実験に成功しており、新たなガン治療の方法として大きな注目を集めています。Gigazine.,2015年08月27日

生物学的試料保存用デバイス

2015年08月28日 | 医療 医薬 健康
出願人: ニプロ株式会社

発明者: 兼子 智, 吉川 義洋, 白数 昭雄, 中谷 奈穂美

出願 JP2005021962 (2005/11/30) 公開 WO2006059626 (2006/06/08)

【要約】希少及び/又は取り扱いが困難な試料を含む生物学的試料を凍結保存する際、含まれる試料を損傷することなく凍結保存することができ、また凍結試料を容易に解凍でき、含まれる試料を損失することなく回収することのできる生物学的試料保存用デバイスを提供する。生物学的試料を置くための試料載置部と、前記試料載置部に付設された取手部とを備えてなる生物学的試料保存用デバイスによる。デバイスの試料載置部に生物学的試料を置き、該試料を置いた試料載置部を凍結保存容器に収納し、該凍結保存容器を通常の方法で凍結する状態におくことにより、生物学的試料保存用デバイス上の試料に含まれる検体を損失することなく、効果的に回収することができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2006059626/

厚労省が4千人分の黄熱ワクチンの確保へ 来年のリオ五輪で渡航者が増えるため

2015年08月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

(via 47NEWS)

 厚生労働省は、4千人分の黄熱ワクチンを確保するための経費3100万円を2016年度予算の概算要求に盛り込んだ。来年8月にリオデジャネイロ五輪・パラリンピックが開催され、ブラジルへの渡航者が増えることが予想されるため。

 黄熱は中南米や熱帯アフリカの風土病で蚊を媒介して感染する。発症すると発熱や頭痛、吐き気などの症状が出て、重症化すると死亡することもある。
バイオの杜.,2015年8月27日


武田薬品がインフルエンザワクチンの販売権を拡大 アジアなど新興国へ

2015年08月28日 | NEWSクリッピング

(via 時事ドットコム)2015年8月28日

 武田薬品工業は27日、米バイオ製薬会社ナノセラピューティクスが保有するワクチン製造の技術について、販売権と技術利用権を拡大する契約を結んだと発表した。

 人工培養した動物細胞を使ってウイルスを増幅する「細胞培養」方式の技術で、武田薬品は2010年に米製薬会社バクスターインターナショナルとライセンス契約を結んだが、バクスター社から分社した医薬品会社からナノ社がこの技術を買収していたという。

 今回のライセンス契約により、ワクチン需要が高いアジアなどの新興国で新型・季節性インフルエンザワクチンの開発・販売が可能になる。また、ほかのワクチン開発にも利用可能になる。
バイオの杜.,2015-08-28