バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

STAP問題、理研の調査経費8360万円 小保方晴子氏への返還請求は60万円のみ

2015年08月06日 | 細胞と再生医療
STAP細胞論文をめぐる問題で、理化学研究所(理研)が不正調査や検証にかけた経費の総額が、8360万円に上ったことが分かった。一方で、論文の不正が確定した小保方晴子・元研究員には、論文投稿料の約60万円を返還請求するとしている。3月21日、毎日新聞などが報じた。
The Huffington Post 2015年03月21日

RNAを用いた「人工回路」でがん細胞を死滅 がん化した細胞の除去方法の開発に期待

2015年08月06日 | 医療 医薬 健康

バイオニュース研究・開発

 RNAを用いた「人工回路」を作製し、がん化した細胞を死滅させることに成功したと、京都大iPS細胞研究所の斉藤博英教授らの研究グループが4日付の英科学誌「Nature Biotechnology」で発表した。回路を組み合わせて、がん化した細胞を除去する方法の開発につながるという。
 これまではDNAを用いた人工回路はあったが、DNAだと細胞の核に投与する必要があることから、遺伝子を傷つける可能性があった。
 一方、RNAを用いた回路では核の周囲の細胞質で機能して、速やかに分解するため安全に使えるという。バイオの杜 2015年8月4日

米ニューヨークでレジオネラ症が拡大 86人が感染、うち7人が死亡

2015年08月06日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
バイオニュース医療・健康
 米ニューヨークでレジオネラ症が拡大している。これまでに86人の感染が確認されており、うち7人が死亡、過去最悪の感染拡大となっている。
 レジオネラ症は細菌感染症で、ニューヨークで感染が拡大しているの病型は肺炎だという。
 先月10日にニューヨーク州で最貧とされるブロンクス地区で集団感染があり、感染が拡大した。現在も64人が入院治療を続けている。バイオの杜 2015年8月5日

「エンドセリン受容体B」発現低下が低酸素耐性を強くする 心臓発作などの治療法に役立つ可能性

2015年08月06日 | からだと遺伝子
バイオニュース研究・開発

 低酸素状態に耐えるための遺伝子が特定されたと、米カリフォルニア大サンディエゴ校の研究チームが米科学アカデミー紀要で発表した。心臓発作や脳卒中などの患者に有効な新たな治療法開発に役立つ可能性があるという。バイオの杜 2015年8月5日