バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

短寿命の放射性同位体11CによるビタミンB1の標識に成功

2015年08月02日 | 医療 医薬 健康

関連研究者:土居久志・渡辺恭良

要旨
理化学研究所(理研)ライフサイエンス技術基盤研究センター標識化学チームの土居久志チームリーダー、健康・病態科学研究チームの渡辺恭良チームリーダーらと、武田薬品工業株式会社(武田薬品)ジャパンコンシューマーヘルスケアビジネスユニット研究開発部の二宮伸二部長らの共同研究グループ※は、チアミン[1](ビタミンB1)とフルスルチアミン[1](ビタミンB1誘導体)を炭素の放射性同位体(炭素11:11C)[2]で標識する有機合成法を確立し、生体ラット内でのビタミンB1とビタミンB1誘導体の動態をPET[3]で可視化することに世界で初めて成功しました。理研 プレスリリース 2015年7月31日

鹿児島大、ガン化の恐れのある細胞の除去方法を開発

2015年08月02日 | 細胞と再生医療


iPS細胞やES細胞を目的の細胞に変化させて人に移植するとき、目的細胞に変化できずに残った細胞があると 、それが腫瘍になるおそれがある。

鹿児島大の小戝健一郎教授(遺伝子治療・再生医学)のチームは、がんになる可能性がある細胞だけを特殊なウイルスで取り除く方法を開発した。

研究チームは、がん細胞で働いているサバイビン(survivin) という遺伝子に注目した。 化学業界の話題 knak 2015年7月30日

アルツハイマー病、脳の神経細胞死 新標的を発見 神戸の研究員ら

2015年08月02日 | 医療 医薬 健康
神戸新聞NEXT 7月31日(金)19時0分配信

 アルツハイマー病の脳で起こる神経細胞死に関与する新たな分子を、先端医療振興財団(神戸市中央区)の星美奈子・客員上席研究員らの研究グループが発見し、31日発表した。成果は米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150731-00000006-kobenext-sctch

エボラ新ワクチン、高い効果確認 WHOが臨床試験

2015年08月02日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

エボラ新ワクチン、高い効果確認 WHOが臨床試験

朝日新聞デジタル 7月31日(金)22時48分配信

 西アフリカで流行中のエボラ出血熱に対し、カナダの政府機関などが開発したワクチンで発症予防に高い効果が確認された。世界保健機関(WHO)などの国際研究チームが4千人を超える臨床試験の中間報告として7月31日付の英医学誌ランセットに発表した。専門家は「極めて有望な進展」と評価している。

 大規模な臨床試験で有効性が確認されたのはエボラウイルスワクチンでは初めてという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150731-00000073-asahi-int