バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

紅茶の苦味、骨粗しょう症改善? マウス、破骨細胞形成防ぐ

2015年02月28日 | 健康・栄養機能性成分
 骨を破壊する「破骨細胞」の形成を防ぐのに、紅茶の苦味成分が役立つことを大阪大の西川恵三助教(免疫学)のチームがマウスを使って明らかにし、23日付の米医学誌電子版に発表した。骨粗しょう症の状態にしたマウスに苦味成分を投与すると改善が見られたという。西日本新聞 2015年02月24日

iPSで強い軟骨組織…スポーツ障害治療に光

2015年02月28日 | NEWSクリッピング
 人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、強度の高い軟骨組織を作ったと、京都大iPS細胞研究所の妻木範行教授らのチームが発表した。26日付の科学誌「ステム・セル・リポーツ」に論文が掲載された。

 ミニブタに移植して関節で機能することも確認したとしており、スポーツで膝などの関節の軟骨を痛めた患者を対象に、4年後をメドに再生医療の臨床研究を目指す。2015年2月27日 読売新聞

高血圧薬データ「不正なし」=調査結果を公表-京都大

2015年02月28日 | NEWSクリッピング
 製薬大手の武田薬品工業が販売する高血圧治療薬「ブロプレス」の効果を示す広告のグラフが、基になった臨床研究の論文のグラフと食い違うと指摘された問題で、臨床研究に携わった京都大は27日、データに改ざんなどの不正はなかったとする調査結果を公表した。
 臨床研究では2001~05年、高血圧患者約4700人にブロプレスと他社の治療薬を投与し、脳卒中などの発症率を比較。08年発表の論文のグラフでは、ブロプレスと他の治療薬に有意差はなかったが、武田薬品は06年、ブロプレスが優位とする別のグラフを使って宣伝した。時事ドットコム.,2015/02/27