バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

創薬・早期診断へ5千人分のデータ解析 国循が新組織

2015年02月18日 | 創薬 生化学 薬理学
 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は16日、心臓や血管の病気をもつ患者の遺伝子情報などを詳しく調べることで、薬の開発や病気の早期診断につなげる新たな組織を4月から本格的に稼働させると発表した。患者ごとに最適な治療を選ぶ「オーダーメイド医療」の実現も目指す。

 新組織の名称は「創薬オミックス解析センター」。国循の敷地内に2月に設置された。病院や研究所の部門ごとに分かれていた情報解析の役割を統合させた。4月から14人になり、1年後に約20人の体制にする予定。朝日新聞(Web版)apital.,2015年2月18日

ホルモン感受性乳がん、発症リスクに関連するDNA配列を新たに2つ発見

2015年02月18日 | 癌 ガン がん 腫瘍

ホルモン感受性乳がん、発症リスクに関連するDNA配列を新たに2つ発見
乳がんに関与する遺伝子の働きを高める部分に存在
 乳がんの過半数を占める「ホルモン感受性乳がん」。このタイプの乳がんの発症リスクに関与するDNA配列が、新たに2つ発見された。

 英国がん研究所を中心とした研究グループが、遺伝学の国際誌ヒューマン・モレキュラー・ジェネティクス誌で2015年2月4日に報告した。Medエッジ  2015年2月17日

阪大、E―NPP3酵素がアレルギー疾患に有効であることを確認

2015年02月18日 | アレルギー アトピー
 大阪大学大学院医学系研究科の竹田潔教授らは、アレルギー疾患の原因となるマスト細胞と好塩基球の活性を、E―NPP3酵素が抑制することを確認した。マスト細胞と好塩基球がアレルギーを引き起こす抗原によって活性化されると、E―NPP3が多く発現し、炎症を抑える仕組み。アレルギー疾患の新たな治療法の開発につながる可能性がある。
 E―NPP3を欠損したマウスを調べたところ、マスト細胞と好塩基球が活性化し、アレルギー疾患が悪化した。マスト細胞と好塩基球がアデノシン三リン酸(ATP)という因子を分泌。さらにATPがマスト細胞と好塩基球を活性化する相互作用が生まれ、アレルギー反応を活発化させることが分かった。日刊工業新聞 2015年02月18日

バイオ医薬需要に対応和発酵キリン、群馬・高崎に原薬製造棟を建設へ-バイオ医薬需要に対応

2015年02月18日 | 医療 医薬 健康
 協和発酵キリンがバイオ医薬品の主力生産拠点である高崎工場(群馬県高崎市)に原薬製造の新棟を建設する検討を進めていることがわかった。後期の臨床試験を実施中の開発品が複数あり、生産能力が逼迫する可能性が高いと判断した。投資額は50億円程度で、数年後の完成を目指すとみられる。日刊工業新聞 2015年02月17日

フウ抽出物を含む抗酸化剤

2015年02月18日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2013-42626 出願日 : 2013年3月5日
公開番号 : 特許公開2014-169256 公開日 : 2014年9月18日
出願人 : 株式会社コーセー 発明者 : 平 昌宏 外1名

【課題】抗老化、育毛等に有用な抗酸化剤、生体内抗酸化剤、および細胞内酸化ストレス抑制剤の提供。
【解決手段】フウ(Liquidambar formosana)の幹および/または葉から、水、親水性有機溶媒、またはそれらの混合物を抽出溶媒として得られた抽出物を有効成分とする組成物。アスコルビン酸若しくは、その誘導体、および/またはトコフェロール若しくはその誘導体を更に含有する組成物。特許資料>>astamuse 2014

ブロッコリー成分を含んだ生体内抗酸化剤

2015年02月18日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2006-259146 出願日 : 2006年9月25日
公開番号 : 特許公開2008-74816 公開日 : 2008年4月3日
出願人 : オリザ油化株式会社 外1名 発明者 : 白崎 友美 外5名
発明の名称 : 生体内抗酸化剤

【課題】 本発明は新規で安全な成分の生体内抗酸化剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の生体内抗酸化剤は、ブロッコリー種子及び/又は発芽ブロッコリー、並びにブロッコリー種子及び/又は発芽ブロッコリーの抽出物のうちの少なくとも1種を有効成分とすることを特徴とする。また、本発明の生体内抗酸化剤は、哺乳類(ヒトを含む)の医薬品、飲食品、皮膚外用剤に含有することができる。特許資料>>astamuse 2008

医療・介護関連肺炎ガイドラインに従った耐性菌カバーと治療アウトカムとの関連について

2015年02月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

医療・介護関連肺炎ガイドラインに従った耐性菌カバーと治療アウトカムとの関連についての検討

中塚 賀也, 森本 千絵, 安田 一行, 辻 貴宏, 加持 雄介, 安田 武洋, 橋元 成修, 黄 文禧, 羽白 高, 田中 栄作, 田口 善夫

感染症学雑誌 Vol. 87 (2013) No. 6 p. 739-745
J-Stage.,kansenshogakuzasshi.87.739

中国の人工心臓、重大なブレークスルーを実現

2015年02月18日 | 医療 医薬 健康
 中国初の国産「人工心臓」プロジェクトの研究に、新たなブレークスルーがあった。プロジェクト担当部門の一つ、天津泰達国際心血管疾患病院が13日に発表した情報によると、中国初の移植可能な第3世代心室補助装置、磁性流体ダブルサスペンション血液ポンプ「火箭心」が、このほど量産化後の動物実験の段階に入った。同装置は今後5年内に臨床応用の段階に入り、実用化に向け前進する予定だ。実用化により、中国の1600万人の心不全患者に希望がもたらされる。新華社が伝えた。Science Portal.,2015年 2月16日