バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規ペプチド複合体及びその用途

2015年02月25日 | 医薬工学 製剤 DDS

出願番号 : 特許出願2013-80782 出願日 : 2013年4月8日
公開番号 : 特許公開2014-201566 公開日 : 2014年10月27日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 外2名 発明者 : 松村 幸子 外2名

【課題】ペプチドの制御された集合体構造に金属イオンを配置してペプチドを構成し、このペプチドを利用して能力の高い造影剤やドラッグデリバリーシステムを提供する。
【解決手段】シート形成ペプチドと金属キレート錯体との間に、炭素数が3~60のエーテル結合を含んでもよい直鎖状炭化水素鎖又は側鎖が小さいアミノ酸から成るペプチド鎖から成るリンカーを組み込むことにより、緩和能(r1)を大幅に向上させた。J-Store >>国内特許コード P150011407


食品の抗アレルギー活性評価に利用できるマウスモデルの紹介

2015年02月25日 | アレルギー アトピー

Improved method for evaluating anti-allergic activity of food
農研機構 食品総合研究所 食品機能研究領域 機能性成分解析ユニット 主任研究員
後藤 真生
Masao GOTO, National Food Research Institute (NFRI), NARO
http://www.naro.affrc.go.jp/nfri/introduction/chart/0303/index.html
新技術の概要
ヒトと同じ機序でアレルギーを発症するマウスモデルを開発し、アレルギー症状の強さを指標として食品成分の抗アレルギー活性評価を可能にした。本技術を用いることで、食品等のアレルギー症状の抑制効果だけでなく、予防効果なども評価することができる。
http://www.jstshingi.jp/abst/2014/naro.affrc/program.html#6

ドイツのベルリン、はしか大流行 570人感染、死者も

2015年02月25日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 ドイツの首都ベルリンではしかが大流行し、昨年10月以降の感染者が24日までに570人を超えた。23日に1歳半の赤ちゃんの死亡が発表されたことを受け、ドイツでは予防接種の義務化を求める声が上がり始めた。

 突然の流行の原因は明らかになっていないが、専門家は移民の流入に加え、ワクチン接種を受けていない市民の存在が感染拡大に拍車を掛けているとみている。

 報道によると、通常は入院の必要のない成人患者が数多く入院治療を受けているのが今回の流行の特徴。 共同通信47news.,2015/02/25

人食いバクテリア:昨年患者273人、致死率30〜50%

2015年02月25日 | 医療 医薬 健康
毎日新聞

突然発症して急激に手足の壊死(えし)などが進み、時に人の命を奪う「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者報告数が近年、増加傾向にある。国立感染症研究所によると、昨年は1999年の調査開始以降最も多い273人に達した。今年も2月15日までで68人に上る。急激な進行と致死率の高さから「人食いバクテリア」と恐れられる細菌感染症の実態とは? msnニュース2015-02-25

「A群溶血性レンサ球菌」

中国科学技術大学が生命体の新型「暗黒物質」を発見

2015年02月25日 | 生命科学 生物誌

非翻訳型RNA(ノンコーディングRNA)は生命体における「ゲノムの暗黒物質(ダークマター)」と呼ばれている。中国科学技術大学の単革教授の実験室はこのほど、新型タイプの環状構造非翻訳型RNAを発見し、同タイプの非翻訳型RNAの機能および機能のメカニズムを解明した。これらの成果は世界的に権威のある科学誌「ネイチャー・ストラクチュアル&モレキュラー・バイオロジー」に発表された。「安徽日報」が伝えた。人民網日本語版 2015年02月23日

乳児期のピーナツ摂取、アレルギー発症に予防効果か

2015年02月25日 | アレルギー アトピー
【2月24日 AFP】世界中で増加しているピーナツアレルギーについて、これまでの助言に反し、ピーナツを含有した食品を生後11か月になる前の乳児に与えることでアレルギー予防効果を得られる可能性があるとする研究論文が、23日の米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に掲載された。AFP BB News.,2015年02月24日

静岡県、聖マリアンナ医大と協定締結へ 東部の医師確保

2015年02月25日 | NEWSクリッピング
 県東部で深刻化する医師不足の解消に向け、県は近く、聖マリアンナ医科大(川崎市)と協定を結び、同地域に人材が回る仕組みづくりに着手する。「県医学生向け奨学金」を利用した同医科大出身の研修医を優先的に送り込む構想で、県東部の研修環境向上に向け指導医の同時派遣も視野に入れる。24日までに関係者への取材で分かった。静岡新聞Web版 2015/2/24



創薬ベンチャーのそーせい、英同業を450億円で買収

2015年02月25日 | 創薬 生化学 薬理学
創薬ベンチャーのそーせいグループは2月21日、同業の英Heptares Therapeutics を買収したと発表した。

買収額は最大4億ドルで、20日付で全株式を取得し、完全子会社化した。
Heptares の株主に対し 1億8000万ドルを現金で支払ったほか、Heptares が現在開発中の医薬品で発生する収入から最大2億2000万ドルを支払う。

そーせいでは、さらなる企業価値の向上を目指すべくパイプラインの強化や新たな事業拡大を図るため買収を実施したとしており、本買収により、「日本発の世界トップバイオ企業になる」というビジョンをより迅速に達成できると期待している。 化学業界の話題 2015年2月24日