バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

乳酸菌および抗原物質を含み、口腔内に投与されることを特徴とする抗アレルギー剤

2012年04月18日 | アレルギー アトピー

出願番号 : 特許出願2010-190842 出願日 : 2010年8月27日
公開番号 : 特許公開2011-68643 公開日 : 2011年4月7日
出願人 : 国立大学法人 千葉大学 発明者 : 稲嶺 絢子 外3名

【課題】患者の負担が少なく、安全に行えるアレルギー疾患の発症予防および/または症状改善のための有用な薬剤および方法を提供すること。
【解決手段】乳酸菌および抗原物質を含み、口腔内に投与されることを特徴とする抗アレルギー剤、乳酸菌および抗原物質を含む組成物を口腔内に投与することを特徴とするアレルギー疾患治療方法、並びに乳酸菌および抗原物質の、抗アレルギー剤の製造における使用を提供し、より詳しくは、乳酸菌として抗原提示細胞上の抑制刺激分子PD-L2発現を増強する機能を有する乳酸菌、例えばLactobacillus paracasei KW3110を使用する。明細書 >> かんたん特許検索

ムメフラール高含有梅酢エキス及び製造方法

2012年04月18日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2003-321748 出願日 : 2003年9月12日
公開番号 : 特許公開2005-87025 公開日 : 2005年4月7日
出願人 : 株式会社ファンケル 発明者 : 韓 力 外2名

【課題】 本発明は、梅酢を原料として、ムメフラール高含有した梅酢エキスを簡便且つ安定的な製造方法及びその上質な風味を持つ組成物を提供すること。
【解決手段】 製造工程が濃縮工程と加熱工程2段階を含み、濃縮工程で水分量を低下させ、次に加熱工程でその水分量を維持させながら、ムメフラールを生成させること、加熱工程中において加圧し、さらに、加熱工程でエキスに仕上げる前に、ハチミツ、糖甘味料又はクエン酸を添加すること特徴とする、ムメフラールを高含有し、しかも、簡便且つ安定的に製造方法及び上質な風味を持つ梅酢エキス組成物。さらに、ろ過あるいは遠心分離法によって非水溶性成分を取り除いた、沈殿物のない清澄な梅酢エキス組成物。明細書 >> かんたん特許検索

ムメフラールの製造方法

2012年04月18日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2006-100190 出願日 : 2006年3月31日
公開番号 : 特許公開2007-269744 公開日 : 2007年10月18日
出願人 : 株式会社ナリス化粧品 発明者 : 西村 聡 外1名

【課題】梅肉エキスには約0.03%~1.04%のムメフラールが含まれているが、最適な条件下でもこれ以上の量を得ることは困難である。ここでは梅肉エキスから更に多くのムメフラールを得られる、経済的な方法を提供することを課題とした。
【解決手段】梅肉エキスを5~50倍量の水で希釈後、不溶物を除去した溶液から、活性炭を用いカラム法またはバッチ法でムメフラールを吸着し、未吸着溶液を糖度80Brixまで再加熱、又はHP-20を用いカラム法またはバッチ法でムメフラールを吸着し、未吸着溶液を糖度80Brixまで再加熱する。簡便且つ安定的にムメフラールを製造する方法。明細書 >> かんたん特許検索

【梅肉エキス】

梅肉エキスは日本の特有の食品で、昔から健康に良いと愛用されている。梅肉エキスは、クエン酸、リンゴ酸やコハク酸などの有機酸類が多量に含まれており、食物繊維や鉄分などが含まれている。酸味が強く、殺菌、疲労回復、胃の保護作用を持つといわれている。梅干や梅肉エキスには血圧を上げる酵素ACEの活性を抑制する働きがあり、梅肉エキスは梅干と異なり、食塩が全く含まれていないため、食塩の摂取を制限されている人も安心して食べることができる。梅肉エキスは、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸類が多量に含まれており、これが昔から殺菌、疲労回復、胃の保護作用を持つといわれ、古くから健康補助食品として食されてきた。最近の研究で、梅製品の様々な生理機能が明らかとなり、中でも梅エキスの中にムメフラール(Mumefural)と名付けられた成分が血流改善に良い働きがあることが分かり報告された。(松本紘斉、FOOD Steyl 21、p66-68、2001;菊池佑二、FOOD Steyl 21、p41-47、2001; Chuda Y. et al.、J. Agric. Food Chem.、47、p828-831、1999;我藤伸樹ら、ヘモレオロジー研究会誌、3、p81-88、2000)出典:特許公開2007-269744