バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

化合物の機能予測方法及び機能予測システム

2010年05月22日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-332650 出願日 : 2004年11月17日
公開番号 : 特許公開2006-146380 公開日 : 2006年6月8日
出願人 : 株式会社日立製作所 発明者 : 大田 佳宏 外2名

【課題】物質間相互作用情報を用いて化合物の特性を予測する。
【解決手段】文献データベースや遺伝子・蛋白質データベース、疾患データベースから収集した情報に基づいて、化合物、遺伝子・蛋白質間の相互作用データベースを構築し、その情報をもとにマッピングした相互作用ネットワークを用いて、化合物の特徴を予測する。e-kouhou 特許公開・明細書

小型魚類における細胞種特異的プロモーター

2010年05月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-211530 出願日 : 2006年8月3日
公開番号 : 特許公開2008-35735 公開日 : 2008年2月21日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 藤森 一浩 外2名
発明の名称 : 小型魚類における細胞種特異的プロモーターおよびそのプロモーターによって可視化された神経細胞およびグリア細胞イメージングトランスジェニックメダカ

【課題】メダカの神経細胞又はグリア細胞で発現可能なプロモーターを提供する。
【解決手段】 Ubiquitin C-terminal Hydrolase L1(UCHL1)遺伝子、Tyrosine Hydroxylase(TH)遺伝子、Growth Associated Protein 43(GAP43)遺伝子およびProteolipid protein 1(PLP1)遺伝子からなる群から選ばれるメダカ由来遺伝子のプロモーター領域を含むDNA断片。明細書pdf >> かんたん特許検索

ステロールおよびトリテルペノイドの抗発がんプロモーター活性

2010年05月22日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
安川 憲, 秋久 俊博
日本油化学会誌, Vol. 49 (2000) No. 6 pp.571-582,642
ステロールやトリテルペノイド類のTPA誘発マウス耳殻炎症, DMBAとTPAによるマウス皮膚二段階発がん実験, TPA誘発Epstein-Barrウイルス活性化, 及びTPA誘発HeLa細胞への燐の取り込みなど, 種々の抗発がんプロモーター試験における抑制効果について述べた。
[ 抄録 ][ 全文PDF(2779K) ]

植物は有用な脂質資源の宝庫である

2010年05月22日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
遠藤 節子
日本油化学会誌, Vol. 46 (1997) No. 10 pp.1247-1256
 植物は, 多くの種類の有用な化合物を生合成する。特に, 脂質は, 動植物にとって最適状態を維持するために必要な物質である。一般に, 植物は, 動物に比較して, 多くの種類の有用な脂肪酸やステロールを脂質として生合成する。 [ 抄録 ][ 全文PDF(2322K) ]

超好熱菌の耐熱性酵素

2010年05月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
今中 忠行, 藤原 伸介
日本油化学会誌, Vol. 46 (1997) No. 5 pp.525-533,597
 鹿児島県小宝島の硫気孔から95℃を生育最適温度とする超好熱始原菌Pyrococcus sp.KOD1株を単離し, その酵素の性質を研究することで多くの興味深い知見を得ることができた。ここでは超好熱菌研究の背景とそれが作り出す酵素の性質についてプロテアーゼ, アミラーゼ, DNAポリメラーゼ, グルタミン酸合成酵素, Recタンパク質, アスパラギン酸tRNA合成酵素, 分子シャペロニンを中心に述べる。また, KOD1株のDNAポリメラーゼを用いた短時間PCR, KOD1のシャペロニンを用いた酵素の安定化及び不溶性顆粒の可溶化について紹介する。 [ 抄録 ][ 全文PDF(1532K) ]

食用キノコ 7 種の主なセレブロシドの同定

2010年05月22日 | 健康・栄養機能性成分
大西 正男,河瀬 誠一,近藤 泰男,藤野 安彦, 伊藤 精亮
日本油化学会誌, Vol. 45 (1996) No. 1 pp.51-56
マイタケ (Glifola frondosa) 子実体から主要な糖脂質としてセレブロシドを分離し, その代表的な構成セラミド種をN-hydroxypalmitoy1-9-methyl-trans-4, trans-8-sphingadienineと特徴づけた。このタイプのセレブロシドは, G.frondosa菌糸体ならびに他の6種の坦子菌子実体中にも主要分子種として存在していた。 [ 抄録 ][ 全文PDF(843K) ]

生体触媒によるモノテルペノイドの変換

2010年05月22日 | ファインケミカル 中間体
植物寄生菌の特異的な生化学反応による生理活性物質の生産をめざして
宮澤 三雄
日本油化学会誌, Vol. 46 (1997) No. 10 pp.1177-1194
本総説では各種モノテルペノイドの微生物変換について概説する。特に生体触媒としての植物寄生菌の応用, 微生物特有の位置選択的変換, 立体特異的変換やユニークな新微生物変換反応を取り上げた。 [ 抄録 ][ 全文PDF(2458K) ]

超好熱性古細菌のゲノム解析

2010年05月22日 | 菌類 細菌
加藤 千明
日本油化学会誌, Vol. 46 (1997) No. 5 pp.517-523,597
深海熱水鉱床より単離された新種の超好熱性古細菌, Pyrococcus horikoshii, についてゲノム解析が推進されている。本微生物はその生育上限温度にて絶対好圧性を示す事が明らかとなり, ゲノム解析から得られる結果から, 深海の超好熱性古細菌における好圧性のメカニズム, および, 生命の起源と進化に対する理解を深める等の, 成果が期待されている。 [ 抄録 ][ 全文PDF(1314K) ]

人工生命、完成見えた 米研究所、ゲノム合成し人工細菌

2010年05月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 自己増殖をする「人工細菌」を作ることに、米のチームが初めて成功した。DNAをつないで、ゲノム(全遺伝情報)を人工的に作った。生命の設計図であるゲノムが働くことが確認でき、「人工生命」ともいえる成果だ。医薬品づくりなどに役立つ技術と期待される一方で、安全性の確保や悪用防止が課題になる。生命とは何かを問うことにもつながりそうだ。朝日新聞(Web版)2010年5月21日