バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ウイルス粒子の3つのコンポーネントを異なる蛍光タンパク質で標識した組換えウイルス

2010年05月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2006-318534 出願日 : 2006年11月27日
公開番号 : 特許公開2008-131867 公開日 : 2008年6月12日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 発明者 : 川口 寧 外1名

【課題】ウイルス粒子のコンポーネントを蛍光タンパク質で標識した組換えウイルスおよび該組換えウイルスを感染させた細胞を提供する。
【解決手段】単純ヘルペスウイルス(HSV)について、ウイルス粒子を構成するカプシド、テグメントおよびエンベロープの3つのタンパク質コンポーネントがそれぞれ異なった3つの蛍光タンパク質で標識された組換えウイルス。
【効果】該組換えウイルスを感染させた細胞は、HSVウイルス粒子についての一連の成熟過程の解析、抗HSV剤の作用機序の解析および作用機序に特化した抗HSV剤のスクリーニングに利用可能である。e-kouhou 特許公開・明細書

抗ウイルス性オリゴヌクレオチド

2010年05月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-537092 出願日 : 2005年10月19日
公表番号 : 特許公表2008-516996 公表日 : 2008年5月22日
出願人 : レプリコール インコーポレーティッド 発明者 : バイヤン アンドリュー 外1名

抗ウイルス活性を有するランダム配列オリゴヌクレオチドおよびその抗ウイルス薬としての使用について記載する。多くの場合、オリゴヌクレオチドは、40より大きいヌクレオチド長を有し、かつ例えば修飾されたヌクレオチド間結合およびリボース部分の2'位の修飾などの化学修飾を含む。ヒトおよび動物のウイルス感染の予防または処置のための使用、ならびにヒトおよび動物のオンコウイルスを原因とする癌の予防または処置のための使用も記載する。これら使用は典型的に、そのような処置を必要とするヒトまたは動物に対して、配列非依存的な作用様式により作用する、薬理学的に許容される治療有効量の少なくとも一種のオリゴヌクレオチドを投与することを含む。e-kouhou 特許公開・明細書

抗ウイルス性薬学的組成物

2010年05月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-543955 出願日 : 2004年12月8日
公表番号 : 特許公表2007-513959 公表日 : 2007年5月31日
出願人 : エスディー ファーマシューティカルズ インコーポレイティッド 発明者 : チェン アンドリュー シーアン

本発明は、イオン性亜鉛または鉄三価塩といったイオン性多価金属成分、キトサンまたはポリ(ジメチルアミノエチルメタクリレート)といった陽イオン性ポリマー、および、塩化ベンザルコニウムまたはベンゼトニウムといった陽イオン界面活性剤のうち1つまたは複数を含む抗ウイルス性組成物を提供する。本発明はまた、このような抗ウイルス性組成物の作製および使用のための方法も提供する。e-kouhou 特許公開・明細書

ウイルス核酸を対象とした修飾ヌクレアーゼを用いた組成物

2010年05月18日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-508498 出願日 : 2005年4月14日
公表番号 : 特許公表2007-532666 公表日 : 2007年11月15日
出願人 : アヴィリッド インコーポレーテッド 発明者 : ルドルフ アイ. サルガニク 外1名
発明の名称 : ウイルス核酸を対象とした修飾ヌクレアーゼを用いた組成物及びウイルス性疾患の予防並びに治療方法

修飾ヌクレオチド若しくは元のヌクレアーゼ内で天然型アミノ酸に対して置換される非天然型のアミノ酸残基を少なくとも1つ備える複数の修飾ヌクレアーゼを有する抗ウイルス性組成物が提供される。また、この組成物の使用方法並びに本組成物を所定量投与するためのキットが提供される。e-kouhou 特許公開・明細書

抗ウイルス性ペプチドおよび抗ウイルス剤

2010年05月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-53816 出願日 : 2006年2月28日
公開番号 : 特許公開2007-230903 公開日 : 2007年9月13日
出願人 : 東亞合成株式会社 外1名 発明者 : 吉田 徹彦 外2名

【課題】天然に存在しない人為的に設計された抗ウイルス性ペプチド及び該ペプチドを主成分とする抗ウイルス剤を提供すること。
【解決手段】本発明によって提供される抗ウイルス剤は、天然に存在しない人為的に合成されたペプチドを主成分とする抗ウイルス剤であって、核移行性配列(NLS)として知られる少なくとも5個の連続するアミノ酸残基から構成されるアミノ酸配列又は該NLSに部分的な改変が施されたアミノ酸配列を少なくとも1単位有しており、且つ、核外移行性配列(NES)として知られる少なくとも5個の連続するアミノ酸残基から構成されるアミノ酸配列又は該NESに部分的な改変が施されたアミノ酸配列を少なくとも1単位有することを特徴とする抗ウイルス性ペプチドを含む。e-kouhou 特許公開・明細書

出願番号 : 特許出願2006-53817 出願日 : 2006年2月28日
公開番号 : 特許公開2007-230904 公開日 : 2007年9月13日
出願人 : 東亞合成株式会社 外1名 発明者 : 吉田 徹彦 外2名
発明の名称 :抗ウイルス性ペプチドおよびその利用

【課題】天然に存在しない人為的に設計された抗ウイルス性ペプチド及び該ペプチドを主成分とする抗ウイルス剤を提供すること。
【解決手段】本発明によって提供される抗ウイルス性ペプチドは、天然に存在しない人為的に合成されたペプチドであって、(a)核移行性配列(NLS)として知られる少なくとも5個の連続するアミノ酸残基から構成されるアミノ酸配列又は該NLSに部分的な改変が施されたアミノ酸配列を少なくとも1単位有しており、且つ、(b)小胞体タンパク質であるVAPの保存配列又はそれらに部分的な改変が施されたアミノ酸配列、或いは、(c)種々の脂質結合タンパク質に存在するFFATモチーフとして知られるアミノ酸配列又はそれらに部分的な改変が施されたアミノ酸配列、を少なくとも1単位有することを特徴とする。e-kouhou 特許公開・明細書

2本鎖RNAによる抗RSウイルス作用に関する研究

2010年05月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
2007年度 研究実績報告書
代表者:永井 和重
RNAウイルス感染細胞において、ウイルスゲノム複製時に2本鎖RNAが形成される。この2本鎖RNAを認識する細胞内受容体の幾つかは、細胞内シグナル伝達を介して、I型インターフェロン(IFN)の産生を誘導し、感染細胞が抗ウイルス作用を現すと考えられている。 科学研究補助金DB 研究課題番号:19591259

肝細胞及び免疫細胞の両面からみたC型肝炎ウイルス排除に関わる宿主細胞因子の同定

2010年05月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
2007年度 研究実績報告書
代表者:日浅 陽一
HepG2細胞株によるHCV複製系を用いた内因性インターフェロン(IFN)-beta誘導薬物の抗HCV効果 in vitroのHCV複製システムの中で我々が開発したHCV全長プラスミドとT7アデノウイルスベクターをいた実験系はHepG2細胞においても効率よいHCVの増幅がみられる。科学研究補助金DB 研究課題番号:19590771

B型肝炎の抗ウイルス療法における血中RNA遺伝子量測定の意義

2010年05月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
2007年度 研究実績報告書
代表者:田中 榮司
 B型肝炎ウイルス(HBV)のRNA遺伝子量測定系の基礎検討を行った。血清検体200μ1からキットを用いてウイルス核酸を抽出した。RNA分解酵素を含まないDNA分解酵素で処理後、HBVのS遺伝子領域に設定したプライマーで逆転写およびリアルタイムPCR法による定量的測定を行った。科学研究補助金DB 研究課題番号:19590757

食細胞による死細胞貪食の細胞内情報経路の研究

2010年05月18日 | 細胞と再生医療
2007年度 研究実績報告書
代表者:白土 明子
 生体内で生じる変性自己細胞や侵入した微生物は,近隣の食細胞に貪食され分解されることで,生体内の恒常性が保たれている。取り込みには,食細胞内の低分子量G蛋白質を介する細胞骨格再編成が必要だが,その詳細は不明であり,本研究はG蛋白質を介する貪食経路解明が目的である。科学研究補助金DB 研究課題番号:18057009

酵母を用いる抗ぜんそく・抗アレルギー薬スクリーニング系の開発

2010年05月18日 | 医療 医薬 健康
2007年度 研究実績報告書
代表者:玉置 尚徳
 平成19年度の研究計画に基づいて酵母PAF合成酵素(Lpt1)の機能解析を行った。LPT1高発現株より調製したミクロソーム画分を用いて基質特異性を検討した。その結果、Lpt1は、PAF合成活性以外に、リゾホスファチジン酸(LPA),リゾホスファチジルコリン(LPC),リゾホスファチジルエタノールアミン(LPE),リゾホスファチジルイノシトール(LPI),リゾホスファチジルグリセロール(LPG)等のリゾリン脂質へのアシル転移活性も有していることが明らかとなった。科学研究補助金DB 研究課題番号:19658033