バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

zesteホモログ2のエンハンサーのHLA-A24結合ペプチド

2010年05月20日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-408895 出願日 : 2003年12月8日
公開番号 : 特許公開2005-170799 公開日 : 2005年6月30日
出願人 : 学校法人 久留米大学 発明者 : 伊東 恭悟 外1名
発明の名称 :
【課題】 前立腺癌に対する新しい治療方法を提供する。
【解決手段】 zesteホモログ2のエンハンサー由来の部分ペプチドであり、HLA-A24抗原に結合でき、細胞傷害性Tリンパ球に認識されうる癌抗原ペプチド、または機能的に同等の性質を有するその誘導体は前立腺癌を処置および予防するのに有用でありうる。明細書pdf >> かんたん特許検索

T 細胞補助刺激による免疫応答制御

2010年05月20日 | 抗体 免疫 抗原 
安部 良
日本臨床免疫学会会誌, Vol. 28 (2005) No. 1 pp.21-32
T細胞は常に他の細胞との相互作用の中で免疫応答の誘導,制御を実行する.このコミュニケーションの際に伝えられる第一の情報は,T細胞レセプター(TCR)によってT細胞内に伝わる抗原特異性に関するものであり,そのシグナルをシグナル1と称する.その時,T細胞には抗原特異性のないシグナル,シグナル2が同時に伝えられ,このシグナルにより増殖,サイトカイン産生,機能分化,細胞死,不応答の獲得といったT細胞自身の運命が決定される.
[ 抄録 ][ 全文PDF ]

新規ヒスタミンH4受容体のクローニングとその受容体特性

2010年05月20日 | 医療 医薬 健康
小田 環, 松本 俊一郎
日本薬理学雑誌, Vol. 118 (2001) No. 1 pp.36-42
1910年に生理機能が初めて報告されたヒスタミンは, その後の薬理学的, 分子生物学的解析により, H1, H2, H3の3種の受容体を介して細胞内情報伝達が行われ, 種々の生理機能を発揮していると考えられていた. 私たちは, ヒトドラフトゲノムデータベースを網羅的に検索する事により, H3受容体に対して37.4%の相同性を有する新規ヒスタミンH4受容体(GPRv53)を同定した. [ 抄録 ][ 全文PDF ]

薬理ゲノミクスからゲノム創薬/医療への展開

2010年05月20日 | 創薬 生化学 薬理学
田中 利男, 辻本 豪三, 杉山 雄一, 橋本 易周
日本薬理学雑誌, Vol. 120 (2002) No. 3 pp.141-148
 ポストゲノムシークエンス時代に入り,薬理ゲノミクス(pharmacogenomics)/ケモゲノミクス(chemogenomics)が急激な発展を示し,ゲノム創薬やゲノム医療への展開が著しく認められる.ヒトゲノムシークエンスプロジェクトの成果を基盤としたゲノムサイエンスは,創薬科学の研究戦略においても,極めて短期間にパラダイムシフトを起こした. [ 抄録 ][ 全文PDF ]

構造ゲノム科学とタンパク質立体構造に基づくドラッグデザイン

2010年05月20日 | 創薬 生化学 薬理学
古谷 利夫
日本薬理学雑誌, Vol. 116 (2000) No. supplement pp.23-27
ヒトゲノム計画の進展により、創薬研究はゲノム研究を基盤としたゲノム創薬へと変貌しつつある。ヒトゲノム配列の解読の終了が間近に迫り、DNAマイクロアレイやバイオインフォマティクスなどの新しいツールや技術の開発により個々の遺伝子の機能解明に向けて熾烈な競争がすでに始まっている。 [ 抄録 ][ 全文PDF(3792K) ]