バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

微生物細胞からのプラスミドDNA抽出法

2010年05月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2008-261320 出願日 : 2008年10月8日
公開番号 : 特許公開2010-88343 公開日 : 2010年4月22日
出願人 : 島根県 発明者 : 永田 善明

【課題】プラスミドDNAの抽出操作を簡略化し、試薬の使用量を削減し、操作にかかる時間を短縮する方法を提供する。
【解決手段】アルカリ金属水酸化物塩と陰イオン界面活性剤とを含む細胞溶解液によって微生物細胞を溶解し、ライセートを調製する。次に、このライセートをアルカリ土類金属を交換性陽イオンとして保持する陽イオン交換体、および水素イオンを交換性陽イオンとして保持する陽イオン交換体と接触させる。次に、固液分離を行ってプラスミドDNAを含有する溶液を回収する。 J-Store >> 特許コード P10P006745

視神経:再生成功、マウスで日米チーム 緑内障治療に期待

2010年05月02日 | 医療 医薬 健康
 視神経を再生させる仕組みを突き止めるとともに、傷付いた視神経を再生させることに、東京都神経科学総合研究所など日米の共同研究チームがマウスの実験で成功した。日本で最大の失明原因である緑内障など視神経の傷みが原因で視覚障害を起こす病気は多く、チームは「新たな治療・予防法の開発につながる」と期待する。米科学アカデミー紀要に発表した。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

漢方の効き目を科学する 厚労省班、処方の指針づくりへ

2010年05月02日 | 医療 医薬 健康
 「漢方」がどんな人に効きやすいのか、医師が判定に役立てる指針作りに、厚生労働省研究班が今年度から乗り出す。慶応大病院、富山大病院など11施設が3年計画で数万人分の患者データを蓄積。体質や症状などと、効果との間に一定のパターンを見つけることで、科学的根拠の発見と治療の標準化につなげる。 朝日新聞(Web版)2010年5月2日