イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

想像してごらん

2009-04-21 15:33:56 | CM

『エゴイスト egoist~』を毎日録画再生していると、川島なお美さんヴォイスのタイトルコール「エゴイスト。」が日増しにクセになってきますな。

ここ3週めまで週替わり、5話ごとに変わってきたタイトルロゴバックも、オーロラ風、イルミネーション風、サテンドレスの衣襞(いへき)風と、昼帯サイズの夢々しさをサブリミナルさせてくれて、賛否あるでしょうが以前のイメージV的な、主題歌とクレジットテロップを乗せた長いOPより効果的かもしれませんね。

このドラマでは本編のタイトルがキャストのヴォイスで発声されるわけですが、夜のドラマも最近は、スポットCMで主演キャストさんがタイトルを「○○。」と言うヴァージョンが多いように思います。

最近までいちばん頻繁に耳にしていたのは水谷豊さんヴォイスの「相棒。」

亀ちゃんありし頃寺脇康文さんの声ヴァージョンもあったのか、残念ながら未聴なのですが、新相棒役・及川光博さんは次seasonもまだおなじみ感のない劇中新参だし、歌手活動もされているわりには主張しない、ぶっちゃけて言えば通らない声質なので、当分水谷さんのお仕事でしょうね「あいぼう。」。

個人的には岸部一徳さんや、川原和久さんの声でも聞いてみたい。いっそ木村佳乃さんでやってみても、思わず耳がそば立つかもしれません。

同枠後番組に参戦の内野聖陽さんも最近かなり聞くかな「りんじょう。」。

どの局でもこれ方式のスポット、やっているのでしょうかね。だいぶ前になるけど印象的だったのは仲間由紀恵さんの「エライところに嫁いでしまった!」、タイトルがセンテンスになっている長いものだし、仲間さん独特の頼りな系の“年中お困り・アタフタ声”で、結構インパクトがありました。

番組のスポットCMがいまほど盛んではなかった頃のドラマに、これ方式のがあったらおもしろかったかもしれません。

 田宮二郎さんの声で「白い巨塔。」とか、松田優作さんの声で「太陽にほえろぉ!」なんてあったらその部分だけでお宝価値発生しますよね。

 山口百恵さんと三浦友和さんのユニゾンで「赤い疑惑。」なんてささやかれた日には、それだけで微量泣きそうです。

東野英治郎さんの声で「水戸黄門。」もいいし、八千草薫さんの声で「岸辺のアルバム。こうじゅん。」……これはないな。自主却下。

岸本加世子さん「にゅーよーく、」→田村正和さん「こひものがあり(=“恋物語”を鼻詰まりで)。」……小耳にはさんでも「何だったんだ、いまの」で終了しちゃうか。桜田淳子さん→真田広之さんのほうがいいか。この場合柳葉敏郎さんはお休みの方向で。

そんなに昔の作品ではなくて、スポット一度や二度は聞いてそうなものなのに記憶がないドラマも多いですね。「もう誰も愛さない。」は劇中で同じセリフを実際に言う場面のあった吉田栄作さんがいちばんやってそうですが、山口智子さんが言っても、田中美奈子さんでも、伊藤かずえさんでもCMとして成立します。この作品の本放送時(91年)前後がいちばんTVドラマと疎遠だった時期なので、実際これ仕立てのCMはあったのに、月河が未視聴なだけかな。

いっそ主要キャスト一巡して、最終話放送前のスポットは江波杏子さんのヴォイスで締めてもらうのもよかったかも。

「スチュワーデスものがたり。」は堀ちえみさんから始まって、風間杜夫さん秋野暢子さん、高樹澪さん白石まるみさん山咲千里さん春やすこさん…あと誰いたかな…ときて、最後に片平なぎささんに、手袋クチにくわえないで(当たり前だ)発声してもらうのが常道でしょう。

 キャスト声のスポット、いちばん聞きたいのはやはり時代劇ですね。放送当時(1968年)25歳の北大路欣也さんによる「龍馬がゆく。」。もちろんいまも美声だけれど、当時の青い感じの声でCMしてほしかった。…「スピーチを聞け!」はつけなくてよろしい。

そして松本白鸚8代目松本幸四郎)さんによる「鬼平犯科帳。」…現役鬼平の2代目中村吉右衛門さんのお声がそっくりなだけに、ますます先代ヴォイスで聞きたくなってしまうんですよ。

コメント
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