山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

トリノ五輪からトリノス五輪へ

2008-08-09 22:20:57 | イベント
 早いもので、トリノ冬季五輪が開かれたのは約2年半前になる。 その際に開会式の入場行進で日本選手団の旗手を務めたのが我が山形市出身の加藤条治選手であった。
 スピードスケートの5百メートルで金メダル獲得が有望視されていたが、惜しいかな逸してしまった。
 昨夜は北京夏季五輪がド派手に開幕したが、開幕式典とイベントは通称「鳥の巣」の国家体育場で開催された。
 いわば、トリノからトリノスへと移行したわけである。
 早速今日は柔道女子が決勝戦まて進んだが、やはり金メダルが、しかも3回連続の獲得がほぼ確実視されていた柔道女子の谷亮子選手も金は逸し、銅メダルに終わった。
 わが山形県からは9人が北京へでかけている。 フェンシングの原田めぐみ、カヌーの竹屋美紀子、新体操の三澤樹知、陸上短距離の安孫子充裕、サッカーの豊田陽平(※注)、陸上走り幅跳びの池田久美子、バレーボールの高橋みゆき、栗原恵、多治見麻子である。(※注 対ナイジェリア戦で唯一の得点は彼。8/11加筆)[敬称略]
 以上、9人の顔ぶれを眺めてみると、男性はわずかに2人である。
 山形の男子よ、加藤条治選手に続け! 発奮せよ!
 前回の記事のM先生は草場の陰で「シェー!やまがだのヤロコだ、だらすない。」と慨嘆しているに違いなかろう。
 さて、きわめて重い話題になるが、トリノから望まれるイタリア・アルプスの氷河もだいぶ溶解したようだ。また、北京の大気汚染は依然として深刻である。その他、北京も中国全体も深刻な問題が山積している。オリンピック閉幕後、中国全体が内外から様々な指弾を受けて鳥の巣ならぬ蜂の巣がつつかれたような状態になる恐れが濃厚である。
  しかも、「平和の祭典」の開幕をあざ笑うかのように、南オセチアをめぐりロシア軍とグルジア軍の戦闘が始まり、長崎原爆の日の今日、更に戦闘が拡大している。
 ※写真、マークは関連HPより
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