『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

お知らせ

津・松阪地区で高校入試における内申でお悩みの方は、無料相談承ります。
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。

一番機、見事に飛翔

2011年12月13日 22時56分51秒 | 塾の風景

中2の千里の試験が終わる。採点はさつき(21期生・名城大学人間学科2年)、真ん中のへ籠る。俺が中3に海星の社会の問題をコピーしているとさつき、勇躍やって来ては「結果を発表しま~す!」 この類の芸、俺にはできない。「ミスは・・・」 もったいぶらせるよな。「ミスは4!」 ついつい拍手をしてしまう俺がいる。

千里が地区代表に一番乗り。これからが全国大会、中2のニュークラウンとニューホライズンの2冊のエッセンスを集めた英文がプリント6枚。今日のところは2枚を簡単に解説する。

 

裕香(松阪高校2年)が1991年度のセンター試験の結果を持ってくる・・・104点。依然として悩んでいる進路・・・大晦日に集まるOBに話してみてもおもしろい。詳細はここでは避けるが・・・。

昨日のれい(三重大学教育学部3年)の化学の授業は黒本・・・過去の全国統一模試。これのトップが有里奈(津高1年)の50点。裕香を含む高2の面々は30点台だったそうな。れいの裕香評・・・「高校で今習っているところはほとんど完璧、でも昔やったところはほとんど忘れている」 そんなタイプの裕香だ・・・教科数を増やすことは得策ではない。しかし、教科数を減らすことで大学の難度は上がってしまう・・・さあてどうする。

今の表現で裕香が悩んでいる学部があらかた分かったと思うけど・・・まあ、そういう状況ね。

 

クリックのほう、ほんまにほんまに・・・。

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一番機飛びます

2011年12月13日 21時24分29秒 | 塾の風景

中1が毎年恒例の英単語にぶつかっている。クリスマスまでにできたら本を買ってあげるイベントなんやけどな、今いち盛り上がらん。それでも律希が4行目まで来た。30×4=120単語の試験・・・。

このプリントには現在進行形はもちろん、過去進行形や一般動詞の不規則変化など中2の1学期範囲までを網羅している。look や become の2文型もある。この時期にこんなプリントを3枚ガッツリと覚えたら、文型に関しては安心して見ていることができるはず。事実、この時期にこの英単語のプリントを覚えた連中は、それ以後中2と中3を通して英語で苦しむことはなかった。自画自賛で申し訳ないがメチャクチャすごいプリントでっせ。

 

やっと一番機飛ぶ! 千里が一挙に6枚勝負に出た、いよ男前!

 

「でもさ、女の子に男前って言うのもな・・・」と俺、すかさずさつき(21期生・名城大学人間学科2年)、「めめしい男が多すぎるんや」 「ごもっとも・・・」

 

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なんとかなるだろう症候群

2011年12月13日 15時52分54秒 | 塾長私論

月曜日は諒(21期生・三重大学工学部物理工2年)がやって来る。遊軍で高校生に理系教科を教えている。

諒・・・そして瞭、こっちは名古屋大学のほう・・・さらに陵、この陵は二人、18期生の藤田と20期生の竹内だ。・・・ややこしくてしかたがない。

さて諒だが・・・津東から現役で三重大学に合格。ウチに塾への密航は高2のこの時期・・・英語が悲惨だったので優先順位は英語からスタート。志望が三重大学の工学部ということもあり、偏差値60までの英語はいらない・・・センター試験が射程距離となる英単語をなんとか高3に進学するまでになんとか偏差値55程度に持ち込む。

これで後の展開は楽になる。一長一短はあったが数学・物理・化学と致命的なひどさではなかった・・・まあ、国語は致命的だったが。それでも三重大学なら計算が立つ。ポイントは英語をそこそこににして高3に進学したことやね。

 

3年前の諒と同じく、高2はセンター試験の歴史をなぞっている。昨夜は1991年・・・6番の長文は文通の話、泣きそうになる話や。

玄太と幸喜(ともに津高2年)が答案を持参。玄太が182点、幸喜が129点。玄太の力量は把握済み、問題は幸喜だが・・・長文はほとんどマル、点を落としたのは発音とアクセントに文法問題。分かりやすい間違い・・・処方箋は短くていい。発音とアクセントと文法問題をすればいいだけだ。

問題は二人とも志望は三重大学医学部だということ。

三重大学医学部の配点は英語と国語と数学が圧縮で100点、理科は2教科で200点、社会で100点・・・センター試験が600点で二次試験は定番で300点。二次試験の難度が低いので高得点の叩きあい・・・医学部ゆえに差もつかない。となるとセンター試験が勝負の趨勢を決する・・・ことに理科と社会の300点が大きい。

 

玄太と幸喜の二人とこれからのカリキュラムで意見交換。まだまだ煮詰まっていはいないが・・・。

その後に諒・・・これがまた人恋しさからか、俺なんぞと午前3時まで話しこむ。

「少し前に高校の同級生たちと話したんですけどね、みんな勉強してませんよね。遊んでるんですよ。ええのって心配するくらいに大学に行ってない。遊んでるかバイトです・・・こんなに就職が厳しい時代なのにいいんかなって思ってしまったんですけどね」と諒。「そりゃ日本人の本質やな。なんとかなる症候群・・・まあ、少なくともオマエが健全なことを俺が保証してやる」と俺。

不特定多数の大学生を支配している空気・・・たぶん、なんとかなるだろう・・・そんな感じの日本人特有の楽観的な思考か。日中戦争や平洋戦争もまた同様、最近では原子力発電もしかり。過酷な状況と相反する空気、その場を支配する楽観的かつ他者依存的な思考。日本人のDNAともいえるこの資質を、日本人が唯一押し殺していた時代は高度経済成長期だ。

その高度経済成長期における能面の顔も、テレビから頻繁に流れるマイク真木の歌で瓦解する。・・・気楽に行こうぜ俺たちは 焦ってみたって同じこと なんとかなるさ世の中は・・・このCMが本来の日本人たちの自我を目覚めさせたのだ。

なんとかなる・・・困ったことに、じたばた動かない限り、なんともならないのだ。

 

大学1年のときに0単位のオマエがよくそんなことを言えるな・・・当然のツッコミ。そうなのだ、それでも許される時代が現に存在したのだ。俺たちはいい時代に大学生活を送った、・・・つくづくそう思う。

 

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