膠着状態

そろそろ英語を終えなくっちゃ・・・そろそろ店じまいをしようかと中２に提案する。クリスマスまでに終える課題は12枚だが、終わっている生徒はいない。地区予選の前半の6枚を終了した生徒は8人いるが、それ以外の4人はまだ地区予選、このままじゃ後半の6枚まで手が回らない。前半の6枚は３学期の予習であり、後半の6枚は今までの復習。とりあえずの優先度・・・冬休み明けの試験などを考えると後半の6枚のほうが優先度は上。プレゼント云々関係なく後半の6枚こそをガチガチにやらこまなければならない。

瞭（20期生・名古屋大学工学部機械航空２年）の物理の授業が３部構成に分かれる。午後７時から裕香（松阪高校２年）にマンツーマン、８時から物理Ⅱグループ、それが終わってから健人（松阪高校１年）と佑弥（日生第一４年）の高１グループ。そんな売れっ子芸者、さらに今夜は名古屋で用事があるとかで、最終電車までには乗ると言う。まあ、最終に遅れたら俺が送ることになるが・・・。

長らく風邪で引きこもっていた里恵（７期生）復帰。「さすがのアタシもタバコ辞めよかと思たわ」と意気軒高、今の俺にはその元気さが少々煩わしいわけで・・・。まあ、今夜は英語で心中・・・今夜の状況で進むか退くか、そんな状況ゆえに里恵を遊軍。英作文の採点を担当してもらうことにする。

 

いつもながら授業が始まると体調が整う。誰かに操られている気分・・・。

今夜は双子のお嬢がやって来た・・・双子といってもあまり似てない。冬休みに数学と理科を中心に教える予定だ。とりあえずは難度の低い冬休み明けの数学の試験・・・去年の南郊中の試験をさせてみる。ところがこの１枚から教える課題が次々に増えていく。

光亮の内申を決定する最期の試験・・・中３の学年末試験が1月16日から始まる。何度も何度も叱っては人間関係も悪化した、それでも最後だ、叱り飛ばす。わずかではあるが内申が上がるチャンスに賭けるしかないのだ。

午後9時45分、瞭が自宅に帰る。これから荷物をまとめて久居駅まで走るのだ。

瞭の来週の授業は香保（22期生・浪人）が29日の木曜日、３部構成から成る物理が30日の金曜日です。

 

クリックのほう、ほんまに頼んます。

夢のようで夢でない

夢のなかに北野君と村田君がいて、なんか懐かしい気持ちになった。夢が覚めても、あれはいつだっけ・・・そんなふうに記憶をまさぐっている。夢のようで夢でない現実・・・確か、村田君が医師の国試に合格した時に祝いを持って北野君がやって来た・・・そんなことがあったような気がする。

安呂巴が野球の遠征で買ってきてくれたカレー味の『柿の種』・・・１箱に２袋あり、ひと袋は大西君が「なんや難波の自由軒、こんなん出してるんや」と言いつつ袋を開け、マージャンしてるみんなに配ったのは先週末。残った一つは封がしてあったはずだ。ところが今朝起きてから何気なく見ると・・・封が開いてる。これまた夢のようで夢でない現実というやっちゃ。

地図といい、ビールといい、柿の種といい・・・どうやら深夜、俺が寝ているのを見下ろしている人物がいるらしい。・・・あるいは、それらはすべて俺の無意識の行為だったりして・・・。

 

朝から主治医のところへ。「マイコプラズマ？・・・まあ、それはないと思うけどな、でも塾のOBたちがとりあえずはクラビット飲めて言うてるんやな・・・分かった、出しとこか。でも今までの薬も飲むんやぞ」　一切の治療はなく終了、窓口で薬を渡される・・・朝晩に１錠ずつ２種類、またぞろ飲む量が増える。

午後から塾に行くと中３の和沙と大貴が勉強している・・・三者懇談で中学は午前中で終わりだ。窓に張ったクモの巣を払っていると瞭（20期生・名古屋大学工学部機械航空２年）がやって来る。

「今日はセンター試験でも使うかもしれない国公立二次試験にしたよ」と瞭。「やっぱ、田舎の国公立シリーズか」　「どうしても三重と傾向が似ているとなると山形とか岩手とか金沢とか・・・」　

香保の夢・・・文系から医学部合格。その夢を現実のものにしようと瞭は毎週名古屋から戻る。

 

クリックのほう、ほんまにほんまに頼んます。