明日は台風・・・いち早く３連休決定

結局、さつき（21期生・名城大学人間学科２年）はいつもと同じ午後１０時に帰っていく。

久しぶりの中２の望美・・・ここ数日やってる三重県統一テストをさせてみるが今いち、切れたのが痛いか。

一晴と律希の中１が午後９時半頃に帰ったあと、今日二度目、夕方に帰って再びやってきたのが密航者の大貴・・・英語が嫌いなようなので夜は数学でもさせてみようかと一次関数・・・。まあ英語よりは食いつきがいい・・・プラス１

風の吹きすさぶなか今夜も珍客・・・隆哉（13期生）だ。聞けば、会社が変わったとか。新しい会社は休みが木曜と金曜・・・業界が分かるやん。ともかくこれから木曜日の夜も熱くなる。

隆哉が龍神（17期生・慶応大学法学部４年）に電話。「今、先生が大変みたいやでオマエはよ来いや」　そして龍神登場。

まだ中２の望美と中３の密航者・大貴が勉強している・・・。

 

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安呂巴、アカンがな

三重大学に娘のれい（教育学部３年）を送り、状況次第・・・暴風警報発令とともにまたぞろお迎えなんて可能性もあるので、授業があるかメールしろと伝える。しばしして奥さんの携帯にメール・・・先生来た。そのメールの直後に三重県中部に豪風警報発令である。

帰りに亮太（10期生・光近代塗装専務）絶賛、最近できたばかりのパン屋さんに寄る。「ここの食パンは感激ものや、今までは鈴鹿の＊＊＊に行ってたけど、ここの食べたらもうこっちで決まりや」　・・・アンタのグルメぶりは知ってたけど、食パンを鈴鹿まで買いに行くタイプやったんか。

その亮太絶賛の食パン、今日はないとか・・・。

塾に戻り、中２の安呂巴と中３の誠也と密航者に英語の三重県統一テスト平成17年度第一回をさせっる。一部のメンバーは昨夜のうちにさせている。なんと光亮が50点叩いた。平均点は56点だが、１番のリスニングをはずしているので88点満点。つまり光亮、リスニングで６点取れば平均点となる。

この光亮の点数は塾内を震撼させる。以前に三重県統一をさせてはいたが、いつも10点台の点数だった。なにしろ塾を始めて以来有数の強敵である。真っ新なら絵を描くのも楽だが、ウチの塾に密航する前の１年間に光亮の英語は生半可でないほどにねじ曲がっている。矯正に次ぐ矯正の１年間だった。その光亮もやっと前期の中間で75点・・・しかし実力は恐ろしいほどにない。暇があると中１の３単現のプリントをさせている。そんな光亮の50点。下級生ではあるが中２の安呂巴に言う、「英語で光亮先輩に負けたら恥やで」

その安呂巴、38点で終了・・・アカンがな。

 

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真未（三重大学教育学部２年）から今日は休講との知らせ。そして里歩（22期生・四日市看護１年）からは「今、中学生何人いるの」とさつき（21期生・名城大学人間学科２年）の買ったばかりのスマートフォンに連絡・・・「今日は休んでええて言うたれや」と俺。

さつきを家まで送ってやろうかと思っていたら、中１の一晴と律希がやって来た。

 

 

理系の準備

午前中の英語の授業は駒沢大学・・・しかし解説はたまりにたまった過去の問題、近畿大学と独協大学。

独協大学の去年の問題のなか bidet-style toilet にまつわる英文がある。

温水洗浄便座こそが世界を圧巻する次期の日本の電化製品の代表的なものである。しかし、世界市場で好評を博すには一部の国ではコンセントをトイレ内に引くことを禁じている国などもあり、その改善が求められているが、高齢者や身体障碍者にとれぼ従来のトイレよりも優れているの自明であり、市場の拡大がじゅうぶんに見込まれる。最後の障害は親近感あるいは違和感、慣れるまでには時間がかかると思われる。

思わず、莉穂と茉穂の親父さんの顔を思い浮かべる。世界戦略の最前線に立ち、ウォーターシャワーの普及に努めるべく中国いいらっしゃる・・・。

浩貴（津高２年）がやって来る。「数学ⅠAの問題集で薄っぺらくて簡単に復習ができ、それでいて駿台模試に対応できるようなんないですか」　・・・そんな便利な問題集があったら誰もが買う。とりあえずはチャートの標準問題以上をピックアップしていくように指示する。

理系とはふだんから顔を合わす時間がなく気になってたことをいくつか質問・・・物理と化学の現状だ。それによると物理は理解しているようで、化学については最近になり解き方が分かってきたという。とりあえずは医学部志望、それなりには進んでいる。残りは英語だ・・・システム英単語をベースに俺がつくった問題をさせてみる。

 

ひどい雨だ・・・そして原田芳雄が亡くなった。　あと６日でアナログ終了」との文字が目立つなか、エスティマのテレビに訃報が流れる。さっそくアキラの親父から携帯に連絡・・・「原田芳雄の『祭りの準備』を観たのはオマエとやったか？」

 

明日は台風直撃か・・・。

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俺と古西の誕生日も同じ日だ

日付が今日に変わった頃、高校生のほうがにぎやかになる。今日が香保（22期生・浪人）とあい（津高３年）の誕生日だとか・・・さすがに自分の娘のほうは覚えていたが、さすがに塾生のほうは・・・それも同じとは。

高校生の部屋でイベントが行われて、中学生の部屋では俺が一人で酒を飲みながら『将棋の子』（大崎善生）を読む。大典（21期生・浪人）が携帯を借りにくる。そういや大典、今日は目のまわりに黒のペイントをほどこしては、その顔を衆人に晒しながらコンビニなんぞに行ってたっけ。となるとあの香保には全く似合わなかった艶やかな服もまた今日のための座興だったのか・・・酒を飲むと思考が活性化する。

 

朝、揺れで目覚める。地震ではない・・・風だ。

れい（18期生・三重大学教育学部３年）が大学まで送ってほしいとのこと。授業は２講目・・・てっきり休講だと思ってたが、大雨波浪警報は出たものの暴風はまだらしい。

真ん中の部屋で香保がひとり・・・聞けば近鉄でやって来たとか。雨のなか、エスティマのエンジンをかける。

 

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