『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

太郎、襲来

2011年07月13日 18時59分11秒 | 卒業生

鈴鹿で仕事があり、早く終わったとかで太郎(9期生・東海理化)が登場。一挙に警戒警報発令の大典(21期生・浪人)、この春に大典は太郎にひどい目に合わされている。駐車場にバスマットを置いての腹筋、3階から降り注ぐバケツの水・・・。

今日はさすがにスーツ姿の社会人、はめをはずすことなく震災以後加速する企業の海外進出についての俺の質問に答えられる範囲で返答してくれる。太郎もまたいつ飛ばされるか分からない状況・・・そんな太郎だったが、小1の娘が20問ある足し算の試験で3問しか解けなかったか、解かなかったか・・・そんな話になると目を細める。

えらい早い時間から姿を見せた中1の馨五の英語の添削、「こんなん間違えたらアカンがな」 太郎は馨五の中学の先輩・・・9期生と28期生・・・目眩しそうなのは俺だ。

 

クリックのほう、ほんまにほんまに頼んます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

lose your appetite ・・・食欲をなくす(英単語ピーナツ・銀)

2011年07月13日 13時34分36秒 | 塾の風景

突如の訪問の俺にお袋がつくってくれた食事は鰻丼と納豆、「まあ、お店で食べるのよりはおいしくないけど・・・」 それでもありがたい、今日はこの一食で打ち止めになるはずだ。

遠山病院・・・お袋のかかりつけの病院だが、鰻丼をほおばる俺にお袋は遠山病院の歴史の語り部となる。

「院長先生のお子さんもお医者さんになって、そしてアメリカのほうに行って・・・子細は分からないけど、病院を継ぐ人がいなくなって・・・それで5人のお医者さんが協力して病院を存続させることになったの。皆が気持ちを一にして・・・そんな意味も込めての同心会・遠山病院としてね」

少なくとも暑いさなかに鰻を食べながら聞くような話かいな・・・ツッコミは立場が弱い俺には許されず、拝聴することになる。

「それでも病院の運営にあたっては内科の先生たちと外科の先生たちの確執のようなものがあったようだけど、外科ではK先生というお医者さんが有名でね、私が初めて手術を受けたときに病室に説明に来られて、そのときに従っていたなかにまだまだ若いお医者さんがいらっしゃって、それが今の主治医のI先生よ」

あんたは遠山病院の生き字引か! ・・・心の奥襞に言葉を刻み込みながら鰻はあと一切れ・・・。

 

1時間ほどの遠山病院秘話を堪能した俺は宮脇書店にエスティマを飛ばす。

自然と足が向く文庫本コーナー・・・いかんいかん、『ローマ人の物語』があるじゃないか、と軟弱な自分を叱咤しながら学参コーナーへ。

システム英単語を買い込み、目にとまった『英単語ピーナツ』の青も・・・少し金が入るとこれだ・・・感想文、そういや中3の司が感想文を書くのに向いてる本はないですかって聞きてきたっけな。

短時間で読めて、それでいて顰蹙を買わないような作家で、司レベルで理解できる内容・・・体育会系の司が感情移入できるハナシ・・・さすがにバレーボール系のはない。重松清・・・これで教師側の批判は回避、あとは短編、クラブがらみ・・・

重松清の『季節風・夏』のなかの『終わりの後の始まりの前に』 最後の夏が終わった高校3年生の話だ。野球ではあるが、自分のバレーボールでの経験とリンクするはず。

ついでに小畑健にすがって売り上げを伸ばし2年目の鰌を狙う『人間失格』・・・これとがっぶりよつで組み合い、感想文を書ける高校生が出ることを願っての一冊。まあ、けたぐりでも構わないが・・・そして俺には『ローマ人の物語』が待っている。

 

クリックのほう、ほんまにほんまに頼んます。

ドクター・N、君が己の力で切り開いた「約束の地」へようこそ。

今日はひょっこり顔を見せて驚かせてやろうとの魂胆、日常に流されて頓挫。まあ、患者を装うには50歳ほど歳を食ってるが。呉の花火大会の行き帰りにでも寄るかな・・・。とまれ、新たな地で地域の人から信頼されるドクターになられんことを切に期待します。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女子高生の涙は鉄をも溶かす

2011年07月13日 08時55分47秒 | 塾の風景

大典(21期生・浪人)を家まで送ったのは午前1時前だった。エステイマの助手席に座った大典との話題は弟の光亮のこと・・・からっきしだった光亮の英語、確かに中学入学以来初めて75点を取った中3の前期期末だが、あれはあくまで参考点。教科書併用のベタな問題集を積み上げていった成果でしかない。ナチュラルな実力でいえば中1と3人称単数の問題をさせているような状態だ。ところがここ最近の俺のいじめともいえる授業のなかで芽生えめいたものが見られる。恥をかかされながら、それでも少しずつ俺の質問に答えることができるようになった。そんな話をひとしきり・・・助手席の大典は沈黙・・・そしてポツリと言葉が漏れる。

「いやあ、なんか・・・まいっちゃいましたよ」 「なんの話や」 「優香ちゃん(松阪高校2年)なんですけどね」 「・・・あれってさ、俺はブログにギャグで涙目って書いたけど、・・・もしかしたらほんまに泣いてたん?」 「泣いてましたよ」 「そりゃ、まいった・・・俺か・・・」 「いや、そうじゃないんですよ」 「じゃあ・・・」

さつき(21期生・名城大学人間学科2年)に指示、優香や惇(高田Ⅱ類2年)など、昨夜塾にいたチーム・シスタン以外のメンバーにも俺がつくった英単語のプリントをさせたのだ。結果は悲惨、独自にターゲット1900を進め、1日に30単語ずつ大典が監督となって試験を行ってはいたが、その努力を蹂躙するような結果・・・ミスは140以上になった。

「悔しかったんでしょうね、自分ではやっているという自負もあったやろし・・・でも悲惨な結果。情けなかったんでしょうね」 「・・・」 「なんか、すごいなって思ったんですよ・・・英単語を覚えられていない自分が情けなくって泣く・・・いやあ、なんていうか・・・」 「なにか、大切なものを思い出させてもらった・・・そんな感じか」 「そうそうそう、それですよ。なんや、自分はなんやんなやろなって・・・英単語が覚えられなくて泣くって・・・感動しちゃいましたよ」 「そんな姿に感動できるんなら、まだまだオマエは伸びるよ」

 

エスティマから降りる大典に「これで記事がひとつ書けるよ」と俺。「ダメですよ! 僕の評判がまた落ちるじゃないですか」 「始めっから落ちっぱなしやん」 「ダメですよ!本当に」

この記事、・・・見切り発車である。

 

今から実家に泣きつきに行く情けない塾先です。お金を借りて、優香からのリクエストに応えるつまりだ。「先生、私にもシステム英単語を買ってください!」・・・あの優香の泣きじゃくった顔が夢の中にまで出てきたよ・・・くわばらくわばら。

 

クリックのほう、ほんまにお願いします。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1992.10.27ケーキ投げ大会!

お知らせ

津・松阪地区で高校入試における内申でお悩みの方は、無料相談承ります。
メールまたはお電話で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。