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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

岡山の牡蠣

2021-01-24 | 地元紹介

牡蠣の美味しいシーズンになりました。
牡蠣は冬を代表する海の幸で、海鮮に絞った冬の味覚について、どのくらいの頻度で食べているかを尋ねたところ、毎年のように食べている人の割合は、関東では半数以上の人が、関西でも約48%の人が食べていました。
・関西・・・1位 カニ(48.5%)、2位 牡蠣(47.9%)、3位 寒ブリ(28.5%)
・関東・・・1位 牡蠣(53.3%)、2位 カニ(34.7%) 3位 寒ブリ(32.9%)                               

「養殖牡蠣の収穫量」
また、牡蠣の収穫量の第1位は広島県であることはどなたもよくご存じだと思います。
「広島が1位なら隣県の岡山はどうか?」と思って調べてみたところ、2位の宮城県に次いで第3位の収穫量となっていました。
農林水産省の資料によると、平成30年のカキ類の養殖収穫量は全国で17万6698トンで、その内、上位3県の県別収穫量は次のようになっています。
1位 広島県(10万4014トン)
2位 宮城県(2万6086トン)
3位 岡山県(1万5510トン)

私は岡山県の笠岡市が故郷なのですが、一昨日、笠岡の隣町の浅口市寄島町に住む妹から「寄島の牡蠣」が届きました。
この季節になると妹から毎年牡蠣を贈ってくれており、関西に住む私も冬の味覚第2位の牡蠣を毎年美味しくいただいています。
と言うことで、今日は岡山の牡蠣について調べてみました。

・贈られてきた岡山県「寄島の牡蠣」です。


「岡山の牡蠣」
岡山県でカキの養殖が始まったのは1810年(文化年間)といわれています。
岡山県の海域は吉井川、旭川、高梁川の3大河川から流入する豊富な栄養分に支えられて、カキの餌となる植物プランクトンが多いことから、カキ養殖に適した環境にあるということです。
また、風波から筏を守る島かげが多いことなど、カキ養殖に適した立地条件によって高品質のカキが育つことから、広島県、宮城県に次いで、全国で第3位の生産量となっていると言うことです。

「寄島の牡蠣」
岡山の牡蠣と言えば、県の南東に位置している日生(ひなせ)が有名ですが、高梁川の河口の西に位置する寄島町の牡蠣も知られています。
寄島沖では潮位差によってプランクトンが多く発生するため濃厚で味わい深いカキが育つと言われています。
今回妹から贈られてきた牡蠣はこの寄島の牡蠣なのです。
早速、晩酌のあてに、10個余りの焼き牡蠣を贅沢に頂きました。
美味しかったです。

「栄養素」
牡蠣は海のミルクといわれ、タンパク質、脂質や糖質をバランス良く含み、また、ビタミン、ミネラルを豊富に含む食材で、貝類の中でも特に滋養あふれた健康食として縄文時代の太古から食べられてきました。

岡山県のHPによれば、焼きカキ、カキフライ、カキ鍋、カキ飯など、様々なおいしい食べ方がありますが、カキの豊かな風味を味わうため、また、安心しておいしく食べていただくためにも、加熱調理をお勧めします、ということです。