らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

モナリザ

2015-03-13 | 趣味
レオナルド・ダ・ヴィンチが残した名画の一つに「モナリザ」があります。
この絵画はヴィンチが残した最高の肖像画とも言われています。
謎めいた彼女の微笑みは魅力的ですよね。
でも、この肖像画のモデルになった女性には、持病があったのではないかと言われています。
そこで、今日はこの話題を取り上げます。

・レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザです。


モナリザのモデルになったのはフランチェスコ・デル・ジョコンドと言う裕福なフィレンチェの貴族の夫人だとされています。
肖像画をよく見ると左目の眼がしらの辺りが少し盛り上がって黄色くなっている部分があります。
これについて医師たちは「黄色腫(おうしょくしゅ)ではないか」と考えているそうです。

黄色腫とは、皮膚に現れたコレステロールの塊のことで、血液中のコレステロールが高い高脂血症患者、特に高コレステロール血症の方にはしばしば黄色腫と呼ばれる病変が出現するそうです。

・左目の目頭(鼻に近いところ)に黄色く少し盛り上がっって描かれています。これが黄色腫ではないかといわれているものです。


最近の研究によって、モナリザは身長163センチ、体重74kgと推測されており、かなり肥満気味だったと言われています。
専門家の間では、この体重なら高脂血症になっても不思議ではないだろうと言うのが共通の意見だそうです。

なお、この肖像画が描かれたのはジョコンド夫人が出産したばかりの時期だそうで、一般的には、妊娠時にはコレステロール値が高くなることから高脂血症になったのではないかとも考えられているのだそうです。

モデルが抱えていた病気が500年後に分かってしまうほど、レオナルド・ダ・ヴィンチの筆遣いは緻密だったということですね。


コメント (3)
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