大阪南部の熊取地方はすっかり春らしくなり、日中の最高気温は連日20度を越えています。
家庭菜園でも気温の上昇と共に成長著しい雑草の除草や夏野菜用の畝立て、種蒔き、植え付けなど、何かと忙しくなってきます。
そうした中、先日、サトイモの植え付けをしたのでご紹介します。
我が家では、昨年収穫した3株を種イモ用として畝の中に埋めて保存していたので、それを掘り起こして植え付けました。
・これが掘り起こした種イモです。
「植え付け方法」
・畝には植え付けの2週間ほど前に石灰と堆肥を入れてよく混和しておきます。
・60㎝幅の畝の中央に15㎝ほどの深さの溝を掘ります。
・畝の中央に溝を掘ったところです。
上記の畝に30センチ間隔で種イモの芽を上向きにして置き、その間に発酵ケイ糞を一握りずつ置きます。
その上に土を戻します。
・種イモと発酵ケイ糞を置いたところです。
畝を平らに作り直して植え付けが終了します。
今年は、3畝に35株ほどを植え付けました。
・これが植え付けの終わった畝です。
この後、一度雨に充て畝を湿らせてから、畝全体に黒マルチ(黒色のポリフィルムで覆う)をします。
「栽培管理」
サトイモ栽培では次の2点が重要です。
・畝に水分を十分確保し、乾燥させないこと。
・6月上旬、7月上旬、8月上旬に追肥を行い、土寄せをすること。
親イモは種イモの上方につくので、土寄せが足りないと小芋の芽が地上に伸びて太りが悪くなり、孫イモの数が増えて小さな芋になります