今日4月18日は「発明の日」です。
「発明の日」とは、今から127年前の1885年(明治18年)4月18日に、現在の特許法の前身である「専売特許条例」が初代特許庁長官を務めた高橋是清らによって公布されたことを記念して、特許、意匠、商標などの産業財産権制度の普及・啓発を目的に、昭和29年に制定されました。
日本では、1885年に特許制度が導入されてから、多くの発明者や研究者の方々が知恵を絞って研究を続けた結果、これまでに450万件もの特許が生み出され、経済成長をもたらす重要な役割を果たしてきたと同時に私たちの生活を便利にしてきました。
ところで、今から500年前に生きた万能の天才と言われたレオナルド・ダ・ヴィンチが数々の発明をしている事をご存知でしょうか?
レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば彫刻、建築、土木、人体などの科学技術に通じており、世界的に有名な絵画の作者で、代表作の「最後の晩餐」を3月28日の当ブログでご紹介したところですが、彼は科学者、発明家としても多種多様な発明のスケッチを世に遺しています。
そこで、彼の発明の中から、ヘリコプターや装甲車をはじめ今から500年ほど前に考えられたとは到底思えないほど現実的なものの一部を下記gigazineさんのHPよりご紹介します。
・ヴィンチが書き遺したヘリコプターの図案です(ウィキペディアより)
「エアリアルスクリュー(空気スクリュー)」
上記をプラモデルで再現したものです。
大きなスクリューによって空気を圧縮し、かき分けることで上昇するという考え方とのこと。
全長は18センチです。4人の成人男性がスクリューを回しています。
「アーマードカー(装甲車)」
カメの甲羅のような装甲で敵の攻撃を跳ね返し、大砲を360°全方位に配置することで敵を威嚇できるというアイデアでしたが、動力源が足りず、実際の戦場に投入されることは無かったそうです。全長は17センチ。