和歌山県植物公園 緑化センターの花を取り上げています。
花の少ないこの時期ですが、花を求めて温室の中を歩いていると珍しい花に出会いました。
その花はチランジア・キアネアです。
「チランジア・キアネア」
チランジア・キアネアはパイナップル科チランジア属の常緑多年草で、原産地はエクアドル、ペルーだそうです。
ピンクの大きな花穂に紫色の花が咲きますが、私が訪れて時には花穂だけでした。
・ピンクの花穂です。花穂の先に花が咲くそうです。
そこで、ネットから咲いた花をお借りしてきました。
これが花穂に咲いたチランジア・キアネアです。ピンクと紫色がとても鮮やかです。
花は2~3日の寿命ですが、次々と咲き、ピンクの花穂は2ヶ月以上も色があせないようです。
・紫色の花が咲いたチランジア・キアネアです。((株)いい庭 HPより)
・ピンクの花穂は正面から見ると大きく見えますが、側面から見るとこのように薄く、平べったい形をしており、まるで二枚貝が茎から現れたようにみえます。