らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

高松旅行・栗林公園(1)

2011-08-16 | 旅行

先日、高松に住んでいる二男のところに行ってきました。
当日の高松は35度以上の猛暑日だったので、木陰が多く散策しやすい栗林公園を案内してくれました。
そこで、今日から数回に分けて名勝・栗林公園の美しい庭園をご紹介します。

高松へはJRの電車で行く方法がありますが、関西空港が近い我が家からは、関西空港を発着している高松行きのリムジンバス(空港送迎バス)が早くて便利なので、このバスを利用することにしました。
当日、バスの利用客は15~16名と少なく、空席が多いためゆったりと座れ、関西空港から高松道“高松中央インタ―”バス停までの約3時間15分は快適なバスの旅でした。

・渡っている橋は明石海峡大橋です。マイカーで渡った事はありますが、バスでは初めてなので車内から撮影しました。


淡路島の東浦です。明石海峡大橋を渡って程なく行くと東浦の地に差し掛かります。


・大鳴門橋です。鳴門の渦潮が白く波立っています。


「栗林公園」
パンフレットによれば、栗林公園は国の特別名勝に指定されている庭園の中では最大の広さを持っている公園だそうです。
松の緑濃い紫雲山を背景に6つの池と13の築山を巧みに配し、江戸時代初期の回遊式大名庭園として、優れた地割、石組を有し、木石の雅趣に富んでいます。

「栗林公園入口」
栗林公園には東門と北門がありますが、この門は東門です。正面の小高い山が紫雲山(しうんざん)です。


「公園の沿革」
案内によれば、本園の起こりは、元亀、天正の頃から当地の豪族であった佐藤氏によって西南地区に築庭されたのに始まると言われ、その後、寛永年間(1625年頃)讃岐領主生駒高俊公によって、南湖一帯が造園され、寛永19年(1642年)入封した松平頼重公(水戸光圀公の兄君)に引き継がれたそうです。
以来、5代松平頼恭に至る100年余りの間、歴代の藩主が修築を重ねて延亨2年(1745年)に完成したもので、明治維新に至るまで松平家11代、228年間にわたり下屋敷として使用されました。
明治4年(1871年)に高松藩が廃されて新政府の所有となりましたが、明治8年(1875年)3月16日、県立公園として一般公開され、現在に至っています。

「鶴亀松」
亀の形をした石組の上に、黒松が鶴を舞う姿さながらの形をしていることからこの名がつけられました。(右下の石が亀の形をした石です)