らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「鹿児島白茄子」の栽培

2008-08-19 | 家庭菜園
先日鹿児島出身の菜園仲間から頂いた「ひょうたんカボチャ」をご紹介しましたが、今日も、同人から頂いた、関西では珍しい「鹿児島白ナス」をご紹介します。

大阪のナスは泉州地方で栽培され、近年、全国的に有名になった「水ナス」がありますが、この「鹿児島白ナス」は「水ナス」ほどではありませんが果肉が柔らかく、
炒め物や焼き茄子、煮物等に最適な野菜です。

我が家ではこれを毎年栽培しています。

・これが「鹿児島白ナス」です。
 「白茄子」と言っても茎、葉、そしてナスも全て緑色をしています。


「白ナス」の花です。
 花の色は薄紫で下の「千両ナス」の花と殆ど変わりません。
 このナスの花弁は6角形をしています。


「千両茄子」の花です。
 花の色は上の「白ナス」と殆ど変わりません。
 花弁は5角形をしています。


・「収穫」
 5本植えていると、次から次へと収穫ができます。
 このナスも晩秋まで収穫ができるので重宝してます。


・「果肉」
 ナスの果肉は白色でマシュマロのような感じです。


(一言メモ)
・ナスの原産地はインドと言われており、日本には中国を経て奈良時代に渡来した
 ようです。
・栄養素は95%が水分で、カロリーは低いそうです。
・ナスは油と相性がよく揚げ物、炒め物、焼き茄子、煮物、汁物などで美味しく頂け
 ます。


「ナスに纏わる諺」
 たくさんありますが、よく知られているものの一部をご紹介します。

「秋茄子(あきなすび)嫁に食わすな」
 本来の意味は、嫁の身を思う姑が、秋茄子を食べると体が冷えるし、秋茄子には
 種子が少ないことから、子宝に恵まれないことを案じて言っている諺です。

「一富士、二鷹、三茄子(なすび)」
 これはめでたい夢の順序を言ったものとされていますが、科学的には何の根拠も
 ありません。
 この続きに「四扇、五煙草、六座頭」とあり、駿河の国の名物を言ったものと言う
 説が妥当と言われています。

 その一方で、「富士」は日本一高い山であり、空中を舞う「鷹」は他の鳥より高い
 ところを飛び、三の「なすび」、「成す」即ち成功する、大願成就に通じるの意味
 とする説もあります。

 他にも「ナスの早枯れは凶作」など、たくさんの諺が残っています。
コメント (1)
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