立秋
2008-08-07 | 季節
今日7日は「立秋」です。
暦の上では早くも「秋」と言うことですが、私が住んでいる大阪南部の熊取地方では依然として猛暑日が続いています。
さて、「立秋」とは、暦便覧では「初めて秋の気立つがゆへなれば也」とあります。
要するに、初めて秋の気配が現れてくる日とか、涼しい風が吹いて秋らしくなる頃の
意味で、この日から「立冬」の前日までが暦の上の「秋」となります。
今日はこの暦便覧の「初めて秋の気立つがゆへなれば也」を実感しましたので
ご紹介します。
今朝(立秋)5時30分ごろ玄関を出てみると、昨日までと違って外気が涼しく、思わず深呼吸をしました。
空を見上げると鱗雲が出ており、「立秋と共に秋の気配が出てきたのかな?」と感じた次第です。
・庭から立秋の空(鱗雲)を撮影しました。
しかし、秋を感じたのは朝の一時です。
今日以降も、依然として最高気温が30度を超える「夏日」が続くようであり、暦とは
随分異なっています。
今月いっぱいは秋とは名のみの、夏真っ盛りと言うところでしょうか?
「木の間より もりくる月の 影見れば 心づくしの 秋は来にけり」
よみ人しらず(古今和歌集より)
海水浴場の写真で少しは涼しく感じますか?
・岡山県笠岡市の白石島海水浴場です。
なお、老婆心ながら「暑中お見舞い」は昨日までで、今日以降は「残暑お見舞い」となります。