別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

大内田茂士

2007-05-30 | アートな時間

  boa!さんのところに 示現会 『大内田茂士の ブラックが効いた “ 写実に抽象をのみこんだ ” 絵 』 として、 湘南風景が紹介されていた。

  大内田茂士 オオウチダシゲシ     

憧れが戻ってきた。 あの日の 感動もよみがえる。 

  第16回日展 (1984)  秋の卓上    
      内閣総理大臣賞受賞

 

  そのころ日展は、欠かさず見ていた。 23年まえ、 はじめてこの画家を知った。 この絵に会った。 

 具象と抽象の狭間  何より好みの色彩に心が躍った。 それから注目し 気に入ったときは絵はがきを求めた。

    今見ても いいなあ…  惹かれる     新鮮!   

      豊かな   色が踊っている         ため息ばかり

 
      いくら見ていても  飽きない  いろんな物  色んないろ   構成の妙

 

     どれも好き  

             

    1986  仮面と卓上                  1990   画室の一隅

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4 コメント

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静かな力強さ (boa !)
2007-05-30 22:01:00
事後承諾のお願いです。私のブログで、リンクを貼らせていただきました。お許しください。

これらの絵は、今回見たものとは違っていますが、やはり内にこもる気迫のようなものが感じられます。

”画室の一隅”は、何枚も描かれたのですね。
”初秋卓上”1982年と題した絵がありましたが、ここにUPされている絵に先行するものですね。色調はこれらより柔らかです。画家の求めるものが、より厳しいものへと生長していった跡がよく窺えます。
3枚の中では”秋の卓上”が一番好きです。

ラグタイムさんのお蔭で、私ひとりが思いがけない学習ができたことを感謝します。
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こちらこそ (ラグタイム)
2007-05-30 22:30:21
 boa!さん リンクの件、ありがとうございます。こちらはお断りもなく、お許し下さい。 その上、タイトルの字も違っていました。お詫びいたします。 過去記事も後で誤字に気づいて直すこのごろ… 情けない

 重複しますが
 示現会も個展も伺うことは無かったのですが、日展で必ず絵はがきを求めました。気に入りの静物、4枚いまも手元に残しています。

 具象が多い日展で 「秋の卓上」に、まず惹かれたのは彼独特の色彩でした。オリーブグリーンやブルー、ホワイト、カドミウムイエローがいい分量で基調となる黒を引き立てる。

 初期の頃の1942「静物」は どんな雰囲気でしょう。 拝見したいですね。 年代とともに、画風がかわっていきますね。  
 素人もはっきりと… 影響されやすく、このグリーンは今もよく使います。 蛙のグリーンと仲間が言います。 
 ありがとうございました。
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青緑のマフラー (R.H)
2007-05-31 00:32:03
 良い絵を見せていただきました。毎度、boa ! さんに導かれて伺いました。これまでも、皆さんの絵や陶芸を見せていただいていますが、この升目だらけのブログ画面では本当の筆のタッチ、指のタッチがイマイチつかめず、歯痒い思いをしていました。ところが、卓上シリーズ、画室シリーズは、配色だけでも惹きつけられます。そこで思い出したのが「青いマフラー」。魅せられたこの絵に、何度コメントを書こうとしたことか。普通の蛙なら水面に目だけ出しこそすれ、まるで水中から見ている気分。ホント、歯痒い。そこで、水面に出てみたら・・・。見えましたよ。こんな目だったんですね。大内田茂士の緑とそっくりのマフラーをつけて(郭公鳴く季節、ちょっと暑そう)、しっかりと目を見開いて、何処へでもお出かけのようです。“待て暫し 幽玄のせかいへ”も、チューリップツリー咲く上野の森へも。・・・目をお大事に。
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歯痒いカッコウ (ラグタイム)
2007-05-31 15:04:49
ようこそ R.Hさん 
 どの絵も100号以上の大作です。それをこれほど小さな画面でお見せするのは、画伯に対して申し訳なく思います。本物の良さをお伝えしたいですが、介護のひととき愉しんで頂けてうれしゅうございます。

 「青いマフラー」も水中から… R.Hさんの視線が気に入りました。 待て暫し 幻想のせかいへ、 分からないほど素敵です。 正体は もう けっこう!

 蛙が拝借している大事な目、曇ったり、濁ったりしないよう、恰好よく… お届けいたします(森のカレーラス、まだ初音を聞いておりません)。
 汗疹のご心配まで、ありがとうございます。やはり真夏は「は~ 痒い…」 です。そろそろ着替えを。
  ありがとうございました。 
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