別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

チャイナドレス

2014-06-05 | アートな時間

ブリヂストン美術館で 美しいチャイナドレスを見ました。 

描かれた チャイナドレス  -藤島武二から梅原龍三郎までー

 

藤島武二  「女の横顔」
  夢二のモデルにもなったお葉さんの横顔
  「東洋振り」 右向きの横顔。 ドレスの模様や団扇の絵柄など、油彩画の魅力。
魅かれる。

 

    藤島武二  匂い

  「黒扇」や「蝶」など思い浮かぶけれど 画風がだいぶ変わった

 安井曾太郎  金蓉
 
    

 児島虎次郎  西湖の画舫

 

 

   小出楢重  周秋蘭立像

  中国人をモデルに。  油絵具のコク、粘着性の強いマチエール… (匠 秀夫)
  油彩の醍醐味を味わった。
 
 

  小出楢重 作品の前で (昭和3年2月) (日本の名画 講談社より)

 

 久米民十郎  支那の踊り

  踊子のしなやかなポーズ、 敷物の曲線
  壁などの直線と  心地よい調和

 梅原龍三郎 姑娘とチューリップ

  音楽が聞こえるような 「雲中天壇」や 「北京秋天」を描いた頃だろうか。


 中国は、古代から近世にいたるまで、つねに日本をリードしてきたアジアの先進国でした。 その日本は、明治維新以降、ヨーロッパに目を向けはじめる、 しかしそれでもなお、日本人の心から中国への憧憬や愛着をぬぐい去ることはできませんでした。
 大正時代、 日本で中国趣味がわき起り、 芥川龍之介や谷崎純一郎らが中国をテーマにした小説を次々に発表。 美術においても中国ブームが現れる。    (チラシより)

多くは日本人に着せて描いている。
 油彩技法の愉しさ  ドレスの表現 刺繍、膚の色。 背景。 構図など注意して観る。
 同時代のチャイナドレス 6点展示。 人物が描きたくなった。
(画像 チラシより) 

併設  コレクション展示 

 

  

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