別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

夕暮れの時

2007-08-26 | 自然や花など

   投票を終えると 日が暮れようとしていた。  そうだ 夕焼けを見にいこう…

   見晴らしのよいところに出ると  すでに 薄いブルーの帳がおりはじめ 

    きょうの名残りを惜しむように  あかね色が熔けてゆく

     帯のような水辺を染めて   墨絵のように暮れなずむ街…

       空が小声で歌うのを   じっと見ていた         

                                                                              17:51

   

    夕ぐれの時はよい時   かぎりなくやさしいひと時  (堀口大學)

コメント (4)
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