退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「スタジオジブリの出している雑誌のインタビュー集とコスプレあるいは大衆演劇が混じった微妙な映画」について

2024-10-02 02:35:32 | Weblog
晴れ。夜はすっかり秋。

青木理「時代の反逆者たち」を読む。

李琴峰、中島岳志、松尾貴史、国谷裕子、指宿昭一、
奈倉有里、斎藤幸平、栗原俊雄、金英丸へのインタビュー。

文学、保守、笑い、ジャーナリズム、技能実習生あるいは入国管理局、
ロシア、人新世とマルクス、遺骨収集、日韓関係。

オリジナルはスタジオジブリの月刊誌「熱風」から。
そういう雑誌を出していることを初めて知った次第。

「反逆者たち=真っ当な人々」ということでよろしく。
著者の目の付け所はさすがに鋭いというべきか。

個人的には国谷裕子をキャスターにした番組をもう一度観たいもの。
BSなら「隙間」がありそうなのだけれど。

BBCと組んだらもっと面白くなりそうで。
関係各位の尽力を望むのみ。

耶雲哉治「映画刀剣乱舞 黎明」(’23)を観る。

コスプレと大衆演劇の魅力が混じった内容。
とりわけ「三日月宗近」の鈴木拡樹にそれを感じる。

もっとも映画としては微妙。
メジャーな俳優では津田寛治、堀内正美に柄本明が出演。

安倍晴明役の竹財輝之助の存在感もなかなか。
「思いの球」が弾ける描写は村上隆を思わせ。

あれこれの描写に観るべき点はあるものの。
面白いかと言われるとうーむと唸るよりない作品。
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