退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「鞍馬天狗を演じた役者の爽快さと気になる女優あるいは55年前の高橋英樹の魅力」について

2022-04-05 02:29:47 | Weblog
晴れ。予報がはずれる。

竹中労「鞍馬天狗のおじさんは」を久方ぶりに再読。

嵐寛寿郎いわゆるアラカンの姿が何とも粋なこと。
著者も解説の橋本治も今は無く。

「殺陣の本筋」もあらためて。
岸松雄以外の評論家たちから無視された映画の数々よ。

山中貞雄の姿もここに。
かの俳優が優れた監督・脚本家を知っていたことを忘れずに。

当時の映画界の「魑魅魍魎ぶり」も。
現在の「荒涼」を思えばいやはや。

それでも新たな才能が登場し。
「裏取り」の徹底ぶりには頭が下がるのみ。

「スタートレック ピカード シーズン2」の第五話を観る。

監督に「ライカー」のジョナサン・フレイクス。
「データ」のブレント・スパイナーも登場。

繰り返すがアグネスのアリソン・ピルが好ましく。
今回の展開にふむふむ。

舛田利雄「対決」(’67)を観る。

主演はアキラだけれどほぼ高橋英樹の作品。
小吉の三條泰子の婀娜な姿に惚れる。

「悪玉」青木義朗がなかなか。
中谷一郎の兄が泣かせて。

安部徹、玉川伊佐男、葉山良二に加え。
武藤章生が悪くなく若き日の和泉雅子の姿を確認。

美術に木村威夫、色彩計測に後の名キャメラマン前田米造の名前が。
音楽に真鍋理一郎。

落日」の意外な編曲も忘れずに。
不思議な音が混じっていて(たぶん映画オリジナル)。

協賛に「清酒日本盛」など。
「日本盛はよいお酒♪」というCMが懐かしい。
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