退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「学問アンソロジーのつまらなさと微妙な番組あるいは三連休」について

2017-09-29 02:04:49 | Weblog
くもりのち晴れ。夜風が冷たい。

「新編 日本のフェミニズム12 男性学」を読む。

冒頭の橋本治「蓮と刀」からの「男の子リブのすすめ」が圧倒的。
三十五年たってもその「衝撃」は変わらず。

「そうそう、こういう文体だったよね」と思って懐かしい限り。
エッジの効いた文章がすがすがしい。

その後読み進んで行くにつれて徐々に「テンション」が落ちるような。
これならむしろ「単著」の方がマシだったかもなどと。

それにしてもこの種の「アンソロジー」で面白いものが少ないのはなぜだろう。
個々にもっと魅力的な文章を選ばないとどうにも。

深夜「超絶 凄ワザ!」の「奇跡のヴェネチアン・グラスに挑め!」の再放送を観る。

風が吹いただけで揺れ動くワイングラスの「再現」を目指した回。
らせん状のステムが印象的。

その結果は成功で目出度いものの
番組の演出としては最後にヴェネチアに作品を持って行ってもらいたかったところ。

ただしよく考えると。

「伝説の職人」を敢えて傷つけないための「配慮」か。
物理からすれば「当然可能なこと」ではあり。

そういえば地元ヴェネチアの職人もそのような態度で話してはいた。
だとするとこれは「素人騙しの番組」かもしれず。

「メディアリテラシー」を発揮したはずのこの結論や如何に。
「職人にとっての当然」を「覆い隠して」成立させたのだとしたら微妙。

さて。

明日から三連休。
とはいえいつものように過ごすのみ。

どうやら老舗バーへは行けそう。
マスターにDVDと「海賊特集」のヴィデオを返却するつもり。

それ以外に特に予定はなし。
「買い物」などを手伝いつつ終わりそうな予感。
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