退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「厳しさと妖しさとややこしさ」について

2016-01-15 01:52:52 | Weblog
『晴れ。夜風が身に沁みる。

「ボビー・フィッシャーを探して」読了。

子どもに賭けてしまう親のエゴよ。
「チェス親」と呼ばれる彼らは大会になると紳士からゴロツキに変身する模様。

オリジナルは今から28年前に出ているらしいので
現在のアメリカのチェス界がどうなっているのか知りたいところ。

公園で賭けチェスをする風景の中にさまざまな人生が。
「時間切れ負け」を基本とする早指し専門のタイプなども。

神経戦が大きな要素になっているあたりが興味深い。
昔懐かしい「麻雀放浪記」におけるそれを思い出したりして。

「勝負事」の厳しさと妖しさをあらためて知った次第。

さて。

巷で大きなニュースになっているのが「SMAP解散」。

そもそもアイドルに興味などないけれど
「ジャニーズ事務所」という「権力」がひび割れたのにはふむふむ。

どこの世界においても「権力」が長続きするのはよろしくないし
「栄枯盛衰」は世の常でもある。

少なくとも「ジャニー喜多川」という人物によって
わが国の「女子の好み」が「限定」されるのにはもう飽きた。

そうでなくとも「ヤンキーあるいはホスト系」に人気がある土壌は相変わらずで
そのことにもいい加減うんざりしているのだけれど。』と書いて昨日は寝る。

晴れ。コートのボタンを留めたら案外寒くない。

岩田健太郎「医療につける薬 内田樹・鷲田清一に聞く」を読む。

楽しく読んで終わる。
鷲田清一が「語源」をよく使うのにふむふむ。

喫煙者としては案外タバコの話が多いのに驚いた次第。
確かにタバコに関してはヒステリックな反応が多いのは事実。

禁煙外来のCMでは寿命が十年縮まるとか。
長生きすることが「迷惑」なことも少なくないことを知っていただきたい。

控えめでないジジババについては特に。
自分がそうならないことも含めて。

「インフォームド・コンセント」がむしろいたずらに「素人」をのさばらせて
やたらに白黒つけたがる弊害もあるよう。

威張る専門家にも困るもののいずれどっちもどっち。
あらためて「中庸」であることの大切さを思うのみ。
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