退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

'23 GW3

2023-05-04 07:28:09 | Weblog
晴れ。汗ばむ陽気。

長島有里枝「『僕ら』の『女の子写真』から わたしたちのガーリーフォトへ」を読む。

なるほどこうして「女子」は勝手に「加工」されるのか。
そもそも「女の子写真」というのが気持ち悪く。

何でもかんでも「性的」にしか見ない男子だちよ。
その「歪み」には気をつけたいもの。

あるいは「従来」を「必須なもの」として。
いたずらに「新しいもの」を下に見る癖など。

実は「根拠のないこと」を「根拠」にしている愚も。
具体的な指摘には頭が下がるのみ。

「OBN=Old Boys Network」という言葉を思い出したり。
「既成」を疑うのを「基本」だとしないとどうにも。

松林宗恵「社長繁盛記」(’68)を観る。

三木のり平が谷啓に、フランキー堺が小沢昭一になっても。
「物語」には何の変化もなく。

宮口精二や浜木綿子、酒井和歌子が新たに参加。
藤原釜足、中村伸郎もちょいと(彼の植木のシーンでどうやら「再見」だとわかる)。

岡田可愛は「成長」して。
黒沢年男は相変わらず「騒々しく」。

引き続き「続・社長繁盛記」(’68)を観る。

前作同様に「名鉄」が「協賛」ゆえ。
犬山の「ライン下り」が登場したりする。

香川の栗林公園も。
「奥道後」の「アトラクション」は残念だが「貧しく」。

弱冠19歳の酒井和歌子の初々しいこと。
むしろ彼女をもっと登場させるべきではなかったか。

このシリーズ映画の内容こそがまさに「OBN」。
現代のわれわれも気をつけたいところ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする