退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

’16盆休み5

2016-08-16 00:32:23 | Weblog
晴れ。蒸し暑い。

早朝に起きてクインビーのマスターと友人の墓参りへ。

半年ぶりの近況報告はかなりハードな感じ。
労働時間も長く5キロくらい痩せたとのこと。

細かく対応しなければならない部分が少なくないようで
その割りに「クレーム」もあったりするらしい。

とりあえず身体を大切にしていただきたいもの。

久方ぶりに会ったお子と相撲を取り汗をかく。
両親の「生活ぶり」をあれこれ伝えてくれるので大いに笑う。

コメダで休憩した後送ってもらった駅でちょいと「お土産」を渡す。
活字を読まないそうなのでマンガを読んでもらいたい。

帰宅後シャワーを浴び涼んでいると
下の妹が昨日忘れた携帯を取りに娘を連れてやってくる。

仕方なく「神経衰弱」に付き合うことになり大人気もなく勝つ。
母親によると帰り際に「おぢさんとまた神経衰弱をやりたい」と言っていたそう。

いやはや。

子どもには好かれるものの肝心なところではそうでもなく。
残念な体質の持ち主ではある。

秋草鶴次「十七歳の硫黄島」を古本屋で100円で買って読む。

想像力があればあるほど息苦しくなる内容。
とりわけ暑さと臭いとあまりの喉の渇きにガソリンや軽油を飲んでしまう事実よ。

自らのケガもあって親友が手榴弾で自爆するのを止められない現実。
この「圧倒的な無惨さ」を知った上で「戦争」を語りたい。

「おわりに」の著者の言葉の「複雑さ」を十分に味わうこと。
人をこういう「場所」に追い込むことの「無情さ」を覚えておくべきか。

ヤン・コマサ「リベリオン ワルシャワ大攻防戦」(’14)を観る。

1944年ナチス・ドイツに占領されていたポーランドは
間近に迫ったソ連軍の介入に期待して「ワルシャワ蜂起」を行ったのだが。

数日で終わるはずの戦いに意気揚々と参加した若者グループの悲劇を描いた作品。
恋愛模様の「ユートピア演出」もあれば戦争の「ディストピア演出」もあり。

無造作に至近距離から撃たれて死ぬ場面や
病院で(!)死体が山と積み重ねられている映像などはさすがに腹にこたえる。

ポーランドという国に襲いかかった悲劇も只事ではないと思うことしきり。
今さらながらその事実を「世界遺産」としておきたいところ。

ラストシーンは「感慨」を生み出す仕組み。
それにしてもこの副題はいかがなものか。
コメント
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