快晴。やや風が吹く。
マーティン・ガードナー
「ガードナーの不思議な最終講義」を読む。
科学・疑似科学・数学・論理学・文学・宗教・政治に関するエッセイ。
興味深いものもあるけれど疑似科学との「お付き合い」の深さに驚く。
「超常現象の研究者」の中には真面目にやっている人々もいるが
どうやら「信じやすい人たち」でもあるらしい。
「バカバカしい」と一蹴しない著者の根気強さに感心した次第。
認めるべきものは認めるという姿勢は今となっては貴重なものか。
それと同時に欧米人たちの「神」に対する「執着」を再確認する。
「八百万の神」が基本であるわれわれには「一神教」のそれが不思議だったり。
もっともこちらにも「無条件の前提」があるのだから
「お互い様」というあたりが穏当かもしれない。
さて。
「熊本地震」は繰り返し起きる大きな余震が特徴で
揺れそのものはどうやら九州全土に広がっている模様。
被災地の人々の神経がもつのかどうかが心配なところ。
「安心して眠れる夜」が一刻も早く来ますように。
一瞬にして日常が非日常に変わる怖ろしさよ。
世界が残酷な裂け目を見せることを知っておこう。
「寿命」という短い時間感覚では計り知れない変動がある。
そのからくりを十全に知ることのできないわれわれは「謙虚」であるよりなく。
いたずらな「意味付け」をする前にその「事実」を。
できればそれを「共通前提」としたい。
マーティン・ガードナー
「ガードナーの不思議な最終講義」を読む。
科学・疑似科学・数学・論理学・文学・宗教・政治に関するエッセイ。
興味深いものもあるけれど疑似科学との「お付き合い」の深さに驚く。
「超常現象の研究者」の中には真面目にやっている人々もいるが
どうやら「信じやすい人たち」でもあるらしい。
「バカバカしい」と一蹴しない著者の根気強さに感心した次第。
認めるべきものは認めるという姿勢は今となっては貴重なものか。
それと同時に欧米人たちの「神」に対する「執着」を再確認する。
「八百万の神」が基本であるわれわれには「一神教」のそれが不思議だったり。
もっともこちらにも「無条件の前提」があるのだから
「お互い様」というあたりが穏当かもしれない。
さて。
「熊本地震」は繰り返し起きる大きな余震が特徴で
揺れそのものはどうやら九州全土に広がっている模様。
被災地の人々の神経がもつのかどうかが心配なところ。
「安心して眠れる夜」が一刻も早く来ますように。
一瞬にして日常が非日常に変わる怖ろしさよ。
世界が残酷な裂け目を見せることを知っておこう。
「寿命」という短い時間感覚では計り知れない変動がある。
そのからくりを十全に知ることのできないわれわれは「謙虚」であるよりなく。
いたずらな「意味付け」をする前にその「事実」を。
できればそれを「共通前提」としたい。