晴れのちくもり。明日は雨らしい。
スチュアート・ガルブレイス4世「黒澤明と三船敏郎」を半分読む。
それぞれの作品に対するアメリカの新聞・雑誌の評価にふむふむ。
もちろん「あたりはずれ」はある。
出演者たちへのインタビューの短い挿入もあり。
とりあえずどうまとまるのかは楽しみ。
それにしても分厚い本の造り。
「二段組み」にすることは考えなかったのだろうか。
左腕の「筋トレ」のつもりで明日も持ち歩く予定。
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー「恐怖の報酬」(’53)を久方ぶりに再見。
「マリオ」「ルイージ」などの名前はここからだったかと今更思った次第。
前半30分ほどの「設定描写」が19世紀の小説のように長すぎるような。
ニトロを運ぶ段になってようやく記憶通りの盛り上がり。
「そっけない死」の描き方がやはりポイントか。
イヴ・モンタンのマリオとシャルル・ヴァネルのジョーの「立場」の入れ替わりに注目。
フォルコ・ルリのルイージがそもそも「死期間近」だったことは忘れていた。
ペーター・ファン・アイクのビンバが「ナチの塩田」で3年間働かされていたことも。
「家訓」について語るあたりで「物語の定石」が見える。
パイプラインが切れて「オイル溜まり」が出来ているシーンがなかなか。
ただし昔観た記憶とずいぶん違っているのに驚く。
「エクソシスト」(’73)のウィリアム・フリードキンによるリメイクが初見だったはず。
そちらと混ざったせいということで。
リンダ役ヴェラ・クルーゾーのわかりやすい「ラテン系女子」も忘れずに。
彼女は監督の妻でもあり。
それにしても「苦痛と死」のイメージが溢れている印象。
ジョーのかつての同僚で石油会社の責任者オブライエン役ウィリアム・タッブスの声の「苦さ」よ。
油田火災の炎の凄味もあらためて。
この「煤けた世界」の味わいを知っておこう。
スチュアート・ガルブレイス4世「黒澤明と三船敏郎」を半分読む。
それぞれの作品に対するアメリカの新聞・雑誌の評価にふむふむ。
もちろん「あたりはずれ」はある。
出演者たちへのインタビューの短い挿入もあり。
とりあえずどうまとまるのかは楽しみ。
それにしても分厚い本の造り。
「二段組み」にすることは考えなかったのだろうか。
左腕の「筋トレ」のつもりで明日も持ち歩く予定。
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー「恐怖の報酬」(’53)を久方ぶりに再見。
「マリオ」「ルイージ」などの名前はここからだったかと今更思った次第。
前半30分ほどの「設定描写」が19世紀の小説のように長すぎるような。
ニトロを運ぶ段になってようやく記憶通りの盛り上がり。
「そっけない死」の描き方がやはりポイントか。
イヴ・モンタンのマリオとシャルル・ヴァネルのジョーの「立場」の入れ替わりに注目。
フォルコ・ルリのルイージがそもそも「死期間近」だったことは忘れていた。
ペーター・ファン・アイクのビンバが「ナチの塩田」で3年間働かされていたことも。
「家訓」について語るあたりで「物語の定石」が見える。
パイプラインが切れて「オイル溜まり」が出来ているシーンがなかなか。
ただし昔観た記憶とずいぶん違っているのに驚く。
「エクソシスト」(’73)のウィリアム・フリードキンによるリメイクが初見だったはず。
そちらと混ざったせいということで。
リンダ役ヴェラ・クルーゾーのわかりやすい「ラテン系女子」も忘れずに。
彼女は監督の妻でもあり。
それにしても「苦痛と死」のイメージが溢れている印象。
ジョーのかつての同僚で石油会社の責任者オブライエン役ウィリアム・タッブスの声の「苦さ」よ。
油田火災の炎の凄味もあらためて。
この「煤けた世界」の味わいを知っておこう。