もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

16歳になりました かりん&ぽち

2020-09-11 11:59:54 | かりん
先日の9月10日で、我が家のぽち&かりん兄妹がめでたく16歳となりました。

朝方、自力で出てきてキューキュー鳴いていたぽちの鳴き声で目を覚まし、
その後逆子で出てきたかりんを、大汗かきながら取り出したのがついこの間のことのよう。
(くわしくは、こちらこちらを)


0000000000.jpg
満足気に大切に守る母犬プーが常に寄り添い、
二匹はいつも、仲良く並んで寝ておりました。

生まれたては本当に小さく、まるでネズミのようで頼りげなく、
世話しているこちらがほんとにハラハラしっぱなしで、
お願いだから健康に育っておくれ!
と、日々切実に祈りながら過ごしていたものです。
それだけに、兄妹揃ってこうして16の誕生日を迎えれたことは心から嬉しい!

だから今でも子犬のとき同様に、こうして仲良く並んで寝ている姿をみたりすると、
もうこれ以上ないほどの歓びを覚えるのですよ。

IMG_2659_20200911100922663.jpg
「クークー」
「スヤスヤ~♪」


もちろん小型犬とはいえ16歳といえばもう十分すぎるほどのシニアさんで、
この二匹も今月めでたく大阪府から長寿犬の表彰を受けることとなりました。
これで我が家では、ぷー(享年18歳)、むく(享年17歳)、ぽこ(現在17歳と9か月)に続くこととなり、
お正月よりもめでたい慶事なのであります♪

とはいえ、さすがに体力的には若いころには程遠く、
以前のように日に数回、計4~6キロの様な散歩には出れなくなりましたが、
それでも、毎日往復1キロのコースを、みんなで仲良く歩いてお散歩に出れております。
16歳の兄妹揃ってこれってかなり優秀でしょう?

ほんと、丈夫に生んでくれたプーさんに感謝! (*^人^*)


そんなわけで、以下は今朝のお散歩。

DSCN0752_202009111009230d0.jpg
「さあ、出発!」
「え~、いやや~。」


元来運動嫌いのかりんは、家を出てすぐに帰りたがり自宅方向を見つめますが、
目の見えないぽちは、ひたすらリードのテンションを頼りに私の方に向くのです。
(ほんと、こういうとこもポチはお利口だ!)

で、しばらくはみんな揃って機嫌よく歩くのですが、
前述のように運動嫌いのかりんは、少し歩くとストライキ!
以前はこういう時は、なだめすかせて歩かせていたのですが、
最近は足腰と心臓が心配なので、こういう時は抱っこで対応。

DSCN0744.jpg
「うへへ♪ラクチ~ン♪」

う~ん、なんか以蔵の散歩を思い出す…


ですが、しばらく進んだのち、下におろして様子を見ると…
DSCN0746.jpg
「あ!下された!」

DSCN0739.jpg
「さ、行くで~!」
「え~、しゃあないなぁ~。」


と、しぶしぶながら歩を進めます。

じつはこう言う光景も少し安心できるところではあるのです。
だって、本当にしんどかったらこうはいかないでしょうから。

で、その後折り返し地点につき方向転換すると、
やはり以蔵たち同様家路は快調!

DSCN0748.jpg
「やった~!こっちはお家の方向や♪」
「行きしなもちゃんと歩かなあかんやん。」


と、二匹仲良く並んで軽快な足取りで家路につくのです。

そして、その後二匹揃って出勤し、先ほどの画像のように仲良く並んで寝て店番。

ああ、ほんと。
今年もこうしてこの子たちの誕生日を無事迎えられて何より。
それだけでもうお祝いだから、今はほんと何もいらないや。

そんなわけで、今のこの歓びを噛みしめつつこうして日記を綴っております。


さ、今晩も早く仕事を終えて、一緒にお布団でごろごろしような~♪

IMG_4090.jpg
「ごろごろ すやすや~♪」



200911 ぽち&かり16歳の散歩


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静かな寝室(わんこズ)

2020-09-10 09:26:33 | かりん
こんにちは。
なんだかんだありましたが、
相変わらず我が家はにぎやかで、毎日どたばた暮らしております。

そしてやはり、
わんこがいなくなってポッカリ空いた大きな穴を埋めてくれるのも、
やはりわんこ。

そんなわけで、ここのところの一番の楽しみは、
就寝前のひと時、わんこたちと寝室でのんびり過ごすこと。


IMG_4057.jpg

自由気ままに寝るかりん&ぽち兄妹

IMG_4065.jpg

夏場も乗り切り今日も元気な、ポコ17歳と8か月


でも、静かにせず、わははは!とにぎやかな面々も。

IMG_4031_20200909144721ad3.jpg
「ん?うちらのこと?」


そんなひと時を動画でどうぞ。

静かな寝室(わんこズ)
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以蔵のこと ~可愛さのかたまり!~

2020-09-07 12:17:18 | イゾー(以蔵)
さてさて、以蔵がやってきてからのことをあれこれ振り返りつつ綴っておりますと、
なんだか、あの子はいつもいつも病気やけがで大騒ぎしていたことに今更ながら気づかされます。
だからというわけではないのですが、
私たちは、気づくといつも以蔵を少し甘やかし気味になっており、
あの子もそれが心地よく一層甘えて、それがまた可愛らしくて…

だからいつもあの子はわたしたちのひざの上や腕の中♪

IMG_1495_20190918153619267.jpg
この抱き心地がたまらない♪

IMG_1492_20190918153719884.jpg
でしょ~? (「以蔵の近況」参照)

実際この子は本当にかわいくて、14歳というシニアさんになってもまだ、
お気に入りのおもちゃで、まるで子犬の様にウガウガとご機嫌で遊んでいました。

IMG_3081.jpg
「おもちゃ好きでも遊び方いろいろ (以蔵の場合)」参照)

これはぜひ下記の動画をご覧になっていただきたい!

以蔵おもちゃ遊び


また相変わらずのお散歩嫌いではあるものの、
それゆえに、帰り道のご機嫌走りとの対比が面白く、
そしてその動きのすべてが可愛らしくもあったから、
私はこの子と散歩に出るのがものすごく楽しくもあったのです。
ですので、ぜひこちらも動画をご覧になっていただきたい!

お散歩以蔵 くん

「夕陽の中の散歩」参照)

お散歩以蔵君

「帰り道は知ってるねん ~犬は方角がわかる~」参照)


そんなだから、私たちはこの子を目の中に入れても痛くないほどかわいがっていたのですが、
実はこの頃になると、もう二つ年上のポチを店に連れてくることが多くなっていたのです。
それといのも、以蔵同様失明しているばかりでなく、耳も鼻も弱くなり、
留守番ばかりさせているのがかわいそうであったから。
ですので、午前中はぽち、午後は以蔵という感じの交代制で店に連れてくることとなったのですが、
それまでは、お客さんが来れば足元でじっと大人しく待っていた以蔵が、
この頃は、必死でわたしの後追いをし、大騒ぎをするようになってきていたので、
さすがに困り9年目の2020年に入った頃には、以蔵は店に出ず留守番することとなりました。
まあ、その間家でおとなしく寝ていたようですが、やはりかわいそうだなと…

そんな時世界中を恐怖に陥れたコロナ禍が襲ってきたため、
私のお店もおおよそ1か月間の臨時休業を取りました。
この期間は自宅にこもりわんこたちと一日中一緒に過ごせたので、
不謹慎な話ですが、私たちにとってはとてもありがたく感じられました。

IMG_3745.jpg


無論以蔵は目を覚ますと一目散に私の方へ寄ってきて…

IMG_3618.jpg
ペロペロペロ♪

ああ、なんという幸せ…

この時は、この幸せがまだまだ続くと、
これが日常だと、
そう漠然と思っていたのです。



DSCN9484.jpg



ですが、現実はそんなに甘いものではなく、
このほんの数か月後、以蔵の体調に異変が起こり、
それは当初、単なるヘルニアからの痛みによるものだと思っていたらば、
事の重大さに気づく間もなく、あっという間にあの子とのお別れ。

その後になり、あれやこれやを悔やむ気持ちで胃がちぎれそうなほど痛んだり、
まだ先にあったかもしれない、あの子との生活を想像し息ができなくなったり、
街角でふと記憶が沸き上がり涙が出てきてしまったり…
何度も経験しているとはいえ、こればかりは慣れようがない。

でも、かなわぬことはかなわぬことで、過ぎた時間の巻き戻しは絶対できない。

だから私は毎回こういう時は、過去の思い出を一から振り返り、
共に過ごした時間を再度たどりなおすのです。
そうすると、そのとても幸せだった時間を噛みしめ噛みしめ、再認識できるので、
「そうか、あの子はうちで幸せに過ごしてくれていたよな…」
と、そう感じ、気持がふっと軽くなれるから。

つまり、いつもいつも言う話ですが、

共に過ごす時間を、地面に穴を掘るという行為に置き換えてみる。
するとにその終わりには、ぽっかり空いた大きな穴と、傍らには小高い土の山。
その穴は時間を失った悲しみで、その山は時間に得た幸せ。
それらは互いに関連しあっているから、悲しみが大きいほど幸せも大きいはず。
そこで、その土で穴を埋め戻してみたら、絶対平らにならず少し盛り上がる。
つまり、こういう時はいつだってトータルでいうと幸せの方が大きい!


今回こうして振り返ると、やはり私の穴ぼこはとても大きい。
でも山はもっと大きく、埋め戻してもまだまだ立派にそびえたつほどの大きな山が心にある。
その山は、とても豊かで黒々とし、こんもりとしてとても愛らしい。
まるで可愛らしさのかたまりのような大きな山。
そして、その山は、すでに私の心の中にある数多くの山々と見事に調和し、
堂々とそびえ立つ。

その山の名前は言うまでもなく
以蔵山

完全無欠の可愛らしさのかたまりであります。

CIMG9233.jpg


そういうわけで、数年前に作った曲を、
この子たちといつまでも一緒に楽しく過ごしたいと願って作った曲をご紹介して、
とりあえず以蔵のお話しの幕引きとさせていただきます。

僕はいつでも そばにいるから
いつもどこでも 横にいるから
どんなときでも すぐにいるから
いつもいつでも、いつになっても… *


006 -ポチイゾ



終わり



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以蔵のこと ~お散歩嫌いと、またもやヒヤッと!~

2020-09-05 09:45:12 | イゾー(以蔵)
とまあ、このような感じで3~5年目も波瀾万丈ながら楽しく過ごした私たち。
だからそういうこともあってか、以蔵君は以前にも増して甘えたさんになり、
そしてルックスもかなりぽっちゃりで、日々私の膝の上で昼寝の毎日♪

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だからでしょうか次第にお散歩に出るのを嫌がるようになり、
毎日毎回、私がそれをなだめすかし、
時には小脇に抱えて散歩に出るのが日課となってきました。

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「解せぬ……」
(ちなみに、帰り道は元気に小走りで歩きます。)

無論、そういう以蔵が以前の様にはしゃいで出られはしないかと、
白内障の手術も検討しましたが、結局は断念しました。
「以蔵の眼 その後…」参照)

そうはいうものの、いったん家を離れ公園などに行くと、
草木や地面の匂いを楽しんだり、ほかのわんこに挨拶をしたり、
と、とてもご機嫌でしたし、また帰り道などは小さな尻尾をぴんと上げ胸を張って、
驚くほど軽やかな足取りで転がるように駆け抜けておりました。

IMG_1724_20180328110243c54.jpg
「クンクンクン…」
見えなくなった分匂いにはより敏感で、しつこくなったようでした。

CIMG1179.jpg
「こっちにもあるックマ!」
「いっぱいあるよ!」

見えないのになぜかどんぐりのある場所を見つけては、
くまちゃんと一緒に執拗ににおいを嗅ぎまくったりも…
「ドングリの背比べ」参照)


IMG_7290.jpg
「こんにちは!こんにちは!」
体重差が一体何倍というほどの大型の子にも臆せずフレンドリーに挨拶し、
その後仲良くなるのがとても上手でありましたよ。


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「僕の場所はいつもかりんちゃんの横♪」
リーダー犬ポチのリーダーシップで見事に統率のとれた隊列!
以蔵は目が見えなくなってからは、特にかりんの横が定位置で、
つねに寄り添うようについて歩いておりました。
かりんは以蔵に甘かったので、それでよかったようでした。
「姉弟?」参照)

こんな感じで穏やかに過ごしていたのですが、
やはりそういうことがそう長く続かないのが以蔵であったのか、
この年もやはり、夜中に悲鳴を上げ動けなくなることが何度かあり、
その度病院へ走るものの、原因は特定できず、
こむら返りか、全身のひきつりかと推測するだけであったのです。
「夜中の悲鳴!」参照)

でも今になって思うと、この頃からあの子の体内で、
大きく危険な異変が始まっていたのかもしれません。

でも、まだこの時は、その都度その都度回復し、
自慢の大きなお鼻を押し付けてきては、
あれこれ催促したり甘えてきたりとご機嫌でありました。

IMG_9460.jpg
「でかくてカッコいいお鼻やねん!」
「以蔵のお鼻」参照)

ですが本当にトラブルは忘れた頃にやってくる、
8年目に突入した冬の日のこと。
帰宅してみると以蔵のカドラーが血まみれ!
だから大慌てで病院へ走り診ていただくと、右耳に小さな傷。
おそらくケンカに巻き込まれてできたであろう、
普通ならば全く問題ないような小さな傷(約5mm)。
ですが以蔵の血は固まらないので、出血が全く止まらいから命取り!
だからその後は時間外や休診日の緊急手術など、
病院の先生や看護婦さんには大いにお世話になりました。

DSCN2298.jpg
緊急手術を終えほっと一息中の私と以蔵
「またまた獣医さんへ走る」参照)

ですが、以蔵の血はやはり恐ろしい!
考えられるるあらゆる手段を講じてなお、この小さな小さな傷口がふさがるまでには、
怪我をしてからほぼ一月もかかってしまったのです。
いやほんと、この間実は私はかなり心が折れそうになっていたのですよ…

それでもいつもそのたびに、
この子のニコニコとご機嫌な笑顔に励まされていたのでした。

DSCN2353.jpg
「わはははは♪」

こんな感じで8年目は波乱の幕開けとなったのです。


つづく
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以蔵のこと ~発作と失明~

2020-09-04 10:45:45 | イゾー(以蔵)
さて、前回のお話しのように二年目は手術と止血に明け暮れた感のある、どっと疲れる年でした。
幸いその後は順調で、やれやれと安心しかけたちょうどそのころ。
3年目の夏の夜、以蔵の悲鳴とともに新たな問題が発生!
「大慌ての夜」参照)
幸いこの時は、足がつった程度の経度のものでしたが、
その後、ポコに襲われ今度は肉離れを!
年老いてこそ妖精さんのようなこの子も、昔は本当にイケイケの悪ガキだったのです。
「以蔵の悲鳴」参照)

結果こそ肉離れでしたが、当所は骨折の可能性もかなり高く、
もしそうであれば、例のように血の止まらない以蔵には、
手術をしてもしなくとも命にかかわる重大事。
ですので私はこの時、天寿というものについて真剣に考え、
「毎日毎日、過ごすその日々こそが天寿」
と思うに至り、その考えはそののちもずっと胸に秘めることとなったのです。
「以蔵と一緒♪ ~天寿のこと~」 参照)

実はこの時の不安を曲にしたのがこの歌です。
「雨雲の向こう側」



そうして何とか肉離れが治りホッとしたのもつかの間、
またもやあの子の悲鳴とともに判明したのがヘルニア!
「ヘルニア以蔵」 ・「ヘルニア再発」参照)

CA395308.jpg


それでも、その都度回復し、みんなと元気に散歩に出ては、
道々出会うお共たちとも仲良くあいさつを交わしておりました。

CA395343.jpg
「こんにちは~!」参照)

またチョコチョコした独特の歩き方からか、
このころには散歩中やたら声を掛けられたりする、人気者にもなっておりました。

トナカイムクと組んでサンタさんも頑張りました!
IMG_2438.jpg
「メリークリスマス」「サンタのお仕事」参照)

若い子からもモテモテでした
CA395393.jpg
「ちょっと恥ずかしい」参照)

特に、店から大好きなお家に帰るその姿は、まるで「嬉しさ」そのものが転がって走っているようで、
見慣れている私でも毎回とても楽しみにしておりました。


「喜び以蔵」参照)

ただこの頃から少しだけ気がかりがあったのです。

なんか、やけにものにぶつかることが増えてきたぞ…?
もしかしたら
目が見えにくくなってるんと違うか?


悪い予感とは当たるもので、うちに来て5年目の誕生日には、
右目が白内障で白く変わり、もうほとんど見えなくなっておりました。
「以蔵の眼と誕生日」参照

そして残る左目も、冬を待たず白くなり完全に失明してしまったのです。
CIMG0834.jpg
「見えなくとも…」参照)

それでも本人はあまり気にせず。
無論多少の不便はあるようでしたがあいかわらず家の中でも、
お散歩でも楽しく愉快そうに過ごしてくれておりました。
だから、こちらもその姿に救われ、そう悲観することなく、一緒に楽しく過ごせたのです。

そしてまた、そういう事情もあったため、
私は一層この子を甘やかし、この子もどんどん甘えたになってしまい、
もうこの頃にはすっかり私の膝の上には、
いつもこの子が乗っかているというような感じになっていたのです。

IMG_7834_2017092211565525d.jpg
ムフフ♪ (「以蔵の甘えた問題」 参照)


こうして3年目から5年目もいろいろあったものの、
以蔵と一緒に本当に幸せに過ごせました。

(*^人^*)


つづく
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以蔵のこと ~出血大騒ぎ!~

2020-09-03 10:28:40 | イゾー(以蔵)
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「ただいま、ミニミニ以蔵です♪」

お骨の横でちょこんとかしこまっているのは、フェルト製の以蔵君。
作ってくださったのはジム仲間のオジョーさん。
彼女は生前の以蔵とも何度かお会いしてくださっているので、
そのイメージで作ってくださったとのこと。
チョイと垂れ目気味のつぶらな瞳と、白い口周りがそっくり!

だから嬉しくて、昨日は家に戻るなり、即こうして並べて飾らせてもらいまいした。

(*^人^*) いつも本当にありがとうございます。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、前回のお話しのように嬉しい楽しいの一年目はあっという間に過ぎ去って、
二年目の春も同様に「わはは!」と笑って過ごしました。
そして夏前に以蔵は満を持しての去勢手術を受けることに。

ただこの子には「血小板減少症」という厄介な持病があるとのことだったので、
事前に血液検査をし、血小板の数もカウントしてみると問題のない状態でありました。
この病状は年齢とともに変化することもあるとかなので、
これなら安心と手術に挑んだのですが…

全く血が止まらない!

無論検査結果があったとはいえ、細心の注意で手術され成功したのに、
それでも3日間傷口からの出血は止まる気配がない!
(実は以蔵は血小板減少症ではなく、血小板の数が十分あっても、
それが役目を果たさない厄介な病気
であったのです。)

これには先生も驚かれ、「申し訳ない、こんな症状は初めてです…」
と、手術や止血にかかったもろもろの費用をすべて受け取ろうとなさりませんでした。
それでもこの時は、うちの元気バリバリチップちゃんの血を輸血することで何とか止血できたのです。
「以蔵の出血」参照)

ありがとうチップちゃん。
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いえいえ♪これであの子とは本当の血を分けた姉弟ね♪

この件で、以蔵の血の問題の重大さに衝撃を受けた私たちだったのですが、
その衝撃も冷めぬまま、こんどはその2か月後、なんと以蔵の腕に腫瘍ができてしまったのです!
しかもそれは血管が体内でスポンジ状に固まる血管腫というもので、
もしそれ以上大きくなり骨に巻き付き体内で破裂すれば、即命取り。

ですので、前回以上に慎重のうえにも慎重に、
具体的には、血を分けてもらえる大型犬を求め輸血の準備をしながらの手術。
ですので、私たちはご近所で大型犬を飼っておられるお宅を夫婦で訪問し、
事情を説明しつつ輸血のお願いにまわりました。
嬉しいことに数軒快諾なさってくれたので、
その中からまずは友人の愛犬「金太郎君」の血を確保。

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金ちゃん本当にありがとう!

それでも、事態はそう甘くなく、予想以上の出血と、
本当に先の見えない輸血、輸血の繰り返しで、血をくれるわんこもいなくなるほど。
(同じ犬からの輸血は抗体の関係で大変危険)
ですので、奥さんはこの時真剣に大型犬一頭を買うつもりになっておりました。

そして途中このような方からの激励を受けたり、
100718b.png
ご存知、松山千春さん

生死の境をさまよったり、
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「ほげ~」 (「以蔵の帰宅」参照)


そして何より、以蔵の頑張りで何とか死の淵を乗り越えることができました。
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「ぼくめちゃがんばったねん!」

こんな感じで、なんとか出血が収まり、そして無事チューブが抜け、
やっとこさ傷口がふさがったのは、
手術からなんと一月後!


それでも、些細なことで再出血するので、
ガードのためのエリザベスからは装着したままでのご機嫌顔♪
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「わははは!もう大丈夫~♪」


そしてその言葉通りその後は順調で、

あいかわらず大好きなベビーカステラを楽しんだり
CIMG9520.jpg
「はやくはやく!」

私の膝の上で一日寝て過ごしたり、
以蔵4
「すやすや~♪」

傷が完全に癒えた後は、このようにカッコよい姿に!
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「キリッ!ぼくもう大丈夫やねん!」


そしてまた元気にみんなとお散歩に出れるようになったのです。

00000000.jpg
「えっさ♪ほいさ♪」


こんな感じで涛の二年目はあっという間に過ぎ去ったのですが、
その間は文字通り生きた心地のせぬ日々でありました。

ですが、実は以蔵の持つ爆弾はこれだけではなかったのです。
その翌年にはまた更なるトラブルが!

つづく
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以蔵のこと ~出会いと大活躍~

2020-09-02 11:05:29 | イゾー(以蔵)
こんにちは。
しばらくお休みさせていただいておりましたが、そろそろ復活させていただこうと思います。
とはいえ、あまりにも突然最愛の以蔵が逝ってしまったので、
そのショックはあまりにも大きすぎ、私はここのところなんだかもう何もやる気が起こらず、
毎晩の食事の用意もやる気が起こらず、ここずっとレトルトや出来合いのもので済ましておりました。
ですがさすがにいつまでもそれではおれまいと、先日からよっこいしょと動き始め、
昨日は親戚宅の庭の草抜きなどをして大汗をかいてみたりしました。
それでもやはり、作業の合間合間に思い出すのは以蔵のことばかり。

そういうわけで、
それならばいっそ今日からしばらく以蔵の思いでを語らせていただこうと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以蔵が来たのは8年前(2012年)の春の日。
とある保護団体さんから、
「飼い主さんの再婚の都合で飼えなくなった子がいるのです。」
と、相談を受け、ちょうどそのころ黒プーのもこを喪っていた私たちは、
同じ毛色のその子を我が家に迎えることにしたのです。
ただし当初は一時預かりとして。
ですが、その姿を目にしてしまった私は、
「もこが帰ってきたみたいや…」
と一目で心奪われ、即我が家の一員として迎えることに。
「預かり犬を断念…」参照)

ですが初めてうちに来た時その姿は、
コロコロのもことは大違いで、ガリガリでまるでマッチ棒の様な姿!
また後膝の関節が固まってしまっているのか、おトイレもしゃがむことができない状態。
だから当初は、「一体どんなひどい環境で飼われていたのだろう?」
と、そう思いましたが、聞くと元の飼い主さんは母娘の母子家庭で、
特に当時中学生であった娘さんは大層かわいがっており、
手放す際もたいそう泣いていたと知り、
それなりにきちんと愛情をもって飼われていたのだと知り一安心しました。
それが証拠に、以蔵は来た時から非常に人懐っこく素直で、
またほかのわんこたちに対しても本当にフレンドリーですぐに家族に馴染むことができました。

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だから、いつか元の飼い主の娘ちゃんと会わせてあげることができれば、
と、そういう思いから以前の名前をそのまま使い、
こうしてネット上で掲載すれば、今の世代の子なら検索してたどり着くかもしれない。
そう考え、保護団体さんに問い合わせたところ、
「その子のもとの名前はイゾです。」と教えていただき。
いぞ?イゾ?と、名前の由来に悩んでしまい、
ならばいっそ「以蔵にしよう!」というわけで、我が家の以蔵君が誕生したのです。
(余談ですが、私の犬用ブログのカテゴリー欄の以蔵のところに、
「イゾー」とカタカナ書きしているはそういう理由からなのでした。)

また話は少々飛びますが、
実はのちに以蔵が私のお店の広告チラシに何度か登場するのですが、
商品と全く関係のない以蔵の写真をバーンと掲載していたのは、
「もしこの広告をもとの飼い主の娘さんが目にすれば…」
と、そういう期待が少しあったからなのです。

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そうして我が家の末っ子になった以蔵は、前述のように先住犬のみんなともすぐ馴染み、
そして私たち家族にもすぐ馴染み、大いに甘え、大いに楽しく過ごしてくれました。

またその中でも特に、なぜか私に以上になついてくれ、
起きている時のストーカーぶりはもちろんのこと、
寝ている間にも執拗に付きまとうので、
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こんな騒動(「以蔵のちんちん大騒動!」)もありました。


でも概ねご機嫌で絶好調!

ベビーカステラが好きすぎてカットも同じ形のベビカスカットになったり
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「あ!カステラや♪」


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「ぱくっ!♪」 「詳しくは、『ベビーカステラと以蔵』を♪」


イソップ物語ならぬイゾップ物語を実演したり、
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「イゾッブ物語」参照

必殺技を身に付けたり、
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「以蔵ロール」参照

こんな感じで楽しく自由に過ごすうちに、
針金の様だった体にも肉が付き、
また曲がらなかった後ろ足も自在に動くようになり、
秋頃になると、そこにはいつも元気に飛び跳ねる以蔵君の姿が!

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「ひゃほ~!」

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「わはははは!」


重量級のジョイと一緒に散歩に出ても遜色ないほどに。
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「行こかイゾ坊♪」
「うん、ジョイ兄ィ!」



そうして気づくとこのように…

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「きりり!見違えたでしょう?」

と、こんなにりりしくかっこよく!

だからすぐに、

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「おともだちもたくさんできたよ!」


ですが…


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「ん?今日も来たんか?」
「わはは!おっちゃんこんにちは♪」


あれ?

どこでどう間違ったか、体全体ふくっらしすぎに!
これじゃまるで「ふくらし粉」を入れ過ぎたベビ-カステラ…

(=^^=)ゞ



こんな感じで最初の一年は、本当に元気で楽しく、
そして賑やかで、笑いの絶えない一年間だったのです。
だからつい忘れてしまいそうになっていたのです。

前のお家で爪切りをした際出血し、
その血が数日間止まらなかったという話。
そう、この子は血が止まらない「血小板減少症」という持病を持っていたということを。

そして翌年はそのことで上を下へのお騒ぎになることは、
まだこの時は全く予想もしておりませんでした。

つづく






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